ガンランナー
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| ガンランナー | |||||||||||||||||||||
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2016年ブリーダーズカップ・ダートマイル出走時 | |||||||||||||||||||||
| 欧字表記 | Gun Runner[1] | ||||||||||||||||||||
| 品種 | サラブレッド | ||||||||||||||||||||
| 性別 | 牡 | ||||||||||||||||||||
| 毛色 | 栗毛 | ||||||||||||||||||||
| 生誕 | 2013年3月8日(13歳) | ||||||||||||||||||||
| 父 | Candy Ride | ||||||||||||||||||||
| 母 | Quiet Giant | ||||||||||||||||||||
| 母の父 | Giant's Causeway | ||||||||||||||||||||
| 生国 |
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| 生産者 | Besilu Stables, LLC[2] | ||||||||||||||||||||
| 馬主 |
Winchell Thoroughbreds Llc & Three Chimneys Farm[2] | ||||||||||||||||||||
| 調教師 | S.アスムッセン(アメリカ合衆国)[2] | ||||||||||||||||||||
| 競走成績 | |||||||||||||||||||||
| 生涯成績 | 19戦12勝 | ||||||||||||||||||||
| 獲得賞金 | 1,598万8,500ドル[3] | ||||||||||||||||||||
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ガンランナー(英:Gun Runner[1])は、アメリカ合衆国の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍は2018年のペガサスワールドカップ、2017年のブリーダーズカップ・クラシックなどG1を6勝。2017年のエクリプス賞年度代表馬[4]。現役時代の主戦騎手はフローレン・ジェルー。2024年、アメリカ競馬殿堂入り。
2歳(2015年)
2歳9月にデビュー勝ちし、2歳シーズンを3戦2勝で終える[3]。
3歳(2016年)
3歳初戦のG2リズンスターステークスで1着となり、初の重賞勝ちを収める。ルイジアナダービー1着を挟んで迎えたケンタッキーダービーではナイキストの3着に入った。しかし、この年はトラヴァーズステークスでアロゲートの3着、ブリーダーズカップ・ダートマイルではタマークズの2着など、大レースでは善戦止まりの競馬が続いていた。シーズン最終戦となる11月25日のクラークハンデキャップで待望のG1初制覇を果たした[3]。
4歳(2017年)
古馬となり、素質が完全に開花する。ドバイワールドカップは軽快に逃げてそのまま直線に向いたが、スタートで他馬に挟まれて後方からの競馬になったアロゲートが4コーナーから猛然と差を詰めてあっという間にガンランナーもアロゲートに交わされて2着に敗れたが、帰国後は6月のスティーブンフォスターハンデキャップ、ホイットニーステークス、ウッドワードステークスと圧倒的な強さでG1を連勝。迎えたブリーダーズカップ・クラシックはアロゲートに次ぐ2番人気で出走した。レースは好スタートから先手を取り、4コーナーではアロゲートが後方で伸びあぐねる中でガンランナーはパシフィッククラシック勝ち馬コレクテッドやトラヴァーズステークス勝ち馬ウエストコーストらの追い上げを振り切り、G1・4連勝を飾った[5]。この活躍により、同年のエクリプス賞年度代表馬に選出された[6]。
5歳(2018年)
ラストランとして1月27日のペガサスワールドカップに出走。好スタートから2番手に付け、4コーナー手前で先頭に立つと2着のウエストコースト(West Coast)に2馬身半差をつけて先頭でゴールし、有終の美を飾った。3着のガンネヴェラ(Gunnevera)には2着から10馬身3/4差がついていた[7]。
競走成績
以下の内容は、EQUIBASEの情報[3] に基づく。
| 出走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離 | 着順 | 騎手 | 着差 | 1着(2着)馬 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2015年9月11日 | チャーチルダウンズ | 未勝利 | ダ8f | 1着 | R.サンタナJr. | 3/4馬身 | (Gametown) | |
| 2015年10月17日 | キーンランド | アローワンス | ダ8.5f | 1着 | R.サンタナJr. | 2馬身 | (Uncle Jerry) | |
| 2015年11月28日 | チャーチルダウンズ | ケンタッキージョッキークラブS | G2 | ダ8.5f | 4着 | R.サンタナJr. | Airoforce | |
| 2016年2月20日 | フェアグラウンズ | リズンスターS | G2 | ダ8.5f | 1着 | F.ジェルー | 1/2馬身 | (Forevamo) |
| 2016年3月26日 | フェアグラウンズ | ルイジアナダービー | G2 | ダ9f | 1着 | F.ジェルー | 4馬身1/2 | (Tom's Ready) |
