フジノウェーブ

From Wikipedia, the free encyclopedia

フジノウェーブ
2008年11月3日 園田競馬場
品種 サラブレッド
性別
毛色 芦毛
生誕 2002年4月27日
死没 2013年10月23日(11歳没)
抹消日 2013年9月10日
ブラックタイアフェアー
インキュラブルロマンティック
母の父 Stop the Music
生国 日本の旗 日本北海道浦河町
生産者 笹島政信
馬主 大橋清助→大志総合企画
調教師 柴田高志笠松
高橋三郎大井
厩務員 金成昭(高橋厩舎)[1]
競走成績
生涯成績 59戦23勝
中央競馬5戦0勝
地方競馬54戦23勝
獲得賞金 中央競馬1178万8000円
地方競馬3億7770万6000円
勝ち鞍 JpnI:JBCスプリント2007年
JpnII:東京盃(2008年)
SII:マイルGP(2007年)
SIII:東京スプリング盃(2010年 - 2013年)
SIII:東京シティ盃(2007年・2009年)
テンプレートを表示

フジノウェーブ(欧字名:Fujino Wave2002年4月27日 - 2013年10月23日)は、日本競走馬。主な勝ち鞍は2007年JBCスプリント2008年東京盃

地方所属の競走馬として初めてJBC競走(JBCスプリント)を制した。

2歳

2004年、9月に笠松競馬場でデビューし、デビュー戦で初勝利を挙げる。しかし続くジュニアクラウンでは、出走登録を行ったが取り消された。

3歳

2005年、この年4戦目でデビュー以来2勝目を挙げる。続く中央競馬初出走となった阪神競馬場での3歳上500万下では、11番人気ながら3着となった。大井競馬場への初遠征となった黒潮盃では、ボンネビルレコードらに敗れ6着だった。その後、高橋三郎厩舎へ転厩することになった。転厩後は3連勝をするなど5戦3勝という成績だった。

4歳

2006年、この年の初戦は2着だったが、その後7連勝を記録した。この年は全走1600mから2000mまでのレースに出走している。

5歳

2007年の緒戦は2005年年末以来のスプリント戦に出走し勝利、そこからマイルグランプリまで連勝し、前年からの連勝を10まで伸ばした。ダートグレード競走初出走となったさきたま杯メイショウバトラーらに敗れ4着で連勝がストップした。続く帝王賞では11着という大敗の結果に終わった。

帝王賞後は馬インフルエンザの影響で予定が狂ったが、第7回JBCスプリントでは7番人気での出走となった。道中最内で4番手につけ、そのまま直線に入ると残り100m付近で前を行く馬を差しきって勝利し、同レース地方馬初制覇を成し遂げ、ダートグレード競走初勝利を挙げた。馬インフルエンザの影響で延期となっていたアフター5スター賞では、先に抜け出したベルモントサンダーを捕らえきることができず2着に敗れた。

6歳

2008年、中央GIのフェブラリーステークスに出走するが12着だった。続くかしわ記念はボンネビルレコードの4着に敗れた。鞍上が乗り替わりとなったさきたま杯は5着だった。4ヶ月ほど空けて出走した秋緒戦の東京盃で、昨年のJBCスプリント以来の勝利を挙げた。次走JBCスプリントでは昨年の覇者として出走し、4番人気に推された。出足が付かず道中10番手を追走し、3コーナー付近から押し上げて行ったが、そのまま前に届かず7着となった。その後、この年新設されたカペラステークスに出走した。大井に転厩して以降、輸送のある重賞で馬券に絡んだことはこれまでに無かったが、このレースで初めて3着に入った。

7歳

2009年、中央GIIIの根岸ステークスに出走するが9着だった。東京シティ盃では1番人気に応えて快勝した。続く東京スプリントでは1番人気に推されたが、最後の直線で伸びず3着に敗れた。休養を挟み、連覇がかかった東京盃に出走したが、5着に終わった。続くJBCスプリントも5着に敗れた。続くカペラステークスでは終始後方のまま12着と大敗した。

8歳

2010年1月13日船橋記念から始動したが2着に敗れた。続く2月2日に行われた準重賞のウィンタースプリントでは勝利を収めた。次走は3月3日に行われた新設の重賞、東京スプリング盃に出走。1番人気に推され、前走に続いて斤量が59kgでの出走だったが、3コーナーから最後の直線にかけて前を捉えて最後は4馬身差をつけて快勝し20勝目を挙げた。4月7日の東京スプリントでは中団待機から直線外から追い込んでくるも届かず2着に敗れた。5月5日のかしわ記念では中団追走から伸びあぐねて7着に終わった。

