第43回東京優駿
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出走馬と枠順
馬齢は旧表記(当時の公式表記)で記載している。
- 芝2400メートル 天候・曇 馬場状態・良
| 枠番 | 馬番 | 競走馬名 | 性齢 | 騎手 | 人気 | 調教師 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | コーヨーチカラ | 牡4 | 領家政蔵 | 3人 | 田中良平 |
| 2 | ミヤリサンヒーロー | 牡4 | 小島太 | 9人 | 荻野光男 | |
| 3 | トウフクニシキ | 牡4 | 鎌田祐一 | 13人 | 小西喜蔵 | |
| 2 | 4 | ドウカンソロン | 牡4 | 山田要一 | 27人 | 小林勘治郎 |
| 5 | テンポイント | 牡4 | 武邦彦 | 2人 | 小川佐助 | |
| 6 | フェアスポート | 牡4 | 嶋田功 | 8人 | 藤本冨良 | |
| 7 | エリモファーザー | 牡4 | 大久保哲男 | 16人 | 大久保石松 | |
| 3 | 8 | トウショウボーイ | 牡4 | 池上昌弘 | 1人 | 保田隆芳 |
| 4 | 9 | アカネバンリウ | 牡4 | 矢野照正 | 23人 | 中村広 |
| 10 | ザグロス | 牡4 | 菅原泰夫 | 17人 | 仲住芳雄 | |
| 11 | ケイシュウフオード | 牡4 | 大崎昭一 | 出走取消 | 日迫清 | |
| 12 | トウカンタケシバ | 牡4 | 中野栄治 | 7人 | 浅野武志 | |
| 5 | 13 | ケンセカイ | 牡4 | 東信二 | 12人 | 田村駿仁 |
| 14 | クリアロハ | 牡4 | 岡部幸雄 | 14人 | 稲葉秀男 | |
| 15 | ゴールデンイサム | 牡4 | 森安重勝 | 26人 | 森安弘昭 | |
| 16 | ニッポーキング | 牡4 | 郷原洋行 | 6人 | 久保田金造 | |
| 6 | 17 | ヒロワイルド | 牡4 | 吉沢宗一 | 21人 | 佐藤正二 |
| 18 | ユザワジョウ | 牡4 | 小林常泰 | 22人 | 田中和夫 | |
| 19 | ムーンライトミスト | 牡4 | 田村正光 | 15人 | 梶与四松 | |
| 20 | クライムカイザー | 牡4 | 加賀武見 | 4人 | 佐藤嘉秋 | |
| 7 | 21 | タニノレオ | 牡4 | 小谷内秀夫 | 10人 | 戸山為夫 |
| 22 | シバススム | 牡4 | 武田悟 | 25人 | 夏村辰男 | |
| 23 | ジャンボキング | 牡4 | 菅野昭夫 | 20人 | 久保田金造 | |
| 24 | ボールドシンボリ | 牡4 | 柴田政人 | 5人 | 高松三太 | |
| 8 | 25 | サンダイモン | 牡4 | 稲部和久 | 18人 | 諏訪佐市 |
| 26 | カミノリュウオー | 牡4 | 中島啓之 | 24人 | 高橋英夫 | |
| 27 | ユウホープ | 牡4 | 福永洋一 | 11人 | 武田文吾 | |
| 28 | メルシーシャダイ | 牡4 | 吉永正人 | 19人 | 松山吉三郎 |
レース展開
27頭が出遅れなくスタートした直後に、トウショウボーイが、先頭集団より追い出されるような形で先頭に出たことで、その結果、通常とは異なり、逃げを打つ戦法に切り替えざるを得なかった。しかしこの位置に押し出されたことが、結果的には同馬にとっては逆に有利な展開となった。また、当時は第1コーナーまでに先頭より10番手以内に位置していなければ、東京優駿の優勝は難しいとされていた時代であった[1]が、先頭に立ったことで、同時に、ダービーポジションの確保にも成功することとなった。
トウショウボーイはその第1コーナーで先頭に立ったが、第2コーナーから第3コーナーまでの間、2番手から4番手につけていたアカネバンリウとユザワジョウ、また池上と同期の小島が騎乗していたミヤリサンヒーローの3頭にマークされながらも、そのまま第4コーナーの終わりまで、2番手に約1馬身から1馬身半の差を付けて、引き続き先頭を確保した。
第4コーナーに入って、アカネバンリウ、ユザワジョウとミヤリサンヒーローの3頭と入れ替わって、ニッポーキングとフェアスポート、メルシーシャダイの3頭が追い上げて来たが、トウショウボーイを捉えるにまでは至らなかった。
前年の第42回東京優駿で優勝したカブラヤオーに続いて、東京優駿での2年連続の逃げ切り勝ちが濃厚となった様に見えたものの、しかし直線に入り、フェアスポートを交わして2番手に上がって来たクライムカイザーが、直線の坂の手前で、内埒沿いに走っていたトウショウボーイの脚色が落ちてきた所へ、同馬に寄せて内側に入る形で差して先頭に立った。
クライムカイザーはトウショウボーイを一時は2馬身程度引き離したが、直線の坂を降りる途中で、池上の右鞭が入ったトウショウボーイが再度差し返しに掛かり、2分の1馬身程度差を詰めたものの、そのままクライムカイザーがゴールし、同馬が優勝した。
レース結果
達成された記録
- クライムカイザーに騎乗した加賀は、この競走の優勝が、東京優駿15回目の騎乗で初の制覇となった。