只見駅

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只見駅まで運行されていたC11形蒸気機関車による貨物列車(1973年11月)

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅である[1]。かつては島式ホーム1面2線を有していたが[8]、駅舎側の線路(旧下り本線)は使用を停止している。反対側の線路(旧上り本線)は場内・出発信号機はそのまま設置されているため、当駅での折り返し運転が可能である。新潟福島豪雨の影響で会津川口方面が不通となっていた際は、小出方面の定期列車はすべて駅舎反対側のホームに入線し、折り返していた。また、過去に運転されていた「SL会津只見号」は当駅折り返しのため上りホームへ入線後、蒸気機関車機回しを行っていた。その間、小出方面へ接続する列車は、下りホームへ入線して折り返していた。

駅舎はコンクリート平屋で、保線詰所も入った大きなものである。ホームは広い構内の中に鋼製骨組みにコンクリートパネルを敷いたものがぽつんとある形となっており、駅舎からホームまで構内通路の上を60メートルほど歩かなければならない。しかし、豪雪時はこの通路両脇が除雪した雪で壁となり、ホームから駅舎の屋根も見えなくなる。

只見町が受託し、合同会社メーデルリーフに窓口業務を再委託する簡易委託駅である[3](あいづ統括センター〈会津若松駅〉管理)。

構内の大白川方の線路の東側には、珍しい人力で動かす転車台もあり、「SL会津只見号」の蒸気機関車の向きを変えるときにも使用されていた。只見線は昭和40年代後半ごろまでC11形蒸気機関車による貨物列車が運行されていた。転車台はその名残である。

豪雨災害前は夜間滞泊が設定されていた。大白川駅 - 当駅間の復旧ダイヤでは、始発・最終列車は大白川駅始発・終着に見直されたために廃止された。

只見町インフォメーションセンター

2008年(平成20年)2月10日に竣工した改築工事で、待合所に只見町インフォメーションセンター(只見町観光まちづくり協会)が併設された。土産品販売のほか、夏期はレンタサイクルなども扱っていた[9][10]

その後、2021年(令和3年)に駅前の「賑わい創出エリア」の整備が計画され[11]、只見町インフォメーションセンターはエリア内に新設される建物に移転することになり、2022年(令和4年)8月に順次移転・開業した。観光案内所、土産物販売、レンタサイクルのほか、軽食コーナーも併設している[12]。なお、駅舎内のインフォメーションセンターがあったスペースは、写真や映像など只見線関連の展示を行う常設ギャラリーとなった。

利用状況

JR東日本によると、2024年度(令和6年度)の1日平均乗車人員19人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
2000年(平成12年)     38 [利用客数 2]
2001年(平成13年)     37 [利用客数 3]
2002年(平成14年)     38 [利用客数 4]
2003年(平成15年)     34 [利用客数 5]
2004年(平成16年)     25 [利用客数 6]
2005年(平成17年)     26 [利用客数 7]
2006年(平成18年)     29 [利用客数 8]
2007年(平成19年)     30 [利用客数 9]
2008年(平成20年)     25 [利用客数 10]
2009年(平成21年)     29 [利用客数 11]
2010年(平成22年) 非公表
2011年(平成23年) 非公表
2012年(平成24年) 9 0 9 [利用客数 12]
2013年(平成25年) 15 0 15 [利用客数 13]
2014年(平成26年) 22 0 22 [利用客数 14]
2015年(平成27年) 23 1 24 [利用客数 15]
2016年(平成28年) 21 1 23 [利用客数 16]
2017年(平成29年) 19 2 22 [利用客数 17]
2018年(平成30年) 19 0 20 [利用客数 18]
2019年(令和元年) 19 0 19 [利用客数 19]
2020年(令和2年) 11 0 11 [利用客数 20]
2021年(令和3年) 8 0 8 [利用客数 21]
2022年(令和4年) 29 0 29 [利用客数 22]
2023年(令和5年) 35 0 36 [利用客数 23]
2024年(令和6年) 18 1 19 [利用客数 1]

駅周辺

只見町の中心部にあり、駅前にはタクシー会社があり、町内の各観光スポットへの交通の便が確保されている。

地理・交通
観光・名所・レジャー・商業
  • 只見町ブナセンター
  • ふるさと館 田子倉 - 改修工事のため、2018年(平成30年)12月まで閉館
  • 昭和漫画館青虫 - 2006年(平成18年)開館、2017年度(平成29年度)文化庁メディア芸術祭功労賞、2022年(令和4年)7月24日閉館(記念碑が存在)[13]
  • 只見町青年旅行村・いこいの森
  • 只見スキー場
  • 只見温泉
  • 滝神社[14]
  • 三石神社[14]
その他

バス路線

  • 定期路線ワゴン 自然首都・只見号[15]会津田島駅
    • 当路線は、2017年(平成29年)4月21日よりリバティ会津に新設されたことで首都圏から南会津・只見地域へのアクセスが向上したため、2019年(平成31年)4月1日より開設された。なお、車両は定員9名のワゴン車。区間便などはなく、往復2便設定されている。全線を乗り通した時の運賃は1,500円、只見町内のみの利用時は200円[16]

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
只見線
会津蒲生駅 - 只見駅 - *田子倉駅 - 大白川駅
*打消線は廃駅

脚注

関連項目

外部リンク

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