烏帽子岳 (飛騨高地)

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標高 1,625.20[1] m
日本の旗 日本
位置

北緯35度56分2.41秒 東経136度59分52.69秒 / 北緯35.9340028度 東経136.9979694度 / 35.9340028; 136.9979694座標: 北緯35度56分2.41秒 東経136度59分52.69秒 / 北緯35.9340028度 東経136.9979694度 / 35.9340028; 136.9979694[1]

烏帽子岳 (飛騨高地)
西側の鷲ヶ岳から望む烏帽子岳、遠景は乗鞍岳と御嶽山(2008年3月23日撮影)
西側の鷲ヶ岳から望む烏帽子岳(2008年3月)
標高 1,625.20[1] m
日本の旗 日本
所在地 岐阜県高山市郡上市
位置

北緯35度56分2.41秒 東経136度59分52.69秒 / 北緯35.9340028度 東経136.9979694度 / 35.9340028; 136.9979694座標: 北緯35度56分2.41秒 東経136度59分52.69秒 / 北緯35.9340028度 東経136.9979694度 / 35.9340028; 136.9979694[1]

山系 飛騨高地
烏帽子岳 (飛騨高地)の位置(飛騨地方内)
烏帽子岳 (飛騨高地)
烏帽子岳(岐阜県)
烏帽子岳 (飛騨高地)の位置(中部地方内)
烏帽子岳 (飛騨高地)
烏帽子岳 (飛騨高地) (中部地方)
プロジェクト 山
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烏帽子岳(えぼしだけ)は、岐阜県高山市郡上市[注釈 1][2] にまたがる飛騨高地標高1,625.2 m[3][4]

約160万-110万年前のカラブリアン(前期更新世後半)に活動していた複成火山(火山名「烏帽子・鷲ヶ岳」)で、安山岩溶岩降下火砕物などからなる[5]。当火山は火山活動を休止して久しく、周辺河川の侵食により火口など火山地形はほとんど残されていない[6]。山頂には二等三角点(点名「奥住」、標高1,625.20 m)が置かれている[1]。山頂の北東1.2 kmの稜線上のピークに四等三角点(点名「床辺山」、標高1,552.48 m)が設けられている[1]

山名の由来は、南麓の郡上市の気良二間手などから眺めた山容が烏帽子のように見えることとされる[4][7]1586年天正13年)1月18日に発生した天正地震により、帰雲山西斜面の崩壊および帰雲城の埋没と同時に、当火山東麓の水沢上(現:郡上市明宝奥住水沢上)でも大規模[8]地すべりが発生した[9][10]。これは「水沢上地すべり」と呼ばれ、西俣川に崩落した土砂が河道を閉塞して天然のダムを形成し、集落が水没している[4]

宇治川の戦いに登場する名馬磨墨は、南麓の産といわれている[4]。北麓は一般的に「めいほう高原」と呼ばれ、めいほうスキー場、めいほう高原キャンプフィールドや牧場などの施設がある[11]ぎふ百山の一つ[12]

登山

一般に登山が盛んな山岳ではないため登山道は開設されておらず[7]、無雪期の登頂はヤブをこぐことになる[4]。積雪期にめいほうスキー場のリフトを利用し、山スキーや雪山登山に向かう人がいる[7]

地理

飛騨高地の南部に位置する[3]。山頂の南0.6 kmにある標高点1,595 mのピークは「気良烏帽子岳」と呼ばれている。

周辺の山

周辺の主な山を下表に示す(東西[3])。一色川を隔てて鷲ヶ岳と対峙し[4]、鷲ヶ岳の東2.5 kmに位置する[3]

【凡例】
山容 山名 標高(m)
[注釈 2][1]
三角点等級
基準点名[1]
烏帽子岳からの
方角距離km
備考
烏帽子岳から望む川上岳、右奥に乗鞍岳(2018年3月27日撮影) 川上岳[13] 1,625.49 一等
「兎馬場」
東北東 15.9
烏帽子岳から望むオサンババ(山中山)(2018年3月27日撮影) オサンババ 1,631.31 三等
「寺河戸」
北北東 2.6 別名「山中山」
北側の稜線から望む烏帽子岳(2018年3月27日撮影) 烏帽子岳[12] 1,625.20 二等
「奥住」
0
オサンババ(山中山)から望む鷲ヶ岳(2018年3月27日撮影) 鷲ヶ岳[14] 1,671.49 三等
「鷲ヶ岳」
西 2.5
白草山から望む白尾山(左)と烏帽子岳(右)(2018年3月3日撮影) 白尾山[15] 1,612.36 二等
「白尾」
西南西 3.2
オサンババ(山中山)から望む大日ヶ岳、東面にダイナランド(左)と高鷲スノーパーク(右)(2018年3月27日撮影) 大日ヶ岳[16] 1,709.00 一等
「大日ヶ岳」
西北西 16.3 ⚫︎

周辺の峠

周辺の主なを以下に示す[3]

  • 山中峠 - 標高約1,300 m[17]、北側の火山へと延びる稜線上の鞍部。山頂の北東3.8 kmに位置する。
  • 大洞峠 - 標高約1,140 m、南側の母袋烏帽子岳へと延びる稜線上の鞍部。山頂の南南西5.3 kmに位置する。

源流の河川

オサンババ(山中山)から望む烏帽子岳(画面左から続く山体)。中央右は御母衣湖。中央奥の三方山両白山地)から広がる庄川の上流域にあたる。

烏帽子岳は木曽川水系の分水嶺で、日本海側(高山市)と太平洋側(郡上市)にまたがる[3]源流から庄川長良川支流(a)が発し、それぞれ富山湾(日本海側)との伊勢湾(太平洋側)へ流れ下る[3]。この山は吉田川(同水系の長良川の支流)の源流でもあり、この地域で次の支流(b)にわかれる[3]

  • (a)一色川 - 庄川の支流
  • (b)西俣川、気良川 - 吉田川の支流

交通・アクセス

山域の東側に国道472号が、北側に岐阜県道452号惣則高鷲線が、西側に東海北陸自動車道がそれぞれ通る[3]

周辺の主な施設

北東斜面にあるめいほうスキー場のセンターハウス(中央)。右奥にめいほう高原野外音楽堂「ソノラシアター」が見える

山麓や周辺の主な施設を以下に示す[3]。各区分内は50音順。

スキー場
  • 一色国際スキー場[18](閉鎖) - 山域の北側、2007/2008シーズンまで営業。
  • めいほうスキー場 - 北東斜面の郡上市明宝にあるスキー場
牧場
  • 郡上市営水沢上牧場[19][20] - 北東山麓、春夏秋の間、めいほうスキー場のメインゲレンデを放牧に使う[11]
  • 飛騨共同模範牧場 - 山域の北側[21]
音楽ホールと付帯施設
  • めいほう高原野外音楽堂[22] - めいほうスキー場の南東側。野外音楽堂「ソノラシアター」では1990年平成2年)から例年夏に恒例のめいほう高原音楽祭を開催[25]
    • めいほう高原音楽の森[32] - 北東山麓にあり、自然遊歩道が整備されている。
温泉施設
  • 明宝温泉 湯星館 - 東山麓

烏帽子岳の風景

烏帽子岳からの眺望

残雪期の山頂部から、北アルプス御嶽山中央アルプス白山などを望むことができる[7]

参考文献

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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