第43回東京優駿

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第43回東京優駿(だい43かいとうきょうゆうしゅん)とは、日本の中央競馬の旧・八大競走の一つである、東京優駿の第43回目の施行となった、日本の中央競馬での競走。第43回日本ダービーとも称される。

この競走は1976年5月30日日曜日東京競馬場の第9競走として施行され、発走は15時40分であった。また当時の1着賞金は5,000万円であった。

当初は28頭出走予定であったが、ケイシュウフオードが直前に出走取消したため、実際には1頭減の27頭で争われることとなった。

TTGの一角である競走馬で、第36回皐月賞を制覇したトウショウボーイが出走。同馬のみ単枠指定制度の適用出走馬となった。

他の有力馬では、テンポイントコーヨーチカラなどがこの競走に出走してきた。その一方、グリーングラスホクトボーイなどはこの競走には出走していなかった。

出走馬と枠順

馬齢は旧表記(当時の公式表記)で記載している。

芝2400メートル 天候・曇 馬場状態・良
枠番馬番競走馬名騎手人気調教師
11コーヨーチカラ牡4領家政蔵3人田中良平
2ミヤリサンヒーロー牡4小島太9人荻野光男
3トウフクニシキ牡4鎌田祐一13人小西喜蔵
24ドウカンソロン牡4山田要一27人小林勘治郎
5テンポイント牡4武邦彦2人小川佐助
6フェアスポート牡4嶋田功8人藤本冨良
7エリモファーザー牡4大久保哲男16人大久保石松
38トウショウボーイ牡4池上昌弘1人保田隆芳
49アカネバンリウ牡4矢野照正23人中村広
10ザグロス牡4菅原泰夫17人仲住芳雄
11ケイシュウフオード牡4大崎昭一出走取消日迫清
12トウカンタケシバ牡4中野栄治7人浅野武志
513ケンセカイ牡4東信二12人田村駿仁
14クリアロハ牡4岡部幸雄14人稲葉秀男
15ゴールデンイサム牡4森安重勝26人森安弘昭
16ニッポーキング牡4郷原洋行6人久保田金造
617ヒロワイルド牡4吉沢宗一21人佐藤正二
18ユザワジョウ牡4小林常泰22人田中和夫
19ムーンライトミスト牡4田村正光15人梶与四松
20クライムカイザー牡4加賀武見4人佐藤嘉秋
721タニノレオ牡4小谷内秀夫10人戸山為夫
22シバススム牡4武田悟25人夏村辰男
23ジャンボキング牡4菅野昭夫20人久保田金造
24ボールドシンボリ牡4柴田政人5人高松三太
825サンダイモン牡4稲部和久18人諏訪佐市
26カミノリュウオー牡4中島啓之24人高橋英夫
27ユウホープ牡4福永洋一11人武田文吾
28メルシーシャダイ牡4吉永正人19人松山吉三郎

レース展開

27頭が出遅れなくスタートした直後に、トウショウボーイが、先頭集団より追い出されるような形で先頭に出たことで、その結果、通常とは異なり、逃げを打つ戦法に切り替えざるを得なかった。しかしこの位置に押し出されたことが、結果的には同馬にとっては逆に有利な展開となった。また、当時は第1コーナーまでに先頭より10番手以内に位置していなければ、東京優駿の優勝は難しいとされていた時代であった[1]が、先頭に立ったことで、同時に、ダービーポジションの確保にも成功することとなった。

トウショウボーイはその第1コーナーで先頭に立ったが、第2コーナーから第3コーナーまでの間、2番手から4番手につけていたアカネバンリウとユザワジョウ、また池上と同期の小島が騎乗していたミヤリサンヒーローの3頭にマークされながらも、そのまま第4コーナーの終わりまで、2番手に約1馬身から1馬身半の差を付けて、引き続き先頭を確保した。

第4コーナーに入って、アカネバンリウ、ユザワジョウとミヤリサンヒーローの3頭と入れ替わって、ニッポーキングとフェアスポート、メルシーシャダイの3頭が追い上げて来たが、トウショウボーイを捉えるにまでは至らなかった。

前年の第42回東京優駿で優勝したカブラヤオーに続いて、東京優駿での2年連続の逃げ切り勝ちが濃厚となった様に見えたものの、しかし直線に入り、フェアスポートを交わして2番手に上がって来たクライムカイザーが、直線の坂の手前で、内埒沿いに走っていたトウショウボーイの脚色が落ちてきた所へ、同馬に寄せて内側に入る形で差して先頭に立った。

クライムカイザーはトウショウボーイを一時は2馬身程度引き離したが、直線の坂を降りる途中で、池上の右鞭が入ったトウショウボーイが再度差し返しに掛かり、2分の1馬身程度差を詰めたものの、そのままクライムカイザーがゴールし、同馬が優勝した。

レース結果

払戻

単勝式201,520円
複勝式20340円
8130円
251,380円
連勝複式3-6820円

達成された記録

  • クライムカイザーに騎乗した加賀は、この競走の優勝が、東京優駿15回目の騎乗で初の制覇となった。

エピソード

脚注

参考文献

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