ルノー・9
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エンジン
| ルノー・9 | |
|---|---|
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| 概要 | |
| 別名 | ルノー・アライアンス (アメリカ) |
| 製造国 |
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| 販売期間 | 1981年 - 1989年 |
| ボディ | |
| ボディタイプ | 4ドアセダン |
| エンジン位置 | フロント |
| 駆動方式 | FF |
| パワートレイン | |
| エンジン |
ガソリン: 1.1/1.2/1.4L 水冷I4OHV 1.7L 水冷I4SOHC ディーゼル: 1.6L水冷I4SOHC |
| 変速機 |
4/5速MT 3速AT |
| サスペンション | |
| 前 | マクファーソン・ストラット |
| 後 | トレーリングアーム |
| 車両寸法 | |
| ホイールベース | 2,475 mm |
| 全長 | 4,065 mm |
| 全幅 | 1,635 mm |
| 全高 | 1,405 mm |
| 車両重量 | 810 - 830 kg |
| その他 | |
| 姉妹車 | ルノー・11 |
| 系譜 | |
| 先代 | ルノー・14 |
| 後継 | ルノー・19 |
ルノー・14の後継として、1981年のフランクフルトモーターショーでデビュー。 5ドアハッチバックのみだった14とはうってかわり、4ドアセダンボディのみで登場。この変更は、北米市場で売るための戦略だったといわれる[1]。
ハッチバックボディの兄弟車ルノー・11は、1年と少し遅れて1983年の初頭に登場した。同年から北米アメリカン・モーターズでもルノー・アライアンスとしてライセンス生産を開始[2]。本国仕様には存在しない2ドアセダンやコンバーチブルも用意され、さらにはステーションワゴンの計画もあったそうだが、これは実現しなかった。
ルノー9は、1982年のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。北米ではアライアンスが1983年Car and Driver 10BestとMotor Trendカー・オブ・ザ・イヤーに輝いている。
外観は、デビュー当初(フェイズ1)は角型2灯式のヘッドランプで、1985年のマイナーチェンジで11と同じ角型4灯式に変更。さらに1986年のマイナーチェンジ(フェイズ2)で若干スラントした横長の角型ランプに変更された。
フランスでの9の生産は1989年まで行われた。前年の1988年にデビューしたルノー・19が後を継いだ。9はその後も国外では継続生産され、トルコでは2000年まで生産されていた。
デビュー時のエンジンはルノー・5と共通の旧式"C-type"OHVの1.1 L (1,108 cc) と1.4 L (1,397 cc) を横置きに改良して搭載[3]。1983年1月には新開発の1.6 L (1,595 cc) SOHCディーゼルを追加。
1985年には前年すでに11に搭載されていたターボを追加[1]。9 Turbo と11 Turboはルノー5・アルピーヌ・ターボ (110 PS) と共通の1.4 L・ギャレット製ターボ+インタークーラー付きだが、105 PSに若干ディチューンされていた。なおこれをベースに作られたGr.Aのラリーカーは約220bhpを発揮していた。同じ1985年にはボルボと共同開発した新しいSOHCのF-type・1.7 L (1,721 cc) エンジンが登場(これもすでに11に搭載されていた)[1]。上級グレードのGTX、GTE、TXEとエレクトロニクに搭載された。
1986年、1.1 Lが1,237 ccに換装されたほか、ターボが115 PSに出力アップしている[1]。
駆動系、サスペンション
前輪駆動のエンジンは横置きに搭載。ルノーにおいて横置き方式の採用は14に次ぐものであったが、14のプジョー式とは異なり、エンジンとトランスミッションを横一列に配置するジアコーサ方式を初めて採用した。トランスミッションはジアコーサ方式用に新設計され、4MT/5MTのほか、18用の3ATも設定された[3]。
サスペンションはフロントがマクファーソン・ストラット。リアは横置きトーションバーを用いたトレーリングアームであるが構造を改良、同様のシステムを持つルノー・4/5/14のような左右ホイールベースの違いはなくなっている[3]。