大蔵村
From Wikipedia, the free encyclopedia
| おおくらむら 大蔵村 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
|
肘折温泉街 | |||||
| |||||
| 国 |
| ||||
| 地方 | 東北地方 | ||||
| 都道府県 | 山形県 | ||||
| 郡 | 最上郡 | ||||
| 市町村コード | 06365-7 | ||||
| 法人番号 | 6000020063657 | ||||
| 面積 |
211.64km2 (境界未定部分あり) | ||||
| 総人口 |
2,583人 [編集] (推計人口、2026年3月1日) | ||||
| 人口密度 | 12.2人/km2 | ||||
| 隣接自治体 | 新庄市、村山市、寒河江市、最上郡舟形町、戸沢村、東田川郡庄内町、西村山郡西川町 | ||||
| 村の木 | ブナ | ||||
| 村の花 | リンドウ | ||||
| 村の鳥 | ヤマドリ | ||||
| 大蔵村役場 | |||||
| 村長 | 加藤正美 | ||||
| 所在地 |
〒996-0212 山形県最上郡大蔵村大字清水2528 北緯38度42分15秒 東経140度13分49秒 / 北緯38.70411度 東経140.23036度座標: 北緯38度42分15秒 東経140度13分49秒 / 北緯38.70411度 東経140.23036度 | ||||
| 外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
| ウィキプロジェクト | |||||
大蔵村(おおくらむら)は、山形県の北部、最上地方の南部にある人口約2千人の村。「日本で最も美しい村連合」に加盟する。
人口
山形県北部の最上郡にあり、郡内では最南端に位置する[1]。南西部は月山山頂付近に達する[1]。
村内を南北に縦断する銅山川に沿った国道458号は、肘折以南が悪路の国道として知られている(十部一峠参照)。村の役場などの機能は新庄市にも近い村の北端、最上川付近に集中する。
| 大蔵村と全国の年齢別人口分布(2005年) | 大蔵村の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 大蔵村
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
大蔵村(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 総務省統計局 国勢調査より | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
気候
ケッペンの気候区分によると、大蔵村は西岸海洋性気候(Cfb)に属する。降雪量が多く、特別豪雪地帯に指定されている。
年平均気温は9.2℃である。平年値では猛暑日が0.0日、真夏日が10.7日、夏日が60.8日、真冬日が25.4日、冬日が135.2日となっている[2]。また、1月から2月にかけて日平均気温が氷点下となっている。
年平均降水量は2844.8mmである。また、年平均降雪量は1469cmである。
年平均日照時間は1223.5時間である。
極値[4]
| 要素 | 観測値 | 観測年月日 |
|---|---|---|
| 日最高気温 | 35.3℃ | 1994年8月13日 |
| 日最低気温 | -22.9℃ | 1984年3月4日 |
| 肘折(最上郡大蔵村南山、標高330m)の気候 | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
| 最高気温記録 °C (°F) | 11.8 (53.2) |
17.3 (63.1) |
18.5 (65.3) |
26.3 (79.3) |
30.4 (86.7) |
30.6 (87.1) |
33.8 (92.8) |
35.3 (95.5) |
32.4 (90.3) |
27.4 (81.3) |
21.9 (71.4) |
18.2 (64.8) |
35.3 (95.5) |
| 平均最高気温 °C (°F) | 1.1 (34) |
1.8 (35.2) |
5.4 (41.7) |
11.7 (53.1) |
19.1 (66.4) |
22.7 (72.9) |
25.7 (78.3) |
27.1 (80.8) |
23.0 (73.4) |
16.9 (62.4) |
10.4 (50.7) |
3.8 (38.8) |
14.1 (57.4) |
| 日平均気温 °C (°F) | −1.8 (28.8) |
−1.6 (29.1) |
1.1 (34) |
5.6 (42.1) |
12.0 (53.6) |
17.0 (62.6) |
20.9 (69.6) |
21.9 (71.4) |
17.8 (64) |
11.5 (52.7) |
5.5 (41.9) |
0.5 (32.9) |
9.2 (48.6) |
| 平均最低気温 °C (°F) | −4.6 (23.7) |
