ポルトフィーノ (競走馬)
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| ポルトフィーノ | |
|---|---|
|
2008年11月16日 京都競馬場 | |
| 欧字表記 | Portofino |
| 品種 | サラブレッド |
| 性別 | 牝 |
| 毛色 | 鹿毛 |
| 生誕 | 2005年3月14日(21歳) |
| 登録日 | 2007年4月25日 |
| 抹消日 | 2010年4月17日 |
| 父 | クロフネ |
| 母 | エアグルーヴ |
| 母の父 | トニービン |
| 生国 |
|
| 生産者 | ノーザンファーム |
| 馬主 | (有)サンデーレーシング |
| 調教師 | 角居勝彦(栗東) |
| 競走成績 | |
| 生涯成績 | 9戦3勝 |
| 獲得賞金 | 4499万3000円 |
ポルトフィーノ (Portofino) とは日本の競走馬である。2008年のエリザベス女王杯に於いて、日本のGI級競走(JpnIを含む)で初めて、カラ馬の状態で先頭で入線したことで知られる[1]。
現役中はサンデーレーシングが所有していたクラブ馬で、半姉にアドマイヤグルーヴ、半弟にフォゲッタブル、ルーラーシップ、半妹にグルヴェイグがいる。
2歳
デビューは2007年6月16日、阪神競馬場第5競走の新馬戦(芝1600m)。好スタートから先手を取るとそのまま逃げ、2着に5馬身差で快勝した。2戦目は札幌2歳ステークスを予定していたが、直前の調教で右臀部に痛みが出たため回避[2]。その後も体調が整わず、結局2歳時は新馬戦のみの出走に終わる。
3歳
休養明け初戦は2008年2月11日、京都競馬場で行われたオープンのエルフィンステークスである。実に8か月ぶりの出走であったが1番人気に支持され、2着に2馬身半の差をつけて逃げ切り勝ち、2連勝を飾る。重賞初挑戦となった3月1日のアーリントンカップでも1番人気に支持されるが、勝ち馬ダンツキッスイの8着と初黒星を喫した[3]。
そして、4月13日の牝馬クラシック第1戦の桜花賞を迎えることになる。しかし桜花賞の前日の4月12日に左寛跛行のために大事をとって出走取り消しになった[4]。この桜花賞は母エアグルーヴが熱発で回避した競走で、親娘ともに出走することは叶わなかった。
牝馬クラシック第2戦の優駿牝馬は祖母ダイナカール、母エアグルーヴも優勝した競走で、ポルトフィーノには優駿牝馬3代制覇の期待が懸かっていた。しかし直前に右第1指骨剥離骨折を発症し[5]、全治3か月以上を要するという診断により、出走はまたもや見送られた[4]。
その後、骨折明けで秋華賞に出走登録を行う。武豊を鞍上に迎えることも決まっていたが、賞金不足(フルゲート18頭に対し19番目)のためにまたも出走は叶わなかった[6]。そのため、秋華賞と同日に行われた1600万円以下条件戦の清水ステークスへ出走し、ハナ差の勝利を収めている[7]。
清水ステークスの後、初めてのGIの舞台となる11月16日のエリザベス女王杯へに向けて調整され、カワカミプリンセス、ベッラレイアに次ぐ3番人気に支持されたが、スタート直後に前脚を自身の後脚で引っ掛けてつまづき(武曰く「防ぎようが無かった」)、武が落馬[1]。ポルトフィーノは競走中止となった後も走り続け、カラ馬の状態で先頭でゴールした[8]。これはGI(JpnIを含む)では初めてであり[1][9]、重賞(G2またはG3)まで含めてもめずらしいことである[10]。
4歳以降
明け4歳の初戦は2009年4月11日の阪神牝馬ステークス。1番人気に支持され、好位からレースを進めたが、最後の直線で伸び切れず8着に終わった。その後、四位洋文騎手とのコンビで挑んだ5月10日の都大路ステークスでは後方から3コーナー付近で捲くって来るも直線で失速して14着と大敗、その後は休養に入っている。
5歳となった2010年に復帰し、3月13日のうずしおステークスに1番人気で出走したが、ブービーの15着と大敗した。続く難波ステークスでは好位追走も伸びあぐねて7着に敗れ、このレースを最後に現役を引退、繁殖入りすることになった。
繁殖成績
| 馬名 | 生年 | 性 | 毛色 | 父 | 馬主 | 厩舎 | 戦績 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 初仔 | 2011年 | 牡 | 鹿毛 | ディープインパクト | 不出走 | |||
| 2番仔 | ポルトドートウィユ | 2012年 | 牡 | 鹿毛 | (有)サンデーレーシング | 栗東・高野友和 | 12戦2勝(引退) | |
| 3番仔 | ポルトフォイユ | 2013年 | 牡 | 鹿毛 | 2戦1勝(引退) | |||
