スクラップ・アンド・ビルド (小説)
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タイトルの由来
初出は『文學界』2015年3月号。2015年8月に文藝春秋より出版された121ページに及ぶ作品で[2]、同2015年には又吉直樹の『火花』とともに、第153回芥川龍之介賞を受賞した[3][4]。
作者の羽田圭介は、同作において、若者や高齢者などの価値観の異なる人間が、一つ屋根の下で暮らす場合に起こる、縦の異なる価値観の対立とそのおかしさを描いたと述べている[5]。
作者の羽田圭介は、本作のタイトルである「スクラップ・アンド・ビルド」について、「ビルド」という言葉を最初に思いついたのちに、そこから派生して最終的に「スクラップ・アンド・ビルド」という題名に落ち着いたと述べている。またタイトルを付ける上で、介護を扱った「病気文学」のジャンルにあたる作品であることから、漢字2文字の湿っぽい名前ではなく「少しバカっぽい感じの名前にする」ため、長いカタカナの題名にしたとも述べている[6]。
また作者は、そのタイトルは、身体を鍛えて筋繊維を破壊するとかえって前よりも太くなって再生することと、戦後の高度成長期の日本が、様々なものを押し壊し再構築して(スクラップアンドビルド)活力を得てきたことを、重ね合わせて付けたとも述べている[7]。