サウスヴィグラス

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欧字表記 South Vigorous
性別
サウスヴィグラス
静内SS(2004年)
欧字表記 South Vigorous
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 1996年4月19日
死没 2018年3月4日(22歳没)
登録日 1998年8月13日
抹消日 2003年12月19日
エンドスウィープ
ダーケストスター
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生産者 Samuel H. Rogers Jr.
馬主 南波壽
調教師 高橋祥泰美浦北
競走成績
生涯成績 33戦16勝
中央競馬 24戦10勝
地方競馬 9戦6勝
獲得賞金 5億4372万5000円
勝ち鞍
GIJBCスプリント2003年
GIII根岸ステークス2002年・2003年
GIII黒船賞2002年
GIIIかきつばた記念2002年
GIII北海道スプリントC2002年・2003年
GIIIクラスターカップ2002年
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サウスヴィグラスは、日本で活躍したアメリカ産の競走馬外国産馬)である。引退後は種牡馬として活躍した。

エンドスウィープ初期の代表産駒で2002年 - 2003年にかけてのダート短距離路線で活躍し、GIを含む8つのダート短距離重賞を制覇した。おもな戦績に2003年JBCスプリント統一GI)がある。主戦騎手は柴田善臣

1998年のデビュー以降ダートの短距離を中心に出走し、2001年2月の橿原ステークスを制してオープン入りし、2001年末までに22戦8勝2着6回という成績を収めた。ここまでの勝ち星はすべてダートの1200m戦で挙げたもので、1400m戦では7戦7敗、1600m戦の武蔵野ステークスでは14着とダート戦で唯一の二桁着順を経験している。

2002年、6歳になってサウスヴィグラスは本格化する。年明け初戦のガーネットステークスこそブロードアピールの2着と敗れるが、続く根岸ステークスでは前年のフェブラリーステークス優勝馬ノボトゥルーを退け重賞初制覇、初めて1400m戦を克服した。続くフェブラリーステークスでも1600m戦・GI初挑戦ながら6着に粘り込み、得意のスプリント戦に戻るや黒船賞で前年のJBCスプリント優勝馬ノボジャックに1.6秒差を付け快勝、続くかきつばた記念北海道スプリントカップクラスターカップでは、それぞれコースレコード・日本レコード・コースレコードと強さを見せつけた。

その後に骨折が判明したため目標であったJBCスプリントへの出走は叶わず休養に入った。サウスヴィグラス不在で行われた同年のJBCスプリントはサウスヴィグラスが連勝中に破ってきた馬たちが上位1着-4着を独占した。

骨折から復帰した翌2003年には、根岸S(この年は中山開催)と北海道スプリントカップをいずれも休み明けとなりながら連覇。北海道スプリントカップ後にも軽度の骨折が判明し、またも休み明けとなった東京盃ではハタノアドニスの2着に敗れて連勝を6で止めたが、引退レースとなったJBCスプリントではマイネルセレクトの猛追をハナ差しのいで優勝、GI制覇を成し遂げるとともに、当時ホクトベガが持っていたグレード制導入以降の中央競馬所属馬による通算最多勝利記録に並んだ。本馬が優勝した第3回JBCスプリントには第1回と第2回のJBCスプリント優勝馬に加え、第4回を制することとなるマイネルセレクトや第5回JBCスプリントで2着・3着になる馬などが出走していた。

