タガノビューティー

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欧字表記 Tagano Beauty[1]
性別 [1]
タガノビューティー
第27回武蔵野ステークスパドック
(2022年11月12日)
欧字表記 Tagano Beauty[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 鹿毛[1]
生誕 2017年3月16日(9歳)[1]
抹消日 2025年9月18日
ヘニーヒューズ[1]
スペシャルディナー[1]
母の父 スペシャルウィーク[1]
生国 日本の旗 日本北海道新冠町[1]
生産者 (有)新冠タガノファーム[1]
馬主 八木良司[1]
調教師 西園正都栗東[1]
競走成績
生涯成績 43戦8勝[1]
中央:33戦7勝
地方:9戦1勝
海外:1戦0勝
獲得賞金 4億798万8000円[1]
中央:2億4170万円
地方:1億6035万円
韓国:5600万ウォン[2]
勝ち鞍
JpnIJBCスプリント2024年
ListedオアシスS2021年
ListedコーラルS2023年
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タガノビューティー(欧字名:Tagano Beauty2017年3月16日 - )は、日本競走馬[1]2024年JBCスプリントの勝ち馬である。

馬名の意味は、冠名美しい[3]

2歳(2019年)

2019年8月10日、新潟競馬場第5レースの2歳新馬戦(ダート1800m)で、鞍上に石橋脩を迎えデビューした。8番人気という低評価ではあったが、後方から直線で差し切りデビュー勝ち[4]。次走は1勝クラス・プラタナス賞に出走。道中は最後方に付け馬群を見ると直線で突き抜け2連勝を飾った[5]。次走には初の重賞出走・GI出走の舞台として朝日杯フューチュリティステークスを選択した。初の芝コースでのレースとなったが、変わらず後方から追走する。4コーナーの外から上がっていき、直線も先頭のサリオスを追っていくが伸びず4着となった[6]

3歳(2020年)

3歳初戦はシンザン記念を選択した[7]。道中は後方から進め、直線で追い込みを見せたが失速し6着[8]。その後はダート路線に切り替え、ヒヤシンスステークスへ出走[9]。直線で伸びたがカフェファラオには届かず2着[10]。次走の青竜ステークスは初の1番人気に推されたが、直線伸び切れず3着[11]。迎えた初のダート重賞競走となるユニコーンステークスはスタート後に躓き、鞍上の鐙が外れ直線でも伸びず13着となってしまった[12]。その後は2勝クラスに出走。1戦目の日進特別は、中団に控えて直線で伸びたが1番人気になっていたハギノアレグリアスに追いつけず2着[13]。2戦目・3戦目は1番人気に推されたが、後方から差しきれずそれぞれ2着・3着となった。そして、4戦目は1番人気に推される中、鞍上に石橋を戻し出走。後方から追い込み、3Fメンバー最速の脚(35秒1)で3勝目を挙げた。

4歳(2021年)

4歳緒戦は3勝クラス・銀蹄ステークスからとなった。道中は後方から進め、直線で切れ味を発揮するとゴール前アタマ差で差し切り4勝目を挙げ、オープンクラス入りを果たした[14]。次戦はバレンタインステークスを選択。後方側で脚を溜める中、流れが忙しくなる展開となり、直線は逃げたスリーグランドに突き放され2着[15]。次走のポラリスステークスは、馬群の中団で進め、追い込みを図ったが届かず5着[16]。続いてオアシスステークスは、後方に位置し4コーナーまで脚を溜めると直線で突き抜けクビ差差し切りオープン初勝利を飾った[17][18]欅ステークスでは道中後方に進み、直線で大外へ持ち出すと残り400mでさらに突き抜けてゴール前で差し切り、オープン戦2連勝[19]

その後秋まで休養し、迎えた武蔵野ステークスは、最内枠から後方に控え、直線では馬群に揉まれ進めず、途中で外に進路を切るが、数頭交わすのがやっととなり6着となった[20]。次走のギャラクシーステークスでは道中は後方に控え脚を溜める。大外から伸びてきたが、最後方にいたバティスティーニに差され3着[21]

5歳(2022年)

5歳は根岸ステークスからスタート。道中は最後方で進み、少し馬群から離れると4コーナーから大外に回して行き、直線で強襲して前団に差し迫ったが、テイエムサウスダンまでには伸びず、終盤で脚が鈍り3着[22]。次走はオープンに戻り、2年連続でポラリスステークスに出走[23]。スタートで躓いたことでリズムを崩し序盤から苦しみ直線で伸びたが4着となった[24]。次走は初の地方での交流重賞出走となるかきつばた記念ではスタートで少し躓き、中団の内側に付けると3コーナーから鞍上が動かし、直線も競り合いをしたが、外からイグナイターに交わされ4着[25]中央に戻り、2年連続となる欅ステークスに出走となった。レースは、中団に控え進んで行くと直線で馬群に囲まれ、抜け出した後は終盤に伸びたが2着[26]。続く天保山ステークスは、スタート後はあまり出て行かず後方に付け、直線は外に付けて追い込んだが、前団が止まらずに差せず4着[27]

夏は休養し、秋初戦にグリーンチャンネルカップを選択した。道中後方に付け、直線で一気に先頭集団に差し迫ったが、レコードタイムを記録したデシエルトに届かず3着[28]。2年連続で出走した武蔵野ステークスは、スタートで少し出遅れ後方3番手から馬群を見ると直線は内側に位置してしまったため、進路が見つからず終盤に抜け出したが、いつもの切れ味なく6着[29]。次走は初のダートGI参戦となるチャンピオンズカップを選択した。序盤は後方3〜4番手に控えて進めると直線で外に回し、前団を追ったが脚が伸びず10着となった[30]

6歳(2023年)

2年連続での始動戦となった根岸ステークスでは、初めてブリンカーを着用した。中団後方から直線で差を詰めてきたものの4着に敗退[31]。3月11日のコーラルステークスでは後方4番手のインに控え、直線で外から追い込んでくると最後は各馬をまとめて差し切り1年10か月ぶりの勝利を挙げる[32]。そして、5月4日のかしわ記念では道中中団で脚を溜め、最後の直線で馬群を割ってしぶとく脚を伸ばすもののメイショウハリオとの競り合いにクビ差敗れて2着となる[33]。7月9日のプロキオンステークスでは終始後方追走のまま見せ場なく14着と大敗。入線後には異常歩様のため、鞍上の石橋が下馬した[34]。その後は平地調教再審査となったこともあり、休養に入った。

秋初戦のマイルチャンピオンシップ南部杯では中団のやや後ろから懸命に追い上げてきたが4着に敗れる[35]。3年連続の出走となった11月11日の武蔵野ステークスでは、後方3番手追走。直線では外から追い込んでドライスタウトの1馬身と3/4差の2着と好走した[36]

7歳(2024年)

1月28日の根岸ステークスで始動したが、スタートでの出遅れが響き13着と大敗[37]。続くフェブラリーステークスでは中団のやや後ろからしぶとく脚を伸ばしてペプチドナイルの4着に入る[38]。5月1日のかしわ記念では不良馬場の中、序盤は後方で脚を溜め、向正面で徐々にポジションを上げ、最後の直線で逃げ粘るシャマルに猛追するも届かず2年連続2着となる[39]。その後、この年からJpnIに昇格した6月19日のさきたま杯では後方待機策から最後の直線で懸命に追い上げたがレモンポップの4着に敗退[40]。夏場の休養を挟み、10月14日のマイルチャンピオンシップ南部杯では中団追走も直線で伸びを欠き6着に終わる[41]。続くJBCスプリントは単勝オッズ4番人気の9.2倍となった。道中は中団に控える形で進め、中盤に鞍上が動かして行き外から先頭集団に並びかけると4コーナーで先頭に立ち、直線で内から来たチカッパとの競り合いを制し、ハナ差で悲願の重賞初制覇・交流GI初制覇となった[42]

11月26日、管理する西園正都調教師により翌年のフェブラリーステークスを最後に現役を引退し、日本軽種馬協会種牡馬入りすることを明らかにした[43]

8歳(2025年)

予定通り、4年連続で根岸ステークスから始動。単勝オッズは11番人気と低評価で迎えた。しかし、スタート直後に本馬が躓き、鞍上の石橋が落馬したため競走中止となった[44]。2月19日、管理する西園調教師より年末までの現役続行が発表された[45]。2月23日に行われたフェブラリーステークスでは中団後方で脚を溜めるも直線で伸びを欠き8着に敗れた。その後5月5日のかしわ記念では7着に終わるも[46]、6月25日のさきたま杯では5着と久々に掲示板を確保した[47]。韓国に遠征し、9月7日ソウル競馬場で行われたコリアスプリントが現役最終戦となり5着だった。9月10日に、現役を引退し種牡馬入りすることが管理する西園調教師により発表され[48]、9月18日付でJRAの競走馬登録を抹消された[49]。10月10日、種牡馬としての繋養先が青森県七戸町日本軽種馬協会七戸種馬場に決まる[50]

