ウインクリューガー

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欧字表記 Win Kluger
性別
ウインクリューガー
2007年4月1日 中山競馬場
欧字表記 Win Kluger
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 2000年2月13日(26歳)
死没 (存命)
抹消日 2007年11月20日
タイキシャトル
インヴァイト
母の父 Be My Guest
生国 日本の旗 日本北海道静内町
生産者 橋本牧場
馬主 (株)ウイン
調教師 松元茂樹栗東
競走成績
生涯成績 31戦4勝(中央、うち障害2戦1勝)
1戦0勝(地方
獲得賞金 2億524万8000円
勝ち鞍
GINHKマイルカップ2003年
GIIIアーリントンカップ2003年
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ウインクリューガーとは、日本競走馬種牡馬である。タイキシャトルの産駒として初の重賞勝利、そしてGI勝利をもたらした。近親にディープインパクトがいる。当歳時のセレクトセールで2700万円で落札された市場取引馬である。

2002年秋の京都競馬でデビュー。この新馬戦を勝利した後、オープンの萩ステークスに挑戦したが、4着に敗れる。翌2003年の白梅賞では、後のクラシック2冠馬ネオユニヴァースと0.1秒差の好勝負をするが、斜行により5着降着となった。この戦いが評価され、次走のこぶし賞では1番人気に押されたが、11着と惨敗した。

次の500万下競走が、同馬にとっての2勝目となる。そして次走、アーリントンカップで重賞初挑戦。7番人気だったが勝利で飾る。これがタイキシャトル産駒にとって初の重賞勝利となった。

続く毎日杯では2000mの距離が合わず8着に敗れ、迎えたNHKマイルカップは9番人気。レースでは2番手を追走し、最後は追い上げるエイシンツルギザンを振り切って勝利。タイキシャトル産駒として初のGI制覇を達成した。

だが夏の休養を明けるとその栄光から一転、惨敗続きとなる。2004年の3月には、22日に地方高知競馬黒船賞に出走し、中5日で高松宮記念に出走するというショック療法的なローテーションを行ったりもしたが、復活の兆しは見えなかった。

2005年2月の阪急杯では、主に先行だったこれまでのスタイルと異なり、後方からの競馬を見せる。結果、NHKマイルカップ以来、10戦ぶりの複勝圏となる3着に好走。上がり3ハロン33秒8はメンバー中最速、同馬にとっても過去最速の速さであった。しかし、続く高松宮記念では、同馬のGI出走で過去最高の5番人気に推されたものの、10着と惨敗した。

2005年の末から2006年の初めにかけては、12月25日の2005ファイナルステークス1月5日京都金杯1月14日淀短距離ステークスと、中1週以下のレース間隔で2戦続けて出走するというローテーションも経験したが、結果は出なかった。そして5月の都大路ステークス以降、レースから遠ざかっていたが、9月に障害試験を受験し、これに合格する。今度は障害で活動するかと見られた矢先、短期放牧先で腸捻転を発症、手術を行い、長期休養となる。

その後、2007年ダービー卿チャレンジトロフィーで復帰。復帰初戦は9着に敗れる。続いての谷川岳ステークスは13着に、連闘で出走した都大路ステークスでは果敢に逃げたものの、12着に敗れた。ここに至って陣営は、前年に断念した障害転向の道を選択。7月7日に障害未勝利戦に出走すると、2着に6馬身差をつける圧勝を収めた。これは2003年NHKマイルカップ以来、4年2ヶ月ぶりの勝利となった。その後、阪神ジャンプステークスに出走。スタートから先頭で逃げるものの、最後まで粘りきれず4着に敗れる。このレース中のアクシデントにより左前屈腱炎を発症。全治9ヶ月の診断が下されたため、現役を引退することとなり、11月20日付けで競走馬登録を抹消された[1]

競走成績

以下の内容はnetkeiba.comの情報[2]に基づく。

競走日競馬場競走名距離(馬場[注釈 1]


