栄冠賞

From Wikipedia, the free encyclopedia

開催国 日本の旗 日本
主催者 北海道
競馬場 門別競馬場
第1回施行日 1976年9月27日
栄冠賞
開催国 日本の旗 日本
主催者 北海道
競馬場 門別競馬場
第1回施行日 1976年9月27日
2025年の情報
距離 ダート1200m
格付け H2
賞金 1着賞金500万円
出走条件 サラブレッド系2歳、ホッカイドウ所属
負担重量 定量(55kg)
出典 [1]
テンプレートを表示

栄冠賞(えいかんしょう)は、ホッカイドウ競馬で施行される地方競馬重賞競走である。テレビ北海道より優勝杯の提供を受けており、名称は「TVh杯 栄冠賞」と表記している。

条件・賞金等(2025年)

1976年に創設された、サラブレッド系2歳馬の重賞競走。ホッカイドウ競馬のグレードではH2に格付けされている。

施行時期は1999年以降6月下旬から7月初旬で定着しており、2歳馬による重賞としては地方競馬中央競馬を通じ、全国のトップを切って行われる。中央競馬で行われる函館2歳ステークス(GIII)へのステップレースにも位置づけられており(後述)、2012年以降はJRA認定競走(上級認定競走)としても施行されるようになった。

2008年までは主に旭川競馬場札幌競馬場で施行してきたが、2009年より門別競馬場に変更された。

負担重量は2010年から2023年まで54kgで、2024年から55kgとなっている。

かつては地方全国交流で行われていた時期もあったが、2023年からはホッカイドウ所属限定の条件に戻っている。

出走条件
サラブレッド系2歳、ホッカイドウ所属
負担重量
定量(55kg)
賞金等
賞金額は1着500万円、2着140万円、3着105万円、4着70万円、5着35万円[2]
スタリオンシリーズに指定されており、モズアスコットの次年度配合権利が優勝馬馬主への副賞となっている[2]

スタリオンシリーズ

スタリオンシリーズ競走に指定されており、以下の種牡馬の次年度種付権が優勝馬の馬主に副賞として贈られている。

函館2歳ステークスへのステップレース

本競走はホッカイドウ競馬所属の2歳馬が初めて迎える重賞であると同時に、JRA函館競馬場で行われる函館2歳ステークス(GIII)を目指すためのステップレースとしても位置付けられている。

2011年までは、当時JRA函館競馬場で施行されていた特別競走「ラベンダー賞(2歳オープン)」の北海道枠(原則4頭)として本競走の着順上位4頭が推薦順位の最上位となり、ラベンダー賞で2着までに入着すると函館2歳ステークスの出走権が与えられていた(地方所属馬のみ)。

2012年よりJRAの開催日程が変更されたことに伴いラベンダー賞は廃止され、本競走の勝馬とホッカイドウ競馬の上級認定競走(ウィナーズチャレンジ)の勝馬2頭を加えた地方所属馬3頭は函館2歳ステークスへ直接出走することが可能になった[3]

出世レース

本競走の優勝馬には、その後ホッカイドウ競馬や他地区・中央競馬などで活躍した馬がみられ、一部では「出世レース」と呼ばれることがある[4]

