恵良敏彦
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| 恵良 敏彦 | |
|---|---|
| 生年月日 | 1975年1月21日(51歳) |
| 出身地 | 福岡県北九州市 |
| 通称 | アイアンマン |
| 国籍 |
|
| 階級 | フライ級 |
| チーム | 陽光アダチジム |
| 総合格闘技記録 | |
| 試合数 | 2 |
| 勝利 | 2 |
| ノックアウト | 2 |
| 敗戦 | 0 |
| プロボクシング記録 | |
| 試合数 | 41 |
| 勝利 | 33 |
| ノックアウト | 24 |
| 敗戦 | 5 |
| ノックアウト | 2 |
| 引き分け | 2 |
| 無効試合 | 1 |
恵良 敏彦(えら としひこ、1975年1月21日 - )は、日本のプロボクサー・会社経営者。福岡県北九州市出身。タイ国ライセンスでアジアボクシング連盟(ABF)5階級制覇など多くの地域タイトルを獲得した。日本国内外を通して最年長ナショナルタイトル獲得記録保持者である[注 1]。
海外での呼び名は「Japanese ironman(ジャパニーズ・アイアンマン)」「SAMURAI(侍)」「PANDA(パンダ)」である。
JBC時代
1975年北九州市戸畑区に生まれる。
- 1990年 映画『どついたるねん』に感銘を受けボクシングを始める。
- 1992年 北九州のジム小倉高橋ジムに入門。
- 1993年 大阪の陽光アダチジムに入門。
- 1994年5月、C級プロテスト合格。練習する拠点は大阪の陽光アダチジム、所属は小倉高橋ジムでの契約であった。
- 1994年9月17日、打山学戦でデビュー、初回59秒KO勝ち
- 1995年9月2日、後の世界3位、日本王者王座を七度防衛する小熊坂諭と対戦。1-2の判定で敗北
- 1996年1月7日の試合3日前に左半身が麻痺状態に。当日は痛み止めを注射した上での強行出場で試合を決行。 三原雅之を3-0の判定にて勝利するも試合後に重度の坐骨神経痛とヘルニアを併発、痛み止めとコルセット無しでは歩行困難な状態になり引退。
2年のリバビリの後、現役復帰を志し自力で歩行は出来るまで回復も医師の許可が出ず復帰断念
- 2012年、当時日本のライセンスの定年であった37歳になりライセンス失効と共に身体が走れるまで回復し練習を再開。
タイ時代
- 2013年12月22日 タイ1位、WBCアジアタイトルマッチに三度、OPBF王座に一度挑むルークラック・キャットマンミーとエキシビション戦にて復帰戦を行う。
- 2015年4月29日、プロボクシング12勝8KO2敗のナムタイ・ソータナチョーとMMA特別ルールにより対戦。3回KO勝ちをおさめる。
メジャー4団体を制覇した 高山勝成のスパーリングパートナーを務める。
- 2015年9月 二度世界王座を獲得したイーグル・デン・ジュンラパンと公式プロボクシングルールにて対戦。3回負傷判定にて敗北。
- 2016年 タイ国にてライセンス取得
- 2016年12月11日 タナトーン・ルンシッタイサラコーン戦よりB級の6回戦でタイ国にてプロ復帰。初回KO勝ち
- 2016年9月 復帰3戦目に自身初のA級となる8回戦をタイ国でファンタ・ルークジャオメーと戦い初回KO勝ち
- 2017年12月 ABFアジアタイトルをかけて後のWBC世界ユース決定戦に出場するペッチャブンシ・サイトーンと対戦。5回KO負け
- 2018年6月3日 ナッチャノン・ケムガーノン戦にて復帰。初回KOにて勝利
- 2018年9月1日、タイ国フライ級王座決定戦をヨサコーン・トライロスと対戦。4回KO勝ちを飾り第35代タイ国フライ級チャンピオンとなる
同年タイ国ボクシングコミッションにて名誉選手 【honorary boxer】の称号を与えられる。日本国内外を通してナショナルタイトル獲得王者としては日本最年長の記録である