9歳

2011年1月19日の船橋記念から始動したが5着、続くウィンタースプリントでは4着に敗れた。3月9日の東京スプリング盃では3番手追走から直線で抜け出して連覇を達成。4月20日の東京スプリントでは10着、6月1日さきたま杯では後方から追いあげてくるも7着に敗れた。その後、8月30日アフター5スター賞に出走予定だったが、左前脚の挫石のため競走除外となった。11月2日マイルグランプリでは2着だった。続くロイヤルカップでは3着、12月23日ゴールドカップでは9着に敗れた。

10歳

2012年3月7日の東京スプリング盃では道中好位追走から直線でさらに脚を伸ばし2着に3馬身半差をつけ3連覇を達成。10歳馬の重賞勝ちは南関東競馬では初となった。4月18日の東京スプリントでは中団待機から直線では馬群を割るように伸びてきたがセイクリムズンの2着だった。8月のアフター5スター賞は7着、10月のマイルグランプリは3着に終わった。

11歳

東京スプリング盃に優勝し、同競走4連覇を達成。続くアフター5スター賞で12着に敗れ、競走後に右第一指節種子骨剥離骨折、種子骨靭帯炎が判明し引退した。引退後は大井競馬場で誘導馬を目指す予定[2] であったが、2013年10月23日去勢手術中に不慮の事故のため死亡した[3]

これを受けて、東京シティ競馬は同馬の功績を讃え、東京スプリング盃を2014年度より『フジノウェーブ記念』と改めることを決定した[4]

競走成績

以下の内容は、netkeiba.com[5]およびJBISサーチ[6]に基づく。

競走日競馬場競走名距離
(馬場)