オッズ
(人気)
着順タイム
(上がり3F)
着差騎手斤量
[kg]
1着馬(2着馬)馬体重
[kg]
備考
2002.10.5 京都 2歳新馬 芝1600m(良) 13 1 1 2.7(2人) 1着 1:35.6(35.9) -0.2 武幸四郎 53 (アイシースズカ) 462
10.26 京都 萩S OP 芝1800m(良) 13 4 4 4.8(2人) 4着 1:48.4(35.7) 0.4 武幸四郎 55 テイエムリキサン 460
2003.1.18 京都 白梅賞 500万下 芝1600m(良) 16 1 2 4.5(2人) 5着 1:35.2(36.5) 0.1 武幸四郎 56 ネオユニヴァース 476 [注釈 2]
2.1 京都 こぶし賞 500万下 芝1600m(良) 16 2 4 3.5(1人) 11着 1:36.0(36.6) 1.6 藤田伸二 56 スズノマーチ 474
2.15 京都 3歳500万下 ダ1400m(良) 16 5 10 3.9(2人) 1着 1:26.6(38.3) -0.0 武幸四郎 56 (コスモブレーン) 474
3.1 阪神 アーリントンC GIII 芝1600m(重) 16 2 4 11.4(7人) 1着 1:36.8(36.0) -0.1 武幸四郎 56 (エコルプレイス) 472
3.29 阪神 毎日杯 GIII 芝2000m(良) 13 1 1 16.0(6人) 8着 2:01.3(36.7) 1.4 武幸四郎 57 タカラシャーディー 474
5.11 東京 NHKマイルC GI 芝1600m(良) 18 8 16 26.0(9人) 1着 1:34.2(35.9) -0.2 武幸四郎 57 (エイシンツルギザン) 468
10.25 東京 富士S GIII 芝1600m(良) 18 2 4 15.9(5人) 7着 1:33.3(35.3) 1.3 武幸四郎 57 ミレニアムバイオ 474
11.23 京都 マイルCS GI 芝1600m(良) 18 3 6 26.3(9人) 15着 1:34.1(35.4) 0.8 武幸四郎 56 デュランダル 488
2004.3.22 高知 黒船賞 GIII ダ1400m(不) 12 8 12 - (3人) 12着 1:29.2 2.8 武幸四郎 59 ディバインシルバー 482
3.28 中京 高松宮記念 GI 芝1200m(良) 18 6 12 45.4(10人) 13着 1:08.6(34.7) 0.7 武幸四郎 57 サニングデール 482
4.17 阪神 マイラーズC GII 芝1600m(良) 9 4 4 23.6(5人) 6着 1:34.0(35.2) 1.1 岩田康誠 59 マイソールサウンド 488
5.16 新潟 新潟大賞典 GIII 芝2000m(稍) 16 6 11 11.8(6人) 4着 2:00.6(34.6) 0.1 武幸四郎 57 マイネルアムンゼン 484
6.13 東京 エプソムC GIII 芝1800m(稍) 18 8 18 7.3(4人) 13着 1:48.6(35.4) 0.7 武幸四郎 57 マイネルアムンゼン 482
7.18 小倉 北九州記念 GIII 芝1800m(良) 13 3 13 22.2(9人) 7着 1:44.6(35.4) 0.5 武幸四郎 57 ダイタクバートラム 480
8.1 新潟 関屋記念 GIII 芝1600m(良) 15 3 5 11.7(5人) 11着 1:33.2(34.8) 0.9 武幸四郎 57 ブルーイレヴン 480
2005.2.27 阪神 阪急杯 GIII 芝1200m(良) 16 6 12 16.5(5人) 3着 1:08.6(33.8) 0.1 岩田康誠 58 キーンランドスワン 490
3.27 中京 高松宮記念 GI 芝1200m(良) 18 2 4 18.6(5人) 10着 1:09.2(34.4) 0.8 吉田稔 57 アドマイヤマックス 494
5.15 東京 京王杯SC GII 芝1400m(良) 18 3 5 22.8(9人) 13着 1:21.8(35.3) 1.5 武幸四郎 58 アサクサデンエン 486
6.12 東京 エプソムC GIII 芝1800m(良) 17 7 14 21.3(6人) 8着 1:47.3(35.1) 0.7 内田博幸 57 スズノマーチ 488
10.29 京都 スワンS GII 芝1400m(重) 18 8 18 53.6(13人) 3着 1:21.6(34.1) 0.1 藤岡佑介 58 コスモサンビーム 494
12.25 阪神 2005ファイナルS OP 芝1600m(良) 15 5 9 6.7(4人) 7着 1:36.8(34.4) 1.0 藤岡佑介 57 ニューベリー 498
2006.1.5 京都 京都金杯 GIII 芝1600m(良) 16 1 1 37.7(14人) 5着 1:34.4(34.5) 0.4 藤岡佑介 57 ビッグプラネット 498
1.14 京都 淀短距離S OP 芝1200m(不) 15 7 12 5.9(3人) 10着 1:11.5(35.8) 1.6 安藤勝己 57 ギャラントアロー 492
2.26 阪神 阪急杯 GIII 芝1400m(不) 15 8 15 15.2(6人) 7着 1:23.8(35.6) 0.8 吉田稔 58 ブルーショットガン 496
3.26 中京 高松宮記念 GI 芝1200m(良) 18 7 15 72.6(17人) 14着 1:08.8(34.1) 0.8 中館英二 57 オレハマッテルゼ 494
4.22 京都 オーストラリアT OP 芝1800m(良) 12 8 12 25.7(6人) 8着 1:47.4(35.2) 0.7 岩田康誠 58 タガノデンジャラス 492
5.7 京都 都大路S OP 芝1600m(重) 12 8 12 7.1(4人) 5着 1:36.3(37.4) 0.8 佐藤哲三 57 ロードマジェスティ 488
2007.4.1 中山 ダービー卿CT GIII 芝1600m(良) 15 3 5 100.0(14人) 9着 1:33.8(35.4) 0.7 勝浦正樹 56 ピカレスクコート 494
4.29 新潟 谷川岳S OP 芝1400m(良) 16 1 2 30.3(8人) 13着 1:21.0(35.3) 0.9 勝浦正樹 57 キンシャサノキセキ 492
5.6 京都 都大路S OP 芝1600m(重) 15 7 14 14.4(7人) 12着 1:38.1(38.6) 1.7 鮫島良太 56 スーパーホーネット 494
7.7 阪神 障害3歳上未勝利 ダ2970m(良) 12 8 12 4.7(3人) 1着 3:19.2(13.4) -1.0 金折知則 60 (ブラックコンドル) 496
3.17 阪神 阪神JS J・GIII 芝3140m(良) 14 5 8 4.0(3人) 4着 3:29.5(13.3) 1.6 金折知則 60 コウエイトライ 492