競走成績

年月日競馬場競走名頭数オッズ
(人気)
着順騎手斤量
(kg)
距離(馬場)タイム
(上り3F)
タイム
勝ち馬/(2着馬)
1998.11.14 東京 3歳新馬 11 24.7 (7人) 2着 横山典弘 54 ダ1400m(良) 1:27.1 (39.0) 0.7 サンタイアフェアー
12.13 中山 3歳未勝利 16 4.1 (3人) 1着 岡部幸雄 54 ダ1200m(良) 1:12.1 (37.1) -0.6 (ディアブロナカヤマ)
1999.1.9 中山 朱竹賞 500万下 12 2.4 (1人) 1着 岡部幸雄 55 ダ1200m(良) 1:11.7 (38.3) -0.6 (リワードアイゼン)
2.6 東京 ヒヤシンスS OP 10 11.4 (5人) 2着 横山典弘 55 ダ1600m(良) 1:38.4 (37.9) 0.1 タイキヘラクレス
4.4 中山 クリスタルカップ GIII 14 16.9 (7人) 11着 横山典弘 55 芝1200m(良) 1:10.4 (36.7) 1.2 タイキダイヤ
11.20 東京 4歳以上900万下 16 3.3 (1人) 1着 柴田善臣 55 ダ1200m(良) 1:10.6 (35.8) -0.7 (ミラクルマンボ)
2000.1.5 京都 門松S 1600万下 16 1.7 (1人) 1着 武豊 56 ダ1200m(良) 1:10.9 (35.9) -0.5 (マイトシェーバー)
2.12 京都 すばるS OP 16 1.9 (1人) 2着 武豊 55 ダ1400m(稍) 1:23.8 (36.8) 0.1 タガノサイレンス
4.1 阪神 コーラルS OP 16 1.8 (1人) 2着 武豊 54 ダ1400m(良) 1:22.6 (36.3) 0.0 エイシンサンルイス
5.14 京都 栗東S OP 16 1.8 (1人) 2着 河内洋 56 ダ1200m(重) 1:09.3 (35.4) 0.1 ブロードアピール
11.12 東京 奥多摩S 1600万下 18 16.7 (7人) 18着 武幸四郎 57 芝1400m(良) 1:24.6 (38.1) 2.9 グリーンプラネット
11.26 京都 貴船S 1600万下 16 2.9 (1人) 1着 武幸四郎 58 ダ1200m(良) 1:10.7 (35.9) -0.9 (ゲインフルマーク)
12.17 阪神 武田尾S 1600万下 15 1.5 (1人) 2着 武幸四郎 58 ダ1400m(稍) 1:24.3 (37.5) 0.0 ハタノアドニス
2001.1.7 中山 ガーネットS GIII 13 8.1 (3人) 3着 柴田善臣 56 ダ1200m(良) 1:09.6 (35.8) 0.1 ビーマイナカヤマ
2.4 京都 橿原S 1600万下 15 1.5 (1人) 1着 武幸四郎 57 ダ1200m(稍) 1:09.6 (35.3) -1.3 (クールネージュ)
4.14 中山 京葉S OP 15 1.5 (1人) 1着 柴田善臣 57.5 ダ1200m(良) 1:10.8 (35.8) -0.6 (キーゴールド)
5.26 東京 欅S OP 14 3.4 (2人) 8着 柴田善臣 56 ダ1400m(良) 1:23.1 (37.2) 1.1 アッミラーレ
6.14 札幌 北海道スプリントC GIII 12 (2人) 2着 柴田善臣 56 ダ1000m(良) 0:57.7 0.0 ノボジャック
9.27 大井 東京盃 GII 16 (2人) 6着 柴田善臣 56 ダ1200m(良) 1:11.9 (36.9) 1.0 ノボジャック
10.27 東京 武蔵野S GIII 15 99.9 (11人) 14着 菊沢隆徳 56 ダ1600m(良) 1:37.7 (40.0) 4.4 クロフネ
11.18 東京 霜月S OP 16 4.5 (1人) 1着 柴田善臣 56 ダ1200m(良) 1:10.8 (36.5) -0.2 (ゲイリーイグリット)
12.8 阪神 摩耶S OP 15 5.0 (2人) 4着 四位洋文 57 ダ1400m(良) 1:23.4 (37.4) 0.4 スタンドオンエンド
2002.1.6 東京 ガーネットS GIII 16 4.5 (2人) 2着 柴田善臣 56 ダ1200m(良) 1:10.5 (36.2) 0.2 ブロードアピール
1.26 東京 根岸S GIII 14 10.5 (6人) 1着 柴田善臣 56 ダ1400m(良) 1:22.8 (36.5) -0.3 ノボトゥルー
2.17 東京 フェブラリーS GI 16 28.3 (8人) 6着 横山典弘 57 ダ1600m(良) 1:36.2 (37.2) 1.1 アグネスデジタル
3.18 高知 黒船賞 GIII 12 1.8 (1人) 1着 柴田善臣 56 ダ1400m(重) 1:26.8 (37.2) -1.6 (ノボジャック)
5.6 名古屋 かきつばた記念 GIII 12 1.5 (1人) 1着 柴田善臣 56 ダ1400m(良) R1:23.9 -0.1 スターリングローズ
6.13 札幌 北海道スプリントC GIII 12 1.3 (1人) 1着 柴田善臣 56 ダ1000m(良) R0:56.8 -0.4 ディバインシルバー
8.16 盛岡 クラスターカップ GIII 14 1.2 (1人) 1着 柴田善臣 57 ダ1200m(稍) R1:10.2 -0.2 (ディバインシルバー)
2003.2.1 中山 根岸S GIII 16 5.6 (2人) 1着 柴田善臣 57 ダ1200m(良) 1:10.4 (37.6) 0.0 ニホンピロサート
6.12 札幌 北海道スプリントC GIII 11 1.3 (1人) 1着 柴田善臣 57 ダ1000m(良) 0:58.7 -0.8 (エイシンラグランジ)
10.9 大井 東京盃 GII 13 1.2 (1人) 2着 柴田善臣 56 ダ1190m(良) 1:11.5 0.9 ハタノアドニス
11.3 大井 JBCスプリント GI 15 4.9 (3人) 1着 柴田善臣 57 ダ1190m(良) 1:09.7 (36.1) 0.0 マイネルセレクト
  • タイム欄のRはレコード勝ちを示す。