オッズ
(人気)
着順タイム
(上り3F)
着差騎手斤量
[kg]
1着馬(2着馬)馬体重
[kg]
2004.9.16 笠松 JRA認定チャレンジ 新馬 800m(良) 7 6 6 2.5(1人) 1着 0:49.7 -0.3 安藤光彰 54 (セイエイフクトク) 472
10.13 笠松 ジュニアクラウン SPII ダ1400m(良) 9 6 6 出走取消 安藤光彰 54 ミラージェネス 計不
2005.3.9 笠松 3歳2組選抜 ダ1400m(良) 8 8 8 - (3人) 6着 1:32.9 2.0 安藤光彰 55 キヌガサマーベラス 500
4.3 笠松 3歳2組選抜 ダ1400m(良) 9 1 1 - (7人) 競走中止 安藤光彰 56 マルヨサンデー 490
5.26 名古屋 名古屋まつり花バス特別 3歳1組 ダ1600m(良) 9 5 5 - (5人) 4着 1:44.9 0.9 安藤光彰 55 シンゼンエース 482
6.16 名古屋 ホームページ開設3周年記念特別 3歳1組 ダ1600m(不) 8 7 7 4.1(3人) 1着 1:42.4 -1.5 尾島徹 55 (ニシキオジジアン) 476
7.10 阪神 3歳上500万下 ダ1800m(重) 12 8 12 74.4(11人) 3着 1:51.6(38.0) 0.3 安藤光彰 54 グレイトアロー 472
8.16 大井 黒潮盃 G2 ダ1800m(不) 16 2 3 - (7人) 6着 1:54.6(41.3) 1.9 安藤光彰 55 ボンネビルレコード 468
10.4 大井 きんもくせい特別 3歳1組 ダ1800m(良) 10 8 12 1.7(1人) 1着 1:56.1(37.2) -0.2 早田秀治 55 (エンジェルホール) 471
10.20 浦和 C1三 ダ1400m(稍) 11 1 1 1.2(1人) 1着 1:28.2(38.7) -0.2 早田秀治 55 (コウノブランチ) 467
11.16 大井 深秋賞 B3三C1一 ダ1200m(良) 14 6 10 3.4(1人) 1着 1:12.6(36.8) -0.2 早田秀治 54 (ダイワリビエラ) 480
12.19 川崎 ディセンバースター賞 B2 ダ1600m(良) 14 7 12 - (2人) 5着 1:43.1(41.4) 0.3 早田秀治 54 カレンダーガール 474
12.30 大井 イーバンク特別 B3一C1一 ダ1200m(良) 14 3 3 - (2人) 4着 1:13.4(37.4) 0.5 早田秀治 56 イシノサスペンス 477
2006.4.13 大井 北斗七星賞 B3四 ダ1600m(重) 14 6 9 17.2(3人) 2着 1:41.5(38.6) 0.1 御神本訓史 55 (キンセイブレイド) 465
5.11 大井 コルヒドレ賞 B3四 ダ1800m(重) 14 6 10 1.6(1人) 1着 1:55.4(39.1) -0.4 御神本訓史 55 (メシマコブ) 460
6.28 大井 アルタイル賞 B2三 ダ1600m(良) 13 4 5 4.1(2人) 1着 1:40.3(38.5) -1.2 御神本訓史 55 (サンワードダンク) 463
8.3 大井 涼風賞 B2一 ダ1800m(良) 11 4 4 1.6(1人) 1着 1:53.6(36.3) -0.9 御神本訓史 55 (サンワードダンク) 474
9.15 大井 リエンダ賞 B2二B3一 ダ1600m(重) 12 5 5 1.1(1人) 1着 1:39.9(38.3) -0.8 御神本訓史 56 (スターオブジェンヌ) 471
10.17 大井 ’06メトロポリタンオクトーバーC 準重賞 ダ1800m(良) 12 3 3 1.5(1人) 1着 1:52.6(37.5) -0.4 御神本訓史 54 (オメガエンドレス) 478
11.9 大井 ’06ムーンライトC 準重賞 ダ2000m(良) 16 6 11 1.2(1人) 1着 2:07.2(38.5) -0.1 御神本訓史 56 (セイワクリスタル) 476
12.31 大井 ゆりかもめオープン OP ダ1600m(良) 13 3 3 1.4(1人) 1着 1:40.6(38.3) -0.0 御神本訓史 55 (アスターバジル) 483
2007.2.22 大井 ’07ウインタースプリント 準重賞 ダ1200m(稍) 16 2 3 2.0(1人) 1着 1:11.9(36.3) -0.5 御神本訓史 55 (エトワールフルーヴ) 476
3.14 大井 東京シティ盃 SIII ダ1200m(良) 16 6 11 1.6(1人) 1着 1:11.8(37.1) -0.2 御神本訓史 58 ナイキアディライト 474
4.18 大井 マイルグランプリ SII ダ1600m(不) 16 7 14 1.4(1人) 1着 1:39.3(39.4) -0.0 御神本訓史 56 アウスレーゼ 472
5.30 浦和 さきたま杯 JpnIII ダ1400m(稍) 12 2 2 3.7(3人) 4着 1:26.5(37.1) 0.4 御神本訓史 56 メイショウバトラー 477
6.27 大井 帝王賞 JpnI ダ2000m(良) 15 5 9 27.2(6人) 11着 2:06.5(39.3) 2.2 御神本訓史 57 ボンネビルレコード 473
10.31 大井 JBCスプリント JpnI ダ1200m(良) 16 3 6 38.1(7人) 1着 1:11.0(36.2) -0.0 御神本訓史 57 プリサイスマシーン 481
11.30 大井 アフター5スター賞 SIII ダ1200m(良) 16 3 5 1.4(1人) 2着 1:11.6(35.8) 0.2 御神本訓史 57 ベルモントサンダー 481
2008.2.24 東京 フェブラリーS GI ダ1600m(良) 16 1 1 65.8(11人) 12着 1:37.7(37.2) 2.4 御神本訓史 57 ヴァーミリアン 492
4.9 大井 マイルグランプリ SII ダ1600m(重) 14 4 6 2.9(1人) 2着 1:39.7(38.1) 0.1 御神本訓史 58 デスモゾーム 492
5.5 船橋 かしわ記念 JpnI ダ1600m(稍) 14 3 4 15.0(4人) 4着 1:38.4(37.7) 0.8 御神本訓史 57 ボンネビルレコード 482