| 2016年5月7日 | チャーチルダウンズ | ケンタッキーダービー | G1 | ダ10f | 3着 | F.ジェルー | 4馬身1/2 | Nyquist |
| 2016年6月18日 | チャーチルダウンズ | マットウィンS | G3 | ダ8.5f | 1着 | F.ジェルー | 5馬身1/4 | (Gray Sky) |
| 2016年7月31日 | モンマスパーク | ハスケル招待S | G1 | ダ9f | 5着 | F.ジェルー | Exaggerator | |
| 2016年8月27日 | サラトガ | トラヴァーズS | G1 | ダ10f | 3着 | F.ジェルー | Arrogate | |
| 2016年9月24日 | パークスレーシング | ペンシルベニアダービー | G2 | ダ9f | 2着 | F.ジェルー | 1/2馬身 | Connect |
| 2016年11月4日 | サンタアニタ | BCダートマイル | G1 | ダ8f | 2着 | F.ジェルー | 3馬身1/2 | Tamarkuz |
| 2016年11月25日 | チャーチルダウンズ | クラークH | G1 | ダ9f | 1着 | F.ジェルー | 2馬身3/4 | (Breaking Lucky) |
| 2017年2月20日 | オークローンパーク | レーザーバックH | G3 | ダ8.5f | 1着 | F.ジェルー | 5馬身3/4 | (Hawaakom) |
| 2017年3月25日 | メイダン | ドバイワールドC | G1 | ダ10f | 2着 | F.ジェルー | 2馬身1/4 | Arrogate |
| 2017年6月17日 | チャーチルダウンズ | スティーブンフォスターH | G1 | ダ9f | 1着 | F.ジェルー | 7馬身 | (Honorable Duty) |
| 2017年8月5日 | サラトガ | ホイットニーS | G1 | ダ9f | 1着 | F.ジェルー | 5馬身1/4 | (Keen Ice) |
| 2017年9月2日 | サラトガ | ウッドワードS | G1 | ダ9f | 1着 | F.ジェルー | 10馬身1/4 | (Rally Cry) |
| 2017年11月4日 | デルマー | BCクラシック | G1 | ダ10f | 1着 | F.ジェルー | 2馬身1/4 | (Collected) |
| 2018年1月27日 | ガルフストリーム | ペガサスワールドC | G1 | ダ9f | 1着 | F.ジェルー | 2馬身1/2 | (West Coast) |
種牡馬時代
引退後はケンタッキー州のスリーチムニーズファームで種牡馬入り。初年度の種付け料は7万ドルに設定された[7]。
2021年5月9日チャーチルダウンズ競馬場でレッドランが産駒の初勝利を挙げ[8]、8月7日にデルマー競馬場のG2・ベストパルステークスでパッパキャップが産駒の重賞初勝利を挙げた[9]。日本では2021年6月20日札幌競馬5Rでグランアプロウソが1着となり、国内初勝利を挙げた[10][11]。
2021年終了時には過去3年連続でその座に就いていたイントゥミスチーフを破り、初年度産駒にして初の2歳種牡馬リーディングに輝いた[12]。また、初年度産駒の2歳時獲得賞金が400万ドルとなり、アンクルモーの記録(367万ドル)を大きく塗り替えた[12]。
主な産駒
GI級競走は太字で示す
- 2019年産
- エコーズールー(Echo Zulu)- 2021年スピナウェイステークス、フリゼットステークス、ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズ、2022年フェアグラウンズオークス、ドッグウッドステークス、2023年ウイニングカラーズステークス、オナラブルミスハンデキャップ、バレリーナハンデキャップ
- ガナイト(Gunite)- 2021年ホープフルステークス、2022年アムステルダムステークス、2023年フォアゴーステークス
- サイバーナイフ(Cyberknife)- 2022年アーカンソーダービー、マットウィンステークス、ハスケルステークス
- テイバ(Taiba)- 2022年サンタアニタダービー、ペンシルベニアダービー、マリブステークス
- アーリーヴォーティング(Early Voting)- 2022年ウィザーズステークス、プリークネスステークス
- ソサエティ(Society)- 2022年チャールズタウンオークス、コティリオンステークス、2023年シカゴステークス、2024年バレリーナハンデキャップ
- 2020年産
- ヴァーヴァ(Vahva)- 2023年チャールズタウンオークス、レイヴンランステークス、2024年ダービーシティディスタフステークス、シカゴステークス
- ガンパイロット(Gun Pilot)- 2024年チャーチルダウンズステークス
- 2021年産
- ロックド(Locked)- 2023年ブリーダーズフューチュリティステークス、2024年シガーマイルハンデキャップ、2025年サンタアニタハンデキャップ
- シエラレオーネ(Sierra Leone)- 2024年リズンスターステークス、ブルーグラスステークス、ブリーダーズカップ・クラシック、2025年ホイットニーステークス
- 2023年産
- ブラント(Brant)- 2025年デルマーフューチュリティステークス
- スーパーコレドラ(Super Corredora)- 2025年ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズ
- ファーザーアド(Further Ado)- 2025年ケンタッキージョッキークラブステークス、2026年ブルーグラスステークス
- フィンガー - 2026年ブルーバードカップ