2003年の横浜ベイスターズ

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2003年の横浜ベイスターズ
成績
セントラル・リーグ6位
45勝94敗1分 勝率.324[1]
本拠地
都市 神奈川県横浜市中区
球場 横浜スタジアム
球団組織
オーナー 砂原幸雄
経営母体 TBS
監督 山下大輔
スローガン
Start afresh and Strive 一新・躍進
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2003年の横浜ベイスターズ(2003ねんのよこはまベイスターズ)では、2003年横浜ベイスターズの動向をまとめる。

この年の横浜ベイスターズは、山下大輔監督の1年目のシーズンである。

外様の森祇晶前監督で失敗した反省から、チームOBの山下大輔がこの年から監督に就任。山下新監督は慶応の先輩江藤省三をヘッドコーチに招聘。エース候補として福岡ダイエーホークスからFA宣言していた若田部健一、主軸打者として現役メジャーリーガーのスティーブ・コックス、トレードで中嶋聡デニー友利、ドラフトで村田修一加藤武治を獲得する大型補強を敢行し、「大ちゃんス打線」と銘打った攻撃優先オーダーで開幕を迎えた。

開幕戦こそ吉見祐治の好投で阪神タイガースに勝利し白星発進したが、その後は投打が噛み合わず4月末時点で5勝20敗の勝率2割。補強した選手の殆どが戦力にならず、4月25日以降は最下位から抜け出せなかった。このシーズンは阪神が首位を独走するなか対阪神戦16連敗を含む6勝22敗と完全にカモにされた。その阪神戦の大型連敗期間中の試合後佐伯貴弘は何度も涙を流した。

打撃陣では、新外国人のタイロン・ウッズが打率.273、40本塁打(本塁打王のタイトルを獲得)、87打点と大活躍して4番打者に定着、さらにルーキーの村田修一が25本塁打をマークするなどチーム本塁打数は前年の97本から192本(リーグ2位)に倍増。鈴木尚典は打率.311、19本塁打と復活し、金城龍彦も打率3割、16本塁打と復調した。だがその一方で、チーム打率.258、三振数1,110(共にリーグワースト)、チーム得点はリーグ5位と粗い攻撃が最後まで解消されることはなかった。投手陣ではクリス・ホルトドミンゴ・グスマンらが奮闘するも、チーム防御率4.80、失策数114(共にリーグワースト)、チーム最多勝はドミンゴの8勝で斎藤隆が6勝、三浦大輔が5勝、吉見が3勝、若田部が0勝、2桁勝利投手0人とシーズンを通して不調であった。また新守護神として獲得したマット・ホワイトサイドが成績不振で7月に解雇されたため、同時期に起用法を巡って中日ドラゴンズを退団したエディ・ギャラードを7月28日に獲得。トレード期限の6月30日を過ぎての珍しい移籍となった。抑えはデニーなど起用したが固定できなかった、

最終的には45勝94敗1分の借金49と惨憺たる成績に終わり、優勝した阪神と42.5ゲーム差、5位の広島東洋カープにも22ゲーム差をつけられたうえ全球団に負け越し、2年連続の最下位に終わった。シーズン90敗以上は1970年のヤクルトスワローズ以来、NPBでは33年ぶり。オフには遠藤一彦森繁和両投手コーチが投手陣崩壊の責任を取り辞任。更に福盛和男矢野英司とのトレードで大阪近鉄バファローズから門倉健宇高伸次を、横山道哉とのトレードで日本ハムファイターズから野中信吾を獲得した一方、金銭トレードで中嶋聡を日本ハムへ、竹下慎太郎を阪神へ放出する計4件のトレードを敢行した。

神奈川新聞』記者の石橋学は当時のベイスターズのチーム事情について、ベテランがミスに笑みを浮かべており、それを咎める首脳陣や選手もいない状況であり、球団に対し5年前の1998年にセ・リーグ優勝を達成した際のイメージを持っていた新人選手がそのようなチームの実情を目の当たりにして絶望し、連敗中のナイトゲーム終了後に自身に対し「一体、どうなっているんですか。ベイスターズってこんなチームだったんですか」と吐露していたことや、自分を含む記者たちの間でも「ベイスターズは100敗するか」という話題が出るようになり、取材に勝敗数を計算するための電卓が欠かせなくなったと述べている[2]

横浜ベイスターズの当年及び近年のシーズン成績
最終成績














O
P
S





2003 リーグ6位6位14045941.324563725.2581926878392.7374.80890山下大輔
2002 リーグ6位6位14049865.363472620.2409765110379.6434.091981森祇晶
2001 リーグ3位3位14069674.507560596.2679480151559.7223.8228112森祇晶
2000 リーグ3位3位13669661.511576559.2771036561489.7383.921158権藤博
1999 リーグ3位3位13571640.526711639.2941407457488.7994.441577権藤博
1998 日本一優勝13679561.585642524.2771006368531.7513.49870権藤博
1997 リーグ2位2位13572630.533572548.27310587132596.7603.70778大矢明彦
1996 リーグ5位5位13055750.423571660.2708585133544.7354.672576大矢明彦
1995 リーグ4位4位13066640.508562588.26111460106544.7384.37964近藤昭仁
1994 リーグ6位6位13061690.469543535.2611073696525.7333.761370近藤昭仁
1993 リーグ5位5位13057730.438477544.2498769107507.6933.831566近藤昭仁

チーム成績

レギュラーシーズン

オーダー変遷
開幕:3/285/16/17/18/19/2
1 石井琢朗 金城龍彦金城龍彦金城龍彦金城龍彦金城龍彦
2 種田仁 小川博文内川聖一石井琢朗石井琢朗内川聖一
3 鈴木尚典 鈴木尚典鈴木尚典鈴木尚典多村仁多村仁
4 T.ウッズ T.ウッズT.ウッズT.ウッズT.ウッズT.ウッズ
5 小川博文 佐伯貴弘コックス佐伯貴弘古木克明種田仁
6 古木克明 村田修一村田修一村田修一鈴木尚典村田修一
7 金城龍彦 石井琢朗古木克明古木克明万永貴司石井琢朗
8 中嶋聡 中村武志中村武志中村武志相川亮二相川亮二
9 吉見祐治 ドミンゴ三浦大輔ホルト秦裕二川村丈夫

[3]

2003年セントラル・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 最終成績
1位 阪神-- 阪神-- 阪神-- 阪神-- 阪神-- 阪神--
2位 ヤクルト2.0 巨人8.0 中日12.5 中日17.5 巨人16.0 中日14.5
3位 巨人2.5 中日8.0 巨人8.5 ヤクルト19.0 中日17.5 巨人15.5
4位 中日2.5 ヤクルト9.5 ヤクルト14.0 巨人19.5 ヤクルト18.5 ヤクルト
5位 広島3.0 広島11.5 広島17.0 広島22.0 広島19.5 広島20.0
6位 横浜11.0 横浜20.0 横浜30.0 横浜39.0 横浜42.5 横浜42.5
2003年セントラル・リーグ成績
順位球団勝率
優勝阪神タイガース87512.630--
2位中日ドラゴンズ73661.52514.5
3位読売ジャイアンツ71663.51815.5
3位ヤクルトスワローズ71663.51815.5
5位広島東洋カープ67712.48620.0
6位横浜ベイスターズ45941.32442.5

オールスターゲーム2003

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金城龍彦

選手・スタッフ

表彰選手

ドラフト

出典

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