歴代優勝馬

優勝馬の馬齢は2000年まで旧表記、2001年以降は現表記。

Rは2歳コースレコード。

回数施行日開催地距離頭数優勝馬性齢所属タイム優勝騎手管理調教師
第1回1976年9月27日札幌1200m12頭コスモクイーン牝3北海道1:14.8原平佐藤邦茂
第2回1977年8月21日帯広1100m9頭オシヨロハヤテ牝3北海道1:08.6千島武司戸野塚郁郎
第3回1978年8月27日帯広1200m10頭ミスミネタカ牝3北海道1:15.2山下信雄林正夫
第4回1979年10月1日札幌1200m12頭タイトサクラ牡3北海道1:14.4原孝明久保旭
第5回1980年9月2日札幌1200m13頭トヨクラダイオー牡3北海道1:14.4原孝明成田春男
第6回1981年10月11日札幌1200m11頭テスコウルフ牡3北海道1:14.5松本隆宏鈴木亮平
第7回1982年9月19日札幌1200m15頭モミジビユーテイー牝3北海道1:14.9松本隆宏鈴木権四郎
第8回1983年9月18日札幌1200m14頭エスコート牝3北海道1:15.3原孝明佐藤二郎
第9回1984年9月16日札幌1200m7頭ウエスタンペール牡3北海道1:15.4松田路博三上茂
第10回1985年9月5日札幌1200m9頭トムロイヤル牝3北海道1:14.3佐々木一夫佐藤二郎
第11回1986年8月3日旭川1000m10頭ターブルキダ牝3北海道1:02.9米川昇西本博
第12回1987年7月30日旭川1000m10頭ヤマノフレアリング牝3北海道1:02.4米川昇鈴木英二
第13回1988年7月28日帯広1000m10頭ベストンダンデイ牡3北海道1:02.4松本隆宏鈴木英二
第14回1989年7月6日旭川1000m12頭ベストドリーム牝3北海道1:04.0村上正和三上茂
第15回1990年8月23日旭川1000m12頭ナスノホシジョー牝3北海道1:01.1松田路博石本孝博
第16回1991年7月4日旭川1000m11頭ミスシャクシャイン牝3北海道1:02.9安藝郁治石本孝博
第17回1992年7月2日旭川1000m11頭ホウセイターキン牡3北海道1:02.4國信満堂山芳則
第18回1993年7月6日岩見沢1400m12頭クラシャトル牝3北海道1:33.2柳澤好美後條雄作
第19回1994年8月17日旭川1500m11頭マサノチャーミング牝3北海道1:37.9藤倉寛幸鈴木英二
第20回1995年6月29日旭川1000m10頭アローエンペラー牡3北海道1:01.5坂下秀樹北川數男
第21回1996年7月3日旭川1000m10頭ダイジュセルシオ牡3北海道1:00.7坂下秀樹黒川武
第22回1997年8月14日旭川1000m12頭ロンガーワンダー牡3北海道1:03.2宮崎光行須藤三千夫
第23回1998年9月23日旭川1000m14頭オリオンザサンクス牡3北海道R59.9渋谷裕喜田部和則
第24回1999年7月1日旭川1000m14頭エンゼルカロ牝3北海道1:03.3櫻井拓章林正夫
第25回2000年6月29日旭川1000m14頭カネマサヘイロー牡3北海道1:01.4川島洋人鈴木英二
第26回2001年6月28日旭川1000m14頭アサティスダイオー牡2北海道1:01.7佐々木国明角川秀樹
第27回2002年7月3日旭川1000m13頭テツノッカ牝2北海道1:03.2渋谷裕喜田部和則
第28回2003年7月9日旭川1000m14頭シャンハイジャンプ牡2北海道1:03.7佐々木国明若松平
第29回2004年7月7日旭川1000m12頭アブソルートダンス牝2北海道1:01.2宮崎光行角川秀樹
第30回2005年7月6日旭川1000m14頭パフィオペディラム牝2北海道1:02.0川島洋人鈴木英二
第31回2006年7月5日旭川1000m13頭ヴィヴァチッシモ牝2北海道1:01.9坂下秀樹柳沢好美
第32回2007年7月4日旭川1000m12頭マサノミネルバ牝2北海道1:02.1五十嵐冬樹堂山芳則
第33回2008年7月8日旭川1000m8頭ネフェルメモリー牝2北海道1:01.8川島雅人米川昇
第34回2009年7月7日門別1200m15頭オノユウ牝2北海道1:14.2桑村真明角川秀樹
第35回2010年7月6日門別1200m13頭クラーベセクレタ牝2北海道1:14.1佐々木国明廣森久雄
第36回2011年7月5日門別1200m14頭ウィードパワー牡2北海道1:13.4川島洋人田中正二
第37回2012年6月28日門別1200m10頭シーギリヤガール牝2北海道1:14.1五十嵐冬樹齊藤正弘
第38回2013年7月2日門別1200m14頭ノットオーソリティ牝2北海道1:14.8服部茂史田中淳司
第39回2014年7月1日門別1200m14頭ティーズアライズ牝2北海道1:15.2松井伸也小野望
第40回2015年6月30日門別1200m12頭タイニーダンサー牝2北海道1:12.7桑村真明角川秀樹
第41回2016年6月30日門別1200m13頭バンドオンザラン牡2北海道1:14.9桑村真明角川秀樹
第42回2017年6月29日門別1200m13頭サザンヴィグラス牡2北海道1:15.1五十嵐冬樹川島洋人
第43回2018年6月28日門別1200m14頭イッキトウセン牡2北海道1:15.0吉原寛人林和弘
第44回2019年6月27日門別1200m11頭バブルガムダンサー牝2北海道1:14.4阿部龍角川秀樹
第45回2020年6月30日門別1200m13頭サイダイゲンカイ牡2北海道1:13.2服部茂史田中淳司
第46回2021年6月24日門別1200m14頭モーニングショー牡2北海道1:12.7阿部龍角川秀樹
第47回2022年6月28日門別1200m14頭コルドゥアン牡2北海道1:13.0石堂響米川昇
第48回2023年6月27日門別1200m8頭ストリーム牡2北海道1:14.6岩橋勇二田中淳司
第49回2024年6月19日門別1200m11頭ベラジオゼロ牡2北海道1:14.6岩橋勇二田中淳司
第50回2025年6月24日門別1200m8頭ベストグリーン牡2北海道1:13.4小野楓馬田中淳司

脚注

出典

参考文献

Related Articles

Wikiwand AI