第53回NHK紅白歌合戦

From Wikipedia, the free encyclopedia

NHK紅白歌合戦 > 第53回NHK紅白歌合戦
ジャンル 大型音楽番組
司会者  総合  三宅民夫アナウンサー
 紅組  有働由美子アナウンサー
 白組  阿部渉アナウンサー
出演者 出場歌手参照
ゲスト出演者参照
審査員 審査員参照
第53回NHK紅白歌合戦
会場のNHKホール
ジャンル 大型音楽番組
司会者  総合  三宅民夫アナウンサー
 紅組  有働由美子アナウンサー
 白組  阿部渉アナウンサー
出演者 出場歌手参照
ゲスト出演者参照
審査員 審査員参照
オープニング交響曲第9番 合唱付き』(作曲:ルードヴィヒ・ファン・ベートーヴェン)より『歓喜の歌
エンディング蛍の光
製作
制作 NHK
放送
音声形式ステレオ放送
(デジタル放送は5.1chサラウンドステレオ)
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2002年平成14年)12月31日火曜日
放送時間19:30 - 21:25
21:30 - 23:45
放送分250分
回数1
第53回NHK紅白歌合戦 公式サイト
番組年表
前作第52回(平成13年)
次作第54回(平成15年)
テンプレートを表示
第53回NHK紅白歌合戦
ジャンル 大型音楽番組
放送方式 生放送
放送期間 2002年平成14年)12月31日
放送時間 2002年平成14年)12月31日
放送局 NHKラジオ第1
テンプレートを表示

第53回NHK紅白歌合戦』(だいごじゅうさんかいエヌエイチケイこうはくうたがっせん)は、2002年平成14年)12月31日NHKホールで行われた、通算53回目の『NHK紅白歌合戦』。19時30分 - 21時25分および21時30分 - 23時45分にNHK生放送された。

