オリバー・ギャビン

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オリバー・ギャビン(2009年)

オリバー・ベンジャミン・ギャビンOliver Benjamin Gavin1972年9月29日[1] - )は、イギリスの元レーシングドライバー。1995年のイギリスF3選手権チャンピオン。ル・マン24時間レースにおいては6度のクラス優勝を獲得している。

1997年から1999年までF1世界選手権セーフティカードライバーを務めた。

ハンティンドンのフェルマーシャムで生まれる。1990年秋にブランズ・ハッチで開催されたフォーミュラ・ファースト・ウィンターシリーズで4輪レースデビュー。全4戦シリーズの第3戦で優勝しランキング4位となる[2]。1991年、デビッド・シアーズ英語版のチームに加入し、フォーミュラ・ボクスホール・ロータスに参戦開始。同年末にイギリス・ヤングドライバー・アワード1991を受賞[3]。そのフォトセッションではマクラーレン・MP4/6のコクピットにギャビンが座り、その両サイドでスターリング・モスアイルトン・セナがギャビンを讃えるという華やかな演出がされた[4]

1992年にジョン・ヴィレッジ・オートモティブに移籍するとレイナード・FVL Mk.2でシーズン4勝を挙げランキング2位を獲得。シーズン末に行われたフォーミュラ・フォード・フェスティバルではポールポジションを獲得するなど好結果を残す[5]

F3マシンでシルバーストーンを走行するギャビン (1995年)

1993年のイギリス・フォーミュラ3選手権では5勝を挙げケルヴィン・バートに次ぐランキング2位を獲得。1994年に国際F3000選手権にステップアップ。しかし出場した5レースでポイントを獲得できず、翌1995年はF3に戻ることを選択した。1995年イギリスF3選手権ではシーズン6勝を挙げ、ラルフ・ファーマンを破りシリーズチャンピオンを獲得する。

1994年にはF1に参戦開始したパシフィック・レーシングのテストドライバーに選ばれ、PR01をテストドライブするが、チームは資金問題により撤退間際であり、ギャビンはF3タイトル獲得によりF1参戦に必要なスーパーライセンスの取得資格を満たしていたが、取得をしなかった。

1996年からメルセデス・ベンツがF1へのセーフティカーの供給を始めた。ギャビンは1997年に、その専属ドライバーに選ばれる。1997年から1998年はF1ベネトン・ルノーとテストドライバー契約を結び、B197およびB198のテストを担当。

1999年にエデンブリッジ・レーシングと契約して自身のレース活動に戻り、ローラ・T99T/50 ザイテックでフル参戦した国際F3000選手権で最高位4位を記録。しかしフォーミュラでのレース参戦はこの年が最後となった。

2000年は再びベネトン・B200のテストを担当。ベネトンがルノーF1と改組されて以後の2002年にもギャビンはルノー・R202をテストし、ルノーF1チームをサポートした[6]

2003年ル・マン24時間耐久レースシボレー・コルベット C5-Rを操縦するギャビン。

2000年からは主な参戦カテゴリーをアメリカン・ル・マン・シリーズへと移し、2002年にコルベット・レーシングと契約する。コルベットでのアメリカン・ル・マンシリーズ参戦は2013年シーズンまで続く強い関係となり、5度のシリーズタイトル獲得を果たした。

2021年のWECスパ・フランコルシャン6時間レースを最後に現役を引退[7]。同レースではコ・ドライバーのアントニオ・ガルシアとともにGTEプロクラスで4位、総合では18位となった。

レース戦績

脚注

外部リンク

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