- 2018年11月11日、凱旋試合として大阪の城東区民センターで当時インドネシア一位のジャック・アミサと8回戦を行い3-0の判定にて勝ち
- 2019年4月11日 タイ、バンコクにABF(アジア ボクシング フェデレーション)スーパーフライ級、第25代タイ国スーパーフライ級王座の二冠をかけてペッチナムチャイ・ソークラウォンと対戦。 4回KOにて勝利
日本人初となる海外ナショナルタイトル二階級制覇と共に最年長記録を更新
- 2019年4月13日、AbemaTV開設3周年記念企画「那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円」の挑戦者選定オーディションに参加[1]。
- 2019年6月22日 プロキックボクシング65キロ級チャンピオンの須藤力也と総合格闘技で対戦。勝利し王座を獲得。
- 2019年6月30日 大阪でインドネシア二位のジャック・アミサと新設された団体のアジアタイトルをかけて再戦。 2回に三度のダウンを奪い勝利、WBKアジアチャンピオンになる。
- 2019年11月16日 インドネシアで元インドネシアフライ級王者スリス・バレラとインドネシア王座をかけ対戦。10回戦い王座獲得。
- 2020年2月22日 インドネシアでディオン・ローテとインドネシア・スーパーフライ級タイトルマッチを行い初回KOにて勝利。
- 2020年7月18日 朝倉未来、皇司、那須川天心と対決した。また殴られ屋KENJIと対戦
- 2020年12月27日 大阪で「恵良敏彦に勝ったら1000万」を開催。6人の格闘技経験者からなるサラリーマン、ホスト代表、ユーチューバー、女子格闘家、西成区代表、おやじファイト代表者と対戦。女子格闘家は恵良のみディフェンスのみルール、一人3回で4人をKO、2人フルラウンド戦い1000万を守る。
- 2021年10月23日 UAEドバイにて世界選抜対抗戦日本代表として選出。インドネシア代表のジャック・アミサを4回レフリーストップにてTKO勝利。
- 2021年12月26日 大阪で総額1000万を自腹で掛けて元プロボクサーや暴走族総長、喧嘩自慢なと十人相手に[恵良敏彦喧嘩十人抜き]を開催。恵良に勝利した人に100万のボーナスが出される企画の中で戦い賭け金1000万を守る。
- 2022年3月26日 ドバイ、ハブトゥール・グランド・リゾート、オートグラフ コレクションにてタイ国ウィチャット・セングパーコーンとABFフライ級タイトルマッチを行い3回TKOにて勝利。
- 2022年6月24日 ドバイ、FCC(ファイトクラブチャンピオンシップ)FCCフォーラムにて元インドネシアチャンピオンのフランシス・ダムールとて対戦。2回KOにて勝利。
- 2022年8月27日 インドネシアにて元WBO世界一位、元WBOアジアフライ級チャンピオンでありインドネシア2階級チャンピオンのトミー・セランとインドネシアフライ級タイトルマッチを行い、4回に相手の棄権によりTKO勝利。
- 2022年10月26日 バンコクにて元WBOアジアチャンピオン元WBO世界3位のオスカー・レクナファとABFフライ級タイトルマッチ防衛戦を行い2回KO勝利。
- 2022年12月28日 バンコクのRCAプラザにて、ABFライトフライ級タイトルマッチをインドネシア元三冠王者のシリム・セランと対戦し5回TKOにて勝利。アジアタイトル三階級を制覇。
- 2023年2月22日 バンコクRCAプラザにてWBAアジアタイトルマッチを11勝8KO1敗のクマール・サンディープと対戦。相手が恵良(赤)のグローブを装置し恵良サイドのコーナーで戦う、初回からヘディングや投げ飛ばすなどの反則受ける中、試合は恵良が終始リードも引き分けに。不可解な判定にプロモーターから再審査がされWBA側は両者に九十日以内に再戦要求を下した。
- 2023年4月27日 バンコクRCAプラザにてイエレット・ティルジュールとスーパーフライ級六回戦を戦い判定勝利。計量を2.6kgオーバーしたイエレット・ティルジュールは契約体