放送まで

当日のステージ

  • オープニングは、一年の出来事を紹介する映像が総合司会の三宅のナレーションとともに紹介され、2002年の2つ目の0が地球になっており、地球からNHKホールの上空映像へクローズアップしていき、火花が散って開会が宣言された。
  • テレビ番組全般の出演自体が少なく、これまで紅白出場を辞退し続けてきた中島みゆき関西電力黒部川第四発電所黒部ダム)から中継出演して「地上の星」を歌い、放送前から注目を集めた。この時間帯が最高瞬間視聴率ビデオリサーチ社関東地区調べ)となった[6]。曲紹介時、有働との絡みはなかった。これについては、当の本人の「あっけらかん」さが表れるのが嫌だった、と中島本人が語っている[7]。また同曲の最中中島が2番の歌詞を間違えた[8][9]ことも話題となった。歌唱直前に同曲が主題歌となっている『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』のVTRと、同番組でナレーションを務める田口トモロヲの声が流れた。応援ゲストとして出演した爆笑問題太田光によると、田口のナレーションは生であり、楽屋も用意されていたという。当初は「初出場にして紅組トリおよび大トリでの登場」になるのではないかとも報道された[10]が、「締めの歌はNHKホールから送りたい」(チーフプロデューサーの並木正行)という理由により、紅組トリでの出演は見送られた[11]
  • 中島は「すごかったのは、(歌詞間違いをした)その瞬間、(歌詞の)テロップを消してくださったんですってね。すごいわ、NHK」とNHKの瞬時の対応を絶賛している。さらに、「ここまで行ったら止まって、ここまでいったら歩いて、一節歌ったらこっちを向いて、みたいな一応練習はしていたんですけど、あの少し前でハウッたんですの。音がモニターがキーンって。そこでちょっと血圧上がりましたね。『やべ』って思った瞬間に、歩いてはいけないポイントで歩いてたんです、私。止まってなきゃならないのに…。目の前でスタッフがワラワラ後ずさっていくんです。あっ!私、ここ止まってなきゃならないんだって思った瞬間、歌詞が…歌詞何って…って飛んだんです」と笑いながら歌詞間違いをした経緯を語っている。また、極寒の地での歌唱で「マイクが氷のように冷たいんです。気の毒だってんで(スタッフが)懐で暖めてくれたんですね。ありがたいことですね」と改めてスタッフの好意に感謝もしている[12]
  • 紅組トップバッターおよび先行トップバッターの藤本美貴のバックでは当時の藤本が所属していたハロー!プロジェクトの中で、同じく今回に出場していたモーニング娘。4・5期メンバー8人がダンスを披露した。なお、ハロー!プロジェクトからは他にも松浦亜弥が出場しており、紅白で初めてハロー!プロジェクトが紅組の3枠を使った。
  • 膳場が審査員の朝青龍明徳に「どちらが優勢でしょうか?」と振ったところ、「白星先行」との理由で白組と述べた。これに対し、有働は司会席から「(母国の)モンゴル相撲の衣装は赤じゃないですか」と返した。
  • 鳥羽一郎の歌唱時には、作曲・プロデュースを担当した宇崎竜童が、第38回1987年)以来15年ぶりに登場。鳥羽と共に「海よ海よ」を熱唱した。
  • 第2部の白組トップバッターおよび先行トップバッターを務めた氷川きよしのバックダンサーはパパイヤ鈴木とおやじダンサーズ
  • ポルノグラフィティ2002 FIFAワールドカップのNHK中継テーマソング 「Mugen」を歌唱。
  • 前川清の「ひまわり」歌唱時にはRAG FAIRがコーラスを担当した。
  • 第48回1997年)で紅白両軍の司会を務めた和田アキ子中居正広(当時SMAP)の2人を進行役に据え、出場歌手が輪唱をするコーナーが行われた。「静かな湖畔の森の影から」の輪唱シーンにおいて、SMAPの木村拓哉が「静かな湖畔の森の影から男と女の声がする」と歌い、和田が「ここNHKだよ」と言って木村を咎める一幕があった。
  • 第46回1995年)以来7年ぶりとなる小林幸子美川憲一の豪華衣装対決は美川が先行で推定3億円といわれる宝石をちりばめた衣装で登場。一方、小林は「氷の女王」と呼ばれる白を基調とした絢爛豪華な衣装での登場だった。2人の豪華衣装対決の後、感想を聞かれた審査員の市川海老蔵は「今まで白だったんですが、今の見たら…」と小林の圧倒的なパフォーマンスに驚きを隠せなかった。
  • 小林幸子美川憲一の豪華衣装対決の後は、平井堅CHEMISTRY → 中森明菜 → 安室奈美恵と白白紅紅の順で歌った。
  • 平井堅は「大きな古時計」のモデルになった時計のあるアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国マサチューセッツ州から中継で歌った。
  • 安室奈美恵がこの年に彫った刺青ノースリーブ姿で露出させて歌ったところ、視聴者から苦情が殺到した。これを受けて、翌年の第54回以降、刺青のある出演者は刺青が露出しない服装にするか、化粧などで刺青箇所を塗り隠さなくてはならなくなった。安室は第54回も出場したが、この時はノースリーブ姿で刺青をファンデーションで塗り隠して歌った。
  • SMAPは同リーダー・中居正広のソロから入る特別アレンジの「freebird」に「夜空ノムコウ」のサビを入れたSPメドレー「freebird '02」を披露した。
  • 谷村新司の「昴-すばる-」の歌唱時には、中華人民共和国の旗 中国出身の二胡奏者チェン・ミンが参加した。
  • ショーコーナーでは、特別ゲストの柴矢裕美が「おさかな天国」を、北島三郎が『おじゃる丸』の主題歌「詠人」を歌った。
  • 紅組トリは出場25回を果たした石川さゆりの「天城越え」。
  • 白組トリおよび大トリは五木ひろしが務め、この年の母親の死去後、歌唱を封印していた「おふくろの子守唄」を涙を浮かべながら歌った。
  • 曲順発表前、『スポーツニッポン』(12月19日付)がトリ人選について、「白組トリおよび大トリは五木で内定。紅組トリは石川を中心に人選が進められているが、大逆転で中島みゆきの可能性もある。中島が紅組トリの場合、白組トリも谷村ら他のベテランも急浮上の可能性がある」と報じた[13]。曲順発表時、並木プロデューサーはトリ選考に関し、「家族、ふるさと、親子関係などがあらためてクローズアップされた1年。五木の「“おふくろの子守歌”」で締めるのが最もふさわしいと考えた」と説明。石川の「天城越え」は視聴者アンケートでの人気が極めて高かったとした[14]
  • 優勝は紅組。有働は前回のリベンジを果たす格好となった。
  • エンディングの「蛍の光」では、いつもステージの端でタクトを振っている指揮担当の宮川泰をステージ中央に迎えた一幕があり、そのまま最後まで中央の司会者の前で指揮を務め上げた。なお、バックコーラスは今回を最後に第56回2005年)まで登場しなくなる。
  • 第2部の平均視聴率は、47.3%(関東地区・ビデオリサーチ社調べ)であった。なお、今回初めて民放の番組に年間視聴率1位の座を明け渡すこととなった[注 2][注 3]。以後も年によっては民放の番組にその座を奪われることもある。
  • 第54回における両組司会は有働・膳場、阿部・高山哲哉の体制となる。今回審査員リポートを務めた膳場・高山は事実上の昇格という形になった。また有働・阿部が翌年も組司会を続投した一方、三宅は今回を最後に一旦総合司会を退いた(翌年の総合司会は後輩の武内陶子に交代。三宅は第57回2006年)で総合司会に復帰している)。
  • 第51回から復活していた審査員リポートは今回を最後に再び撤廃された。第54回以降、審査員の紹介や彼らへのインタビューは司会者が行う体制に戻った。
  • 今回中継先から歌手が歌唱する演出が第41回1990年)以来12年ぶりに復活。

司会者

メイン演奏

審査員

大会委員長

  • 板谷駿一・NHK放送総局長

出場歌手

      紅組      白組      企画      初出場      返り咲き

第1部
曲順 歌手名 曲目
1 藤本美貴 ロマンティック 浮かれモード
2 w-inds. NEW PARADISE
3 BoA VALENTI
4 RAG FAIR 恋のマイレージ
5 ZONE 2夢ノカケラ・・・
6 キンモクセイ 二人のアカボシ
7 山本譲二 11おまえと生きる
8 田川寿美 4女人高野
9 堀内孝雄 14かくれんぼ
10 藤あや子 11流氷恋唄
企画 憧れのTVヒーロー&ヒロイン50年ショー
11 TOKIO 9花唄
12 松浦亜弥 2Yeah! めっちゃホリディ
13 KICK THE CAN CREW マルシェ
14 華原朋美 4あきらめましょう
15 DA PUMP 5RAIN OF PAIN
16 hitomi 2SAMURAI DRIVE
17 鈴木慶江 私のお父さん
18 ジョン・健・ヌッツォ マリア
19 モーニング娘。 5ここにいるぜぇ!そうだ! We're ALIVE 2002 Ver.[15]
20 Gackt[16] 212月のLove song
21 長山洋子 9めぐり逢い
22 鳥羽一郎 15海よ海よ
23 小柳ゆき 3Lovin' you
24 BEGIN 島人ぬ宝
25 中村美律子 10河内おとこ節
26 森進一 35運河
第2部
曲順 歌手名 曲目
27 氷川きよし 3きよしのズンドコ節
28 島谷ひとみ 亜麻色の髪の乙女
29 ポルノグラフィティ 2Mugen
30 浜崎あゆみ 4Voyage
31 ゴスペラーズ 2星屑の街
32 夏川りみ 涙そうそう
33 アルフレッド・カセーロ 島唄
THE BOOM 2
34 Every Little Thing 6UNSPEAKABLE
企画 歌で遊ぼう!紅白Ring Show
35 前川清 12ひまわり
36 川中美幸 15貴船の宿
37 美川憲一 19湯沢の女
38 小林幸子 24雪泣夜
39 平井堅 2大きな古時計
40 CHEMISTRY 2My Gift to You
41 中森明菜 7飾りじゃないのよ涙は
42 安室奈美恵 8Wishing On The Same Star
43 SMAP 11freebird '02〜夜空ノムコウ[注 5]
44 中島美嘉 WILL
45 谷村新司 15昴 -すばる-
46 中島みゆき 地上の星
47 香西かおり 11津軽じょんから節
48 細川たかし 28津軽山唄
49 和田アキ子 26抱擁
50 さだまさし 14精霊流し
51 天童よしみ 7あんたの花道
52 北島三郎 39帰ろかな
53 石川さゆり 25天城越え
54 五木ひろし 32おふくろの子守唄

「憧れのTVヒーロー&ヒロイン50年ショー」の曲目・歌手は次の通り。

選考を巡って

その他

ゲスト出演者

演奏ゲスト

関連番組

ラブ紅白
放送:総合 随時
あなたが選ぶ思い出の紅白 感動の紅白![26]
放送:BS2 2002年12月29日 17:00 - 18:59
司会:水前寺清子コロッケ宮本隆治黒崎めぐみ
出演者:石川さゆり、氷川きよし、山本譲二

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI