利島村
東京都の村
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利島村(としまむら)は、東京都の島嶼部に位置する村。伊豆諸島北部の利島を区域とする。
→島については「利島」を参照

(2006年10月、東海汽船の船上より)


所属する郡はなく「東京都利島村」が正式な表記である。所管する東京都の支庁は大島支庁。大字が設定されず、住所は「東京都利島村◯◯番地」である。
概要
地理
歴史
人口
利島村(に相当する地域)の人口の推移
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| 総務省統計局 国勢調査より | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
村民の入れ替わりが激しく、島外出身者が8割を占めている[5]。
2020年国勢調査においては人口327人に対して、2015年時点で村外に居住していたのは102人(総人口の31.2%)にも及ぶため、3割がこの5年間に転入していることになる。一方、利島村を離れたのは76人であるので、社会増である状態となっている。
行政
村長
- 村山将人(むらやま まさと、任期:2029年11月30日まで)
議会
自治体交流
学校
- 利島村立利島小中学校 - 2024年4月から義務教育学校に移行。各学年3名程度。行事は地域密着型。伊豆諸島の他島や本土との交流も行う。
公共機関
産業
- 農林業 - 椿の栽培が盛ん。全島の80%を占める椿林から生産される椿油は、日本一の生産量を誇る。島内に多数の産業用モノレールが敷設されており、椿の実の収穫の際などに活用されている(産業用のため、一般人の乗車はできない)。
- 隣の大島町で売られている椿油も利島産のものが多い。農業生産者から集められた椿実を、島内の製油センターで搾油・精製し、農業協同組合が販売している。他にシドケやアシタバが生産・出荷されている。
- 以前は、サクユリという百合の栽培も盛んであった。現在でも球根の出荷は行われている。
- 利島産のサザエは非常に大きく「利島の大サザエ」と呼ばれ、島内では1個350グラム前後が標準サイズで、さらに大きなサザエになると1キログラム近いものが採れる。一般的に1個200グラムほどでも、特大サイズとして扱われているため、利島産がいかに大きいことがわかる。長年、イセエビやサザエが水揚げの主力だったが、気候変動による海水温や潮流の変化に伴い、近年はキハダやカツオ類の水揚げが増加傾向にある。
- サービス業 - 就労人口の65%を占める。観光業を中心とするが、伊豆諸島の他の島に比べると、交通の便に恵まれないこと、海水浴場や温泉といった観光資源がないことから、観光客の誘致には消極的である。島内に天然の砂浜は存在しないが、「カケンマ浜」と呼ばれる人工海浜がある。カケンマ浜は神津島・多幸湾から白砂を運び入れて造成し、毎年7月中旬から9月初旬頃まで海水浴を楽しむことができる。
- 2011年ごろから、御蔵島のものと思われるイルカが出没するようになり、観光客が増えている。
交通
海運


- 利島港
- 1981年に、大型船が接岸できる港として整備された。
- 風波の影響を受けやすく、冬場はジェット船はもちろんのこと大型客船の欠航も多い。
- 風波の影響緩和のため、1993年より防波堤を兼ねた西岸壁の整備を行っている。台風の被害を受けたため、当初計画より整備が遅れているものの、現在西岸壁には大型客船の暫定接岸が可能な状態である。
- 貧弱な港のためジェット船の就航率が極端に低く、年平均は約50%であるが、冬場は10%台になることもある。天候が安定する季節でも、利島のみが接岸できない場合を了解の上で乗船が求められる「条件付き出港」となる日が少なくない。大型客船の方が就航率が高いが、オフシーズンは週末のみしか運航されず交通事情が極めて悪い。その対策として、桟橋東側の泊地側からも防波堤を建設中である。
- 船が食料品を運んでくるため、村の広報誌には船の就航実績が毎月掲載され、島民の関心事となっている。
空運


陸運
- 村内に路線バス、タクシー業者はなく徒歩や宿泊施設の送迎が主な移動手段となる。一部宿泊施設ではレンタカーの貸し出しも行っている。
- 村内を通る都道 - 東京都道228号利島環状線
観光
- 東京本土からの交通の便が改善されたため、日帰り観光(ただし往路は船内で1泊)も可能であるが、村では「日帰り旅行はお勧めしません」としている。
- 宿泊施設は数軒ある(旅館が1軒、民宿が数軒)。いずれも電話予約が基本である。
- 島の緑の8割近くを占める椿の他に特段見どころは無く、伊豆諸島の中で、産業としての観光に依存する意識がもっとも希薄な島の一つである。そのため、観光客は驚きの目をもって島民たちに迎えられる。天候の良いときは富士山を眺めることができ、島の南側に設置された展望広場からの眺めは絶景で、利島より南側にある伊豆諸島の島々を眺めることができる。
博物館等
- 利島村郷土資料館
レジャー
年中通して釣り客が訪れる。椿の花の見頃には多くの愛好家がトレッキングに訪れる。キャンプおよび野宿は全島で禁止されており、御蔵島村のような村営バンガローはない。
勤労福祉会館内にボウリング場が併設されている。レーン数は2レーンで1ゲーム300円。たまにボウリング大会が開かれているが、普段は個人も含め利用者はあまりいない。
名物・特産品
出身有名人
政治・経済
スポーツ
- 寺田雄大 - (元 オービックシーガルズのラインバッカー、2020年に引退。)