−5.1 (22.8) |
−2.9 (26.8) |
0.5 (32.9) |
5.5 (41.9) |
11.6 (52.9) |
16.8 (62.2) |
17.5 (63.5) |
13.3 (55.9) |
6.7 (44.1) |
1.3 (34.3) |
−2.3 (27.9) |
4.9 (40.8) |
| 最低気温記録 °C (°F) | −16.1 (3) |
−16.6 (2.1) |
−22.9 (−9.2) |
−11.1 (12) |
−2.5 (27.5) |
2.0 (35.6) |
6.7 (44.1) |
8.2 (46.8) |
2.3 (36.1) |
−2.7 (27.1) |
−8.0 (17.6) |
−13.9 (7) |
−22.9 (−9.2) |
| 降水量 mm (inch) | 403.3 (15.878) |
268.4 (10.567) |
186.4 (7.339) |
128.4 (5.055) |
112.4 (4.425) |
135.0 (5.315) |
229.2 (9.024) |
201.5 (7.933) |
170.6 (6.717) |
222.0 (8.74) |
332.5 (13.091) |
443.8 (17.472) |
2,844.8 (112) |
| 降雪量 cm (inch) | 459 (180.7) |
343 (135) |
212 (83.5) |
80 (31.5) |
13 (5.1) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
49 (19.3) |
325 (128) |
1,469 (578.3) |
| 平均降水日数 (≥1.0 mm) | 26.7 | 22.7 | 20.7 | 14.7 | 12.4 | 11.4 | 14.7 | 13.2 | 14.2 | 16.4 | 20.1 | 25.5 | 213.1 |
| 平均月間日照時間 | 20.7 | 37.7 | 75.9 | 149.5 | 191.4 | 150.0 | 119.6 | 153.7 | 115.4 | 103.7 | 74.5 | 31.3 | 1,223.5 |
| 出典:気象庁(平均値:1991年 - 2020年、極値:1976年 - 現在)[5][6] | |||||||||||||
歴史
大蔵村清水地区は、最上川の舟運の積出港として大きな規模を誇り、中世には、最上氏の一門により清水港の対岸に平山城である「清水城」が築かれ、最上地方南部の領国経営の中心地でもあった。江戸時代に最上地方の領国経営の中心が新庄藩に移ると衰退を始めるが、舟運が廃れるまでは清水河港は繁栄を続けた。出羽三山への参詣路でもあった舟形街道が通っており、本陣が置かれ、当地において酒造業も営まれた。清水河港で陸揚げされた物資は、舟形街道で羽州街道舟形宿まで運ばれ、そこから最上地方全体に運ばれた。一方、南部の肘折温泉は、湯治場として人気が高く、霊峰月山の登山口にもなっているため、現在にも続く大蔵村の最大の産業である。さらに、寒河江市との村境付近には、かつて日本有数の銅山「幸生銅山(永松鉱山)」があった。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 清水町村、合海村、南山村、赤松村が合併し大蔵村が発足。
- 1918年(大正7年)3月頃 - 村役場が移転[7]。
- 1952年(昭和27年) - 山形県による地すべり防止工事が始まる。
- 1974年(昭和49年)4月26日 - 赤松地内で大規模な地すべりが発生。死者負傷者30名、被害家屋等20戸[8]。1977年に住民らが亜炭鉱の放置が原因として山形県を相手に訴訟を起こした[9]。
- 1992年(平成4年) - 林野庁大蔵治山事業所が設置。国の直轄による地すべり防止事業が始まる[10]。
- 2020年(令和2年)7月 - 28日から山形県一帯を襲った集中豪雨により銅山川が氾濫。肘折温泉で温泉施設が浸水、金山橋の橋脚が損壊[11]。
行政
- 村長:加藤正美(2007年から)
議会
村議会
経済
姉妹都市・提携都市
教育
交通
周辺の空港
鉄道
村内を鉄道路線は通っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR東日本の山形新幹線、および奥羽本線、陸羽東線、陸羽西線の新庄駅。
路線バス

大蔵村営バスが運行されている。運行は新庄輸送サービスに委託している。
- 肘折ゆけむりライン
県立病院前 - 新庄駅前 - 本合海寺前 - 清水 - 塩 - 日陰 - 肘折温泉
- 県立新庄病院・新庄駅に乗り入れ、新庄市中心部と大蔵村中心部や肘折温泉を結ぶ。もともとは山交バスの路線だったが、赤字により2017年3月限りで撤退するのを受けて運行を開始した。平日6往復、土休日・お盆・年末年始は4往復が運行され、全便が新庄市街と肘折温泉の通し運行である。
- 村内路線
- 5路線が運行されている。全路線ともスクールバス混乗のため学休日運休となる。
