三人の最年長の王女たち
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| 英語: The Three Eldest Princesses | |
| 作者 | トマス・ゲインズバラ |
|---|---|
| 製作年 | 1783-1784年ごろ |
| 種類 | キャンバス上に油彩 |
| 寸法 | 129.7 cm × 179.8 cm (51.1 in × 70.8 in) |
| 所蔵 | ロイヤル・コレクション、ロンドン |
『三人の最年長の王女たち』(さんにんのさいねんちょうのおうじょたち、英: The Three Eldest Princesses)は、18世紀イギリスの巨匠トマス・ゲインズバラが1783-1784年にキャンバス上に油彩で制作した肖像画である[1][2]。ジョージ4世 (イギリス王) のために描かれ、現在はロンドンのロイヤル・コレクションに所蔵されている[1]。
この集団肖像画は、ジョージ3世と王妃シャーロット・オブ・メクレンバーグ=ストレリッツの3人の娘たちを表している。左から右に、シャーロット (ヴュルテンベルク王妃)、オーガスタ・ソフィア・オブ・ザ・ユナイテッド・キングダム、エリーザベト・フォン・グロスブリタンニエンが並んでいる。彼女たちは、三美神の絵画に見られる身体的接触を思わせる、愛情のある仕草で腕を取り合っている。本作は彼女たちの兄弟である当時のプリンス・オブ・ウェールズで、将来のジョージ4世により300ギニーで委嘱された[1]。
ゲインズバラは、温泉の町バース (イングランド) からロンドンに移ってきて以来、次第にイギリス王室から厚遇されるようになった。本作は、サマセット・ハウスで開催された1784年のロイヤル・アカデミー展 でゲインズバラが出品作を劇的に取り下げたことを誘発した作品である。ロイヤル・アカデミー創立時の会員であったにもかかわらず、ゲインズバラは長い間、アカデミーと不穏な関係を有していた[1]。
本作を掛ける方法について、彼とアカデミーの間で論争が生まれた。アカデミー側は目の高さの位置より上に本作を掛けることを主張したが、ゲインズバラは、そのような位置は「強い効果」を目指した作品には適しているとしつつも、「非常に柔らかな光の中に王女たちを表した」本作には適していない主張したのである[1]。彼は提出した全作品を取り下げると脅したが、アカデミー側はそれをこけおどしと呼んだ。結局、ゲインズバラの全作品は展覧会の直前に取り下げられた。彼は以降生涯にわたってアカデミーをボイコットし、自身の作品をペル・メル (ロンドン) にあったションバーグ・ハウスで展示することを選択した[3]。