Gamate
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概要
Watara SupervisionやMega Duckなどのゲーム機と同じく、任天堂のゲームボーイ(1989年発売)の影響を受けた「類似品」携帯ゲーム機の一つ。
当初は台湾発の携帯ゲーム機として期待されていたのか、台湾のゲーム雑誌[1][2]、テレビCM、果ては海賊版のファミコンのin1カセットの裏面[3] など至る所に広告を出していたが、売れ行きはゲームボーイが当時の台湾で既に人気を博していたこともあり、商業的には失敗に終わり、Bit Corporationは1992年に営業を停止した。サードパーティが付かず、この時期はBit Corporationがソフトを独占的に供給していた。台湾版の初期型Gamateにバンドルされた『Cube-Up』(『テトリス』のパチモノ)など、初期のソフトは全てパチモノである。
Bit Corporationは海外への輸出を積極的に行っており、輸出先の国でも代理店を通じてGamateの広告を展開し、アメリカではAlston社が、イギリスではCheetah Marketing社が販売していた。しかし、これらも商業的には失敗に終わり、中国以外の販売代理店のほとんどは1992年から1993年頃にはGamateから撤退した。[4]
Bit Corporationの営業停止後も、UMCはGamate本体とゲームソフトの生産を継続し、UMCの子会社である敦煌科技(Funtech)の名義で販売を継続した。この頃にはある程度のオリジナル性があるゲームもリリースされ始めたが、売上げは上がらなかった。本体裏面に貼られたシリアルナンバーからの推測によると、1993年には製造を終了した模様。台湾での販売は1994年まで続けられた。
ハードウェア
仕様
- CPU : UMC UA6588F (初期) /NCR 81489 (後期) (いずれもMOS 6502カスタム)
- RAM : 16KB
- ROM : 2KB
- ソフト : カートリッジ式 (PCエンジンのHuCARDに似た形のカードROMカセットで供給された。)
- 画面 : 128x96 LCD、4階調モノクロ
- サウンド : 不明 スピーカーはモノラル出力だが、付属のイヤホンを使うことでステレオ音声になる。
- 電源:単3形乾電池4本 / 専用電源アダプター
- 通信ポート:シリアル通信ポート搭載 (別売りの通信ケーブルで対戦プレイが可能)
- 駆動時間 : 20 時間
カラーバリエーション
- 黒
- 白(台湾、中国版のみ)
の2種類がある。
周辺機器
| 名称 | 備考 |
|---|---|
| ステレオイヤホン | 本体同梱品である。イヤホン端子に接続して使用できる。本体スピーカーではモノラルだったサウンドをステレオで聴ける。 |
| 6V ACアダプター | 本体同梱品である。電池なしでGamateに電源を供給する。 |
| 通信ケーブル | 2台のGamate本体(通信対応のソフトも2つ必要)の拡張端子同士を接続して、通信対戦を可能になる。 |
ソフトウェア
Gamateのゲームの特徴はテトリスやロードランナーなどのクローンゲームや他社の著作物を部分的に引用している山寨ゲームが多い。しかしオリジナルのゲームもいくつか開発している。現時点で72本のゲームが確認されているが、これらのゲームの情報が少ないためまだ未確認のゲームがあると思われる。また、Bit CorporationとUMC以外でGamateのゲームの開発に関わっているメーカーは少なくともGamtecとHengmao Electronicsが開発していることが判明している。[5]
各国の代理店違い
台湾、中国以外では、地元の販売代理店を通してアメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ圏、オーストラリアでも名前を変えてない発売されていた。
- 台湾:誠明企業→敦煌科技(超級小子)
- 中国:中穎電子(超级神童)
- イギリス:Cheetah
- イタリア:GIG
- スイス:Uranium
- ドイツ: Yeno
- アメリカ: Alston
- アルゼンチン:Electrolab
- スウェーデン:PlayMix
などがある。