真野 (神戸市)

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苅藻駅

 真野(まの)は、兵庫県神戸市長田区南東部に位置する地域である。兵庫運河および新湊川に挟まれた地域にひろがり、1965年から50余年にわたって「住民主体のまちづくり」が継続的に展開されてきた地域として知られる。

真野地区と真野のまちづくり

 真野は、神戸市長田区の南部に位置し、都心の三宮から西に5kmにある小学校単位に基づいた地区である。工場と住宅が立ち並ぶ住工混在のまちであり、長屋や路地からは下町的雰囲気を感じることができる。かつて、未整備な都市基盤や狭小な老朽住宅の密集等の居住環境の問題と、それに起因する住民の地区外流出の可能性を抱えていたこの地域は、地域コミュニティを基盤に弱者を守りながら、住民主体のまちづくりを進めてきた[1]

 真野のまちづくりは、1965年の公害追放運動を契機とした生活改善運動に端を発し、その後も、地域医療・地域福祉、都市計画と発展させながら今日に至っている。公害追放運動では、地域の多くの子どもたちがぜんそくにかかる中、地域が一致団結して、排煙や排水の垂れ流しを続ける工場と交渉し、立ち退きや改善を迫る活動を繰り広げた。1975年からは、ひとり暮らしの高齢者を支えるため、給食サービスや地域で購入したポータブル浴槽による入浴サービスを展開した。1978年からは、「住み続けられるまちを自分たちで作っていくために、神戸市と連携し、「真野まちづくり20年構想」を策定していく[2]。同時に、その推進組織として「真野地区まちづくり推進会」を結成し、都市整備を中心とするまちづくりを開始した。さらに、1995年の阪神・淡路大震災の際も、地域の力で火災を消し止め、救援物資を地域の隅々まで公平に分配する仕組みを素早く立ち上げた。緊急時のコミュニティの迅速な対応力と復興を住民が主体的に取り組むこのまちの有様から、地域コミュニティの重要性と有効性が指摘されている。2000年以降も、推進会や「ふれあいのまちづくり協議会」を中心に暴力団追放運動が展開された[3]

構成する町名

施設

交通

脚注

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