競走成績

以下の内容は、netkeiba.com[51]、JBISサーチ[52]およびRacing Post[53]の情報に基づく。

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬) 馬体重
[kg]
2019.8.10 新潟 2歳新馬 ダ1800m(良) 15 2 3 16.7(8人) 1着 1:57.6(38.8) -0.3 石橋脩 54 (シゲルミカヅキ) 500
10.15 東京 プラタナス賞 1勝 ダ1600m(稍) 11 8 10 8.6(4人) 1着 1:37.9(34.8) -0.4 石橋脩 55 (セラン) 502
12.15 阪神 朝日杯FS GI 芝1600m(良) 16 7 14 61.9(9人) 4着 1:33.6(35.2) 0.6 和田竜二 55 サリオス 508
2020.1.12 京都 シンザン記念 GIII 芝1600m(良) 10 4 4 6.4(3人) 6着 1:36.8(35.9) 0.9 和田竜二 56 サンクテュエール 508
2.23 東京 ヒヤシンスS L ダ1600m(良) 14 7 12 3.1(2人) 2着 1:37.9(34.9) 0.2 和田竜二 56 カフェファラオ 506
5.17 東京 青竜S OP ダ1600m(良) 15 6 11 2.4(1人) 3着 1:36.4(36.1) 0.2 和田竜二 56 デュードヴァン 504
6.21 東京 ユニコーンS GIII ダ1600m(稍) 16 7 13 10.5(4人) 13着 1:37.9(38.0) 3.0 和田竜二 56 カフェファラオ 504
9.12 中京 日進特別 2勝 ダ1800m(稍) 16 3 6 3.7(2人) 2着 1:51.5(36.2) 0.4 松山弘平 54 ハギノアレグリアス 510
10.3 中京 3歳上2勝クラス ダ1900m(良) 16 7 13 1.7(1人) 3着 1:58.6(37.7) 0.1 松山弘平 55 ウインフォルティス 512
10.24 東京 3歳上2勝クラス ダ1600m(稍) 16 2 4 1.9(1人) 2着 1:36.3(36.1) 0.6 和田竜二 55 スマッシングハーツ 514
11.15 東京 3歳上2勝クラス ダ1600m(良) 16 1 1 1.9(1人) 1着 1:37.7(35.1) -0.1 石橋脩 56 (モレッキ) 514
2021.1.30 東京 銀蹄S 3勝 ダ1400m(重) 16 4 7 3.7(1人) 1着 1:22.7(35.0) 0.0 石橋脩 55 (ピンシャン) 516
2.14 東京 バレンタインS OP ダ1400m(良) 16 5 9 3.1(1人) 2着 1:23.6(35.2) 0.5 石橋脩 57 スリーグランド 514
3.13 阪神 ポラリスS OP ダ1400m(重) 16 5 9 2.6(1人) 5着 1:22.3(35.8) 0.2 石橋脩 56 ラプタス 516
4.24 東京 オアシスS L ダ1600m(良) 15 2 2 3.1(1人) 1着 1:35.2(35.6) -0.1 石橋脩 56 (ブルベアイリーデ) 512
5.29 東京 欅S OP ダ1400m(稍) 16 7 13 3.8(2人) 1着 1:21.9(35.2) 0.0 石橋脩 57 (グレートウォリアー) 516
11.13 東京 武蔵野S GIII ダ1600m(稍) 16 1 1 4.9(1人) 6着 1:35.6(36.3) 0.6 石橋脩 56 ソリストサンダー 518
12.5 阪神 ギャラクシーS OP ダ1400m(良) 16 8 16 2.8(1人) 3着 1:24.0(36.5) 0.1 石橋脩 58 バティスティーニ 522
2022.1.30 東京 根岸S GIII ダ1400m(良) 16 4 8 4.7(2人) 3着 1:23.4(35.4) 0.3 津村明秀 56 テイエムサウスダン 518
3.12 阪神 ポラリスS OP ダ1400m(良) 16 4 7 3.0(1人) 4着 1:24.2(36.4) 0.4 石橋脩 58 バティスティーニ 522
5.3 名古屋 かきつばた記念 JpnIII ダ1500m(稍) 12 2 2 5.1(3人) 4着 1:32.1(37.5) 0.3 石橋脩 57 イグナイター 522
5.28 東京 欅S OP ダ1400m(稍) 16 5 10 5.1(2人) 2着 1:23.3(34.7) 0.4 石橋脩 58 レモンポップ 516