| 4番仔 | リミニ | 2014年 | 牝 | 鹿毛 | 不出走(引退・繁殖) | |||
| (不受胎) | 2015年 | オルフェーヴル | ||||||
| 5番仔 | ポルトラーノ | 2016年 | 牡→騸 | 鹿毛 | (有)サンデーレーシング | 美浦・萩原清 | 18戦2勝(引退) | |
| (不受胎) | 2017年 | キングカメハメハ | ||||||
| 6番仔 | ポルトヴェッキオ | 2018年 | 牝 | 鹿毛 | ロードカナロア | (有)サンデーレーシング | 美浦・木村哲也 →美浦・岩戸孝樹 →北海道・田中淳司 →大井・渡邉和雄 →美浦・田中博康 | 11戦3勝(引退・繁殖) |
| 7番仔 | ポルトアレグレ | 2019年 | 牡 | 鹿毛 | (有)サンデーレーシング →横田一男 | 美浦・木村哲也 →金沢・高橋俊之 | 4戦1勝(引退) | |
| 8番仔 | ポルトロッソ | 2020年 | 牝 | 鹿毛 | リアルスティール | (有)サンデーレーシング | 美浦・宮田敬介 | 5戦0勝(引退・繁殖) |
| 9番仔 | ポルトフェリス | 2021年 | 牝 | 黒鹿毛 | エピファネイア | 美浦・栗田徹 | 4戦1勝(現役) | |
| (不受胎) | 2022年 | ロードカナロア | ||||||
| 10番仔 | ポルトフィーノの2023 | 2024年 | 牝 | 黒鹿毛 | アドマイヤマーズ | (デビュー前) |
- 2026年1月18日現在
競走成績
| 競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離(馬場) | 頭 数 | 枠 番 | 馬 番 | オッズ (人気) | 着順 | タイム (上がり3F) | 着差 | 騎手 | 斤量 [kg] | 1着馬(2着馬) | 馬体重 [kg] |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2007.6.16 | 阪神 | 2歳新馬 | 芝1600m(良) | 8 | 4 | 4 | 1.3(1人) | 1着 | 1.36.5(34.4) | -0.8 | 武豊 | 54 | (マイサイドキック) | 476 | |
| 2008.2.11 | 京都 | エルフィンS | OP | 芝1600m(良) | 12 | 7 | 9 | 1.9(1人) | 1着 | 1.36.3(34.4) | -0.4 | 武豊 | 54 | (ラベ) | 480 |
| 3.1 | 阪神 | アーリントンC | JpnIII | 芝1600m(良) | 12 | 8 | 13 | 1.7(1人) | 8着 | 1.35.2(34.9) | 0.6 | 武豊 | 54 | ダンツキッスイ | 474 |
| 4.13 | 阪神 | 桜花賞 | JpnI | 芝1600m(良) | 17 | 4 | 7 | 出走取消 | 武豊 | 55 | レジネッタ | 計不 | |||
| 10.19 | 京都 | 清水S | 1600万下 | 芝1600m(良) | 17 | 4 | 8 | 2.6(1人) | 1着 | 1.32.5(33.8) | 0.0 | 武豊 | 53 | (スピリタス) | 482 |
| 11.16 | 京都 | エリザベス女王杯 | GI | 芝2200m(良) | 18 | 3 | 5 | 7.9(3人) | 競走中止 | 武豊 | 54 | リトルアマポーラ | 484 | ||
| 2009.4.11 | 阪神 | 阪神牝馬S | GII | 芝1400m(良) | 18 | 8 | 16 | 2.1(1人) | 8着 | 1.22.3(34.9) | 0.9 | 武豊 | 55 | ジョリーダンス | 484 |
| 5.10 | 京都 | 都大路S | OP | 芝1600m(良) | 18 | 7 | 15 | 3.7(1人) | 14着 | 1.34.3(35.0) | 1.3 | 四位洋文 | 54 | ライブコンサート | 488 |
| 2010.3.13 | 阪神 | うずしおS | 1600万下 | 芝1400m(良) | 16 | 1 | 2 | 3.4(1人) | 15着 | 1.22.8(35.4) | 0.6 | 四位洋文 | 55 | ストリートスタイル | 484 |
| 4.4 | 阪神 | 難波S | 1600万下 | 芝1800m(良) | 16 | 3 | 5 | 3.6(2人) | 7着 | 1.47.4(34.1) | 0.8 | 四位洋文 | 56 | シルポート | 488 |