好摩駅

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IGRいわて銀河鉄道のいわて銀河鉄道線と、JR東日本の花輪線が乗り入れている。花輪線は当駅が起点であるが、すべての列車が片乗り入れの形でいわて銀河鉄道線盛岡駅まで直通する。

歴史的に、現在のいわて銀河鉄道線区間は、日本鉄道の路線として開業し、その後省線、国鉄を経てJR東日本へと経営母体は変わったが、常に東北本線の一部区間として管理されてきた。この間、各時代、各事業者によって単独管理されてきたが、2002年(平成14年)12月1日に、東北新幹線八戸駅延伸に伴い並行在来線が経営分離されると、東北本線の盛岡駅 - 目時駅間はいわて銀河鉄道線となった。

こうした歴史から、現在もJR花輪線の列車はいわて銀河鉄道線盛岡駅まで乗り入れており、連絡乗車券が発売されている。一方、JR花輪線といわて銀河鉄道線いわて沼宮内駅青い森鉄道八戸駅方面を当駅で乗り換える際には、連絡乗車券がなく、各社線ごとに乗車券を購入する必要がある。

東北本線の時代には、特急はつかり」や、急行よねしろ」・「十和田」などの優等列車も停車していた。

歴史

旧駅舎(2007年8月)

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅である。互いのホームは跨線橋で連絡している。IGRとJR東日本との社界は、駅北方にある花輪線のカーブ上にある場内信号機であり、境界標識は場合によってはグーグルストリートビューでも見ることができる。

IGRいわて銀河鉄道盛岡駅管理で、日中のみ駅員が配置される直営駅となっている。なお、JR時代は駅長配置の管理駅で、みどりの窓口設置駅であった。

駅舎には出札窓口のほか、IGRの自動券売機がある。JRは一部の区間(好摩からの花輪線と盛岡接続の東北本線主要駅)の乗車券のみ自動券売機で販売されており、花輪線の回数券定期券の取り扱いはない。

好摩駅周辺整備事業の一環として、2009年(平成21年)1月30日より駅舎の建て替え工事が行われ[5]、2011年(平成23年)5月15日に新たな橋上駅舎での営業を開始するとともに、駅の東西を結ぶ自由通路「ふれあい通路」や東口(バス・タクシー乗り場)が新設された[1]

花輪線の列車は当駅での乗務員引継ぎをせず、盛岡駅 - 当駅間もJRの乗務員(運転士・車掌)が担当している。

のりば

番線路線方向行先
1 花輪線 下り 大館方面[8]
いわて銀河鉄道線 上り 盛岡方面[8]
2 下り 八戸方面[8]
3 上り 盛岡方面[8]
  • 上り列車は、花輪線からの直通列車(おもに1番線を使用)を含む。

利用状況

IGRいわて銀河鉄道

IGRいわて銀河鉄道によると、2024年度(令和6年度)の1日平均乗降人員1,412人である[IGR 1]

2002年度(平成14年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗降人員推移(IGRいわて銀河鉄道)[注 1]
年度 定期 定期外 合計 出典
通勤 通学 合計
2002年(平成14年) 557 1,365 1,922 944 2,866 [IGR 2]
2003年(平成15年) 508 1,590 2,098 840 2,938 [IGR 3]
2004年(平成16年) 483 1,516 1,999 784 2,783 [IGR 4]
2005年(平成17年) 453 1,463 1,916 746 2,662 [IGR 5]
2006年(平成18年) 470 1,372 1,842 733 2,575 [IGR 6]
2007年(平成19年) 469 1,271 1,740 716 2,456 [IGR 7]
2008年(平成20年) 483 1,213 1,696 709 2,405 [IGR 8]
2009年(平成21年) 454 1,203 1,657 653 2,310 [IGR 9]
2010年(平成22年) 426 1,212 1,638 616 2,254 [IGR 10]
2011年(平成23年) 381 1,160 1,541 562 2,103 [IGR 11]
2012年(平成24年) 374 1,139 1,513 583 2,096 [IGR 12]
2013年(平成25年) 438 1,158 1,596 530 2,126 [IGR 13]
2014年(平成26年) 427 1,080 1,507 506 2,013 [IGR 14]
2015年(平成27年) 394 1,100 1,494 479 1,973 [IGR 15]
2016年(平成28年) 393 1,041 1,434 457 1,891 [IGR 16]
2017年(平成29年) 408 1,028 1,436 465 1,901 [IGR 17]
2018年(平成30年) 408 1,030 1,438 453 1,891 [IGR 18]
2019年(令和元年) 400 950 1,350 414 1,764 [IGR 19]
2020年(令和2年) 373 798 1,171 230 1,401 [IGR 20]
2021年(令和3年) 330 835 1,165 250 1,415 [IGR 21]
2022年(令和4年) 336 816 1,152 278 1,431 [IGR 22]
2023年(令和5年) 330 791 1,121 331 1,453 [IGR 23]
2024年(令和6年) 324 748 1,071 341 1,412 [IGR 1]

JR東日本

JR東日本によると、2024年度(令和6年度)の1日平均乗車人員368人である[JR 1](IGRいわて銀河鉄道からの連絡人員を含む)。

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移(JR東日本)
年度 定期外 定期 合計 出典
2000年(平成12年)     757 [JR 2]
2001年(平成13年)     715 [JR 3]
2002年(平成14年)     753 [JR 4]
2003年(平成15年)     927 [JR 5]
2004年(平成16年)     859 [JR 6]
2005年(平成17年)     776 [JR 7]
2006年(平成18年)     707 [JR 8]
2007年(平成19年)     681 [JR 9]
2008年(平成20年)     651 [JR 10]
2009年(平成21年)     631 [JR 11]
2010年(平成22年)     602 [JR 12]
2011年(平成23年)     619 [JR 13]
2012年(平成24年) 129 483 613 [JR 14]
2013年(平成25年) 121 481 602 [JR 15]
2014年(平成26年) 120 431 551 [JR 16]
2015年(平成27年) 105 439 545 [JR 17]
2016年(平成28年) 99 407 506 [JR 18]
2017年(平成29年) 100 408 508 [JR 19]
2018年(平成30年) 99 421 521 [JR 20]
2019年(令和元年) 87 397 484 [JR 21]
2020年(令和2年) 44 336 380 [JR 22]
2021年(令和3年) 50 349 399 [JR 23]
2022年(令和4年) 56 337 393 [JR 24]
2023年(令和5年) 70 325 396 [JR 25]
2024年(令和6年) 73 295 368 [JR 1]

駅周辺

東側

西側

その他

  • 石川啄木がこの駅から列車で上京した。啄木生家の現在の最寄り駅は渋民駅であるが、当時はまだ開業していなかった。
  • 1960年代終わりから1980年代半ばにかけて、客車と気動車とが併結された珍しい列車が運行され、当駅で切り離し作業を行っていた。客車(539列車)は沼宮内行き、気動車(927D)は花輪線に入って大館まで運転されていた。

隣の駅

IGRいわて銀河鉄道
いわて銀河鉄道線
渋民駅 - 好摩駅 - 岩手川口駅
東日本旅客鉄道(JR東日本)
花輪線(盛岡駅 - 当駅間いわて銀河鉄道線)
渋民駅 - 好摩駅 - 東大更駅

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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