5.28 浦和 さきたま杯 JpnIII ダ1400m(良) 12 6 8 9.4(4人) 5着 1:27.3(38.2) 1.4 坂井英光 59 リミットレスビッド 489
10.8 大井 東京盃 JpnII ダ1200m(不) 15 1 1 7.4(4人) 1着 1:11.6(36.7) -0.2 御神本訓史 58 ディープサマー 479
11.3 園田 JBCスプリント JpnIII ダ1400m(良) 12 1 1 17.2(4人) 7着 1:27.2(37.0) 1.6 御神本訓史 57 バンブーエール 478
12.14 中山 カペラS JpnIII ダ1200m(重) 15 3 6 19.1(8人) 3着 1:09.1(35.4) 0.4 御神本訓史 58 ビクトリーテツニー 478
2009.2.1 東京 根岸S GIII ダ1400m(重) 16 5 9 59.6(13人) 9着 1:23.2(36.3) 1.1 御神本訓史 58 フェラーリピサ 478
3.4 大井 東京シティ盃 SIII ダ1200m(不) 12 3 3 1.4(1人) 1着 1:12.4(37.4) -0.0 御神本訓史 58 トップサバトン 471
4.8 大井 東京スプリント JpnIII ダ1200m(良) 16 1 1 2.6(1人) 3着 1:11.7(36.4) 0.1 御神本訓史 58 ゼンノパルテノン 476
9.30 大井 東京盃 JpnII ダ1200m(不) 16 5 9 7.0(4人) 5着 1:12.7(38.0) 1.4 的場文男 58 バンブーエール 473
11.3 名古屋 JBCスプリント JpnIII ダ1400m(良) 11 8 12 29.5(4人) 5着 1:27.6(37.8) 1.7 戸崎圭太 57 スーニ 467
12.13 中山 カペラS JpnIII ダ1200m(重) 16 6 12 33.1(10人) 12着 1:10.4(36.0) 0.8 戸崎圭太 58 ミリオンディスク 470
2010.1.13 船橋 船橋記念 SIII ダ1000m(稍) 14 8 13 2.2(1人) 2着 0:59.4(36.4) 0.2 戸崎圭太 57 スリーセブンスピン 484
2.2 大井 ’10ウインタースプリント 準重賞 ダ1200m(不) 14 5 7 2.0(1人) 1着 1:11.2(35.8) -0.2 戸崎圭太 59 (スーパーヴィグラス) 479
3.3 大井 東京スプリング盃 SIII ダ1400m(重) 16 5 10 1.6(1人) 1着 1:25.5(38.1) -0.9 戸崎圭太 59 (スーパーヴィグラス) 477
4.7 大井 東京スプリント JpnIII ダ1200m(重) 16 2 4 4.0(2人) 2着 1:12.2(36.8) 0.0 戸崎圭太 58 スーニ 482
5.5 船橋 かしわ記念 JpnI ダ1600m(良) 14 3 3 115.1(7人) 7着 1:38.7(37.4) 1.9 柏木健宏 57 エスポワールシチー 477
2011.1.19 船橋 船橋記念 SIII ダ1000m(良) 14 5 7 9.2(3人) 5着 0:59.7(35.7) 0.9 御神本訓史 57 ジーエスライカー 485
2.3 大井 ’11ウインタースプリント 準重賞 ダ1200m(良) 10 6 6 2.2(2人) 4着 1:11.4(36.7) 0.8 御神本訓史 58 インプレッション 486
3.9 大井 東京スプリング盃 SIII ダ1400m(重) 14 4 8 5.0(3人) 1着 1:24.3(36.9) -0.4 御神本訓史 59 (ジーエスライカー) 485
4.20 大井 東京スプリント JpnIII ダ1200m(重) 16 6 12 8.5(5人) 10着 1:11.7(36.5) 0.9 御神本訓史 58 セレスハント 482
6.1 浦和 さきたま杯 JpnII ダ1400m(良) 12 1 1 15.6(7人) 7着 1:27.4(37.9) 1.4 御神本訓史 58 ナイキマドリード 480
8.30 大井 アフター5スター賞 SIII ダ1200m(良) 15 8 15 競走除外 御神本訓史 58 タカオセンチュリー 計不
11.2 大井 マイルグランプリ SII ダ1600m(良) 16 1 1 6.9(4人) 2着 1:38.9(38.1) 0.0 御神本訓史 59 ボク 478
12.1 大井 ’11ロイヤルC 準重賞 ダ1400m(稍) 16 3 5 2.2(1人) 3着 1:25.6(37.8) 0.1 坂井英光 58.5 マニエリスム 479
12.23 浦和 ゴールドC SIII ダ1500m(良) 12 2 2 5.3(2人) 9着 1:37.4(41.4) 3.0 坂井英光 58 ナイキマドリード 476
2012.3.7 大井 東京スプリング盃 SIII ダ1400m(不) 16 2 3 7.2(3人) 1着 1:24.7(37.0) -0.7 坂井英光 59 (バトルファイター) 480
4.18 大井 東京スプリント JpnIII ダ1200m(良) 16 1 1 15.2(5人) 2着 1:10.8(35.8) 0.3 坂井英光 58 セイクリムズン 473
8.29 大井 アフター5スター賞 SIII ダ1200m(良) 16 7 13 4.0(2人) 7着 1:12.9(37.2) 1.2 御神本訓史 59 ジーエスライカー 478
10.24 大井 マイルグランプリ SII ダ1600m(稍) 16 5 10 5.9(3人) 3着 1:41.1(39.4) 0.6 坂井英光 58 ピエールタイガー 477
2013.3.6 大井 東京スプリング盃 SIII ダ1400m(良) 16 3 5 4.8(3人) 1着 1:26.8(38.1) -0.2 御神本訓史 59 (ケイアイゲンブ) 480
8.28 大井 アフター5スター賞 SIII ダ1200m(重) 14 6 10 6.6(4人) 12着 1:15.1(39.8) 3.6 御神本訓史 59 ハードデイズナイト 480

血統表

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI