2023年2月22日、市議会調査特別委員会(百条委員会)は、前市長時代の2019~21年度の職員採用試験の受験者の情報を工藤が外部に漏洩した疑いがあるとして、工藤を証人喚問した。工藤は、警察から「犯罪性がある」と捜査協力を求められたため、担当職員を通じて受験を申し込んだ計479人全員分の個人情報を提供したことを認めた。警察から情報提供を求められた際、職員らは書類手続きがないと反発したが、市長自らこの場に現れ、許可したという。市長は「組織として丁寧さが欠けていた」と話した。職員採用をめぐっては、2019年度に上級事務職を受験した29人全員が1次試験を通過しており、このことを、当時市議だった工藤は問題視し、議会で追及していた[6]。なお、職員採用試験の犯罪をめぐっては、2020年度に行われた2次試験の内容を事前に受験者に漏らしたとして、元市総務部長が罰金50万円の略式命令を受けた[7]。
市政運営をめぐり、市議会との対立は激化。2023年3月20日、市議会は定例会最終本会議で、総額302億2351万円の同年度一般会計当初予算案を賛成少数で否決した。さらに、工藤への辞職勧告決議案が急遽提案され、賛成多数で可決した[8]。1人が空席となっている2つの副市長ポストを1減する条例改正案も否決。副市長人事案も賛成少数で不同意とした[9]。
同年6月7日、市議会は百条委員会で嘘の証言をしたなどとして、工藤を地方自治法違反(虚偽の陳述、記録の提出拒否)容疑で刑事告発することを賛成多数で決めた[10]。福岡地検は「起訴するに足る証拠がない」として11月30日付で工藤を不起訴処分にした[11][12]。