種牡馬入り後

近親にディープインパクトがいるなど、牝系に多くの活躍馬がいる血統背景が評価され、2008年シーズンより日高スタリオンステーションにて種牡馬として繋養・供用されていた。

種付け料は初年度から現在まで20万円(出生条件、牝馬無料)で、2008年に15頭、2009年に7頭の繁殖牝馬を集めている[3]。産駒は2011年にデビューした。エバーローズ(牝馬、母クレバーピーチ)が12月25日の中山競馬2歳新馬戦で勝利し、JRA初勝利を挙げた。

しかし2015年末で日高スタリオンが閉鎖されたため、福島県南相馬市の個人に譲渡され、2015年12月20日より福島県南相馬市西町ホースパークで繋養されている[4]。去勢されたのち、同市の伝統行事である相馬野馬追に参加すべく調教を受けている[5]。2016年に引退名馬繋養展示事業の対象となった。

エピソード

2010年JRAが企画した、過去のNHKマイルCの勝ち馬から選ぶ東京スマイルプレミアムのメモリアルホース決定アンケートでは、エルコンドルパサークロフネなどの名立たる名馬達を押しのけ、最終的にメモリアルホースに選ばれたタイキフォーチュンに次ぐ95000票余りの支持を受けた。しかし一部ファンの多重投票の疑いもあり[6]、次週のアンケートから投票ページに「同一の方による複数の投票と思われるものについては、無効とさせていただく場合がある」という注釈がついた。

血統表

脚注

関連項目

外部リンク

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