種牡馬時代

引退後は静内スタリオンステーションにて繋養されていたが、その後アロースタッドに移動した。

2007年にファーストクロップとなる産駒がデビュー。同年6月5日旭川競馬場でマイアミフェスタが産駒初勝利を挙げ、11月18日に京都競馬場で行われた2歳未勝利戦をドキャーレが制し、産駒が中央競馬で初勝利を挙げた。

その後、地方競馬で順調に勝鞍を増やし、NARファーストシーズンリーディングサイアーとなった。また中央でも9位につけている。

2009年1月7日、船橋競馬場で行われた船橋記念(南関東SIII)でスパロービートが勝利し、産駒として初の重賞勝利馬となった。12月16日、川崎競馬場で行われた全日本2歳優駿 (JpnI)にてラブミーチャンが勝利し、産駒として初のJpnI勝利馬となった。こうした産駒の活躍と比較的安価な種付け料(2010年は80万円)から人気を集め、2010年は種付け頭数が213頭と、日高地区で最も多くの種付けを行った。

2012年と2015年 - 2021年の7年連続を含む計8度の地方競馬リーディングサイアーとなっている[1]

産駒の年間勝利数(中央・地方の合算)が300を超えた年が9回あり、うち6回は400勝を超えている(最多は2019年の493勝[2])。2022年には産駒の通算勝利数が5000勝に達した。

2018年1月26日腸閉塞による疝痛を発症したため開腹手術が行われ、その後は回復に向け静養していたが、同年3月4日18時50分頃、死亡した[3][4]

主な産駒

自身は芝の道悪に出走した実績がないが、産駒にとにかく道悪巧者が多いのが特徴[5]

グレード級重賞勝利馬

ラブミーチャン(2007年産)
コーリンベリー(2011年産)
ヒガシウィルウィン(2014年産)

太字はGI級競走、*は地方競馬独自格付けの重賞

地方重賞勝利馬

母の父としての産駒

グレード級重賞勝利馬

*は地方競馬独自格付けの重賞

地方重賞勝利馬

血統表

出典

外部リンク

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