6.25 阪神 天保山S OP ダ1400m(良) 16 8 15 4.4(2人) 4着 1:24.2(36.2) 0.6 石橋脩 58 ケイアイドリー 520
10.10 東京 グリーンチャンネルC L ダ1600m(重) 16 7 14 9.6(4人) 3着 1:34.2(34.4) 0.7 石橋脩 58 デシエルト 518
11.12 東京 武蔵野S GIII ダ1600m(良) 16 5 9 16.2(6人) 6着 1:36.2(35.1) 0.6 石橋脩 56 ギルデッドミラー 520
12.4 中京 チャンピオンズC GI ダ1800m(良) 16 7 14 130.2(12人) 10着 1:52.7(36.8) 0.8 石橋脩 57 ジュンライトボルト 520
2023.1.29 東京 根岸S GIII ダ1400m(良) 16 5 10 23.4(6人) 4着 1:22.8(35.3) 0.3 石橋脩 57 レモンポップ 518
3.11 阪神 コーラルS L ダ1400m(良) 16 5 9 4.5(2人) 1着 1:24.0(35.3) 0.0 石橋脩 58 (ブルベアイリーデ) 520
5.4 船橋 かしわ記念 JpnI ダ1600m(良) 13 8 13 10.5(5人) 2着 1:39.4(37.3) 0.1 石橋脩 57 メイショウハリオ 520
7.9 中京 プロキオンS GIII ダ1400m(稍) 15 7 13 5.2(3人) 14着 1:26.8(39.7) 3.8 石橋脩 57 ドンフランキー 518
10.9 盛岡 MCS南部杯 JpnI ダ1600m(稍) 14 1 1 21.7(5人) 4着 1:36.0(35.3) 2.2 石橋脩 57 レモンポップ 519
11.11 東京 武蔵野S GIII ダ1600m(良) 16 2 4 17.9(6人) 2着 1:35.5(35.6) 0.3 石橋脩 57 ドライスタウト 518
2024.1.28 東京 根岸S GIII ダ1400m(良) 16 6 12 4.9(3人) 13着 1:25.6(35.4) 1.5 石橋脩 57 エンペラーワケア 520
2.18 東京 フェブラリーS GI ダ1600m(良) 16 5 10 17.1(7人) 4着 1:35.9(35.4) 0.2 石橋脩 58 ペプチドナイル 520
5.1 船橋 かしわ記念 JpnI ダ1600m(不) 13 2 2 10.0(5人) 2着 1:39.5(38.4) 0.5 石橋脩 57 シャマル 519
6.19 浦和 さきたま杯 JpnI ダ1400m(重) 12 8 11 14.5(4人) 4着 1:27.3(38.4) 0.6 石橋脩 57 レモンポップ 521
10.14 盛岡 MCS南部杯 JpnI ダ1600m(良) 15 3 4 9.6(3人) 6着 1:37.8(37.1) 1.9 石橋脩 57 レモンポップ 519
11.4 佐賀 JBCスプリント JpnI ダ1400m(良) 12 6 8 9.2(4人) 1着 1:26.8(37.4) 0.0 石橋脩 57 チカッパ 517
2025.2.2 東京 根岸S GIII ダ1400m(稍) 16 5 10 30.3(11人) 競走中止 石橋脩 59 コスタノヴァ 522
2.23 東京 フェブラリーS GI ダ1600m(良) 16 1 2 56.9(10人) 8着 1:36.6(36.3) 1.0 石橋脩 58 コスタノヴァ 520
5.5 船橋 かしわ記念 JpnI ダ1600m(良) 10 2 2 9.5(4人) 7着 1:41.0(37.5) 1.8 石橋脩 57 シャマル 518
6.25 浦和 さきたま杯 JpnI ダ1400m(不) 12 7 10 33.0(6人) 5着 1:24.4(36.1) 1.2 石橋脩 57 シャマル 525
9.7 ソウル コリアスプリント G3 ダ1200m(Sd)[注 1] 13 12 12 20.3(5人) 5着 1:11.4(35.4) 0.9 石橋脩 57 Self Improvement 524
  • 海外の競走の「枠番」欄にはゲート番を記載
  • 海外のオッズ・人気は現地主催者発表のもの(日本式のオッズ表記とした)

血統表

脚注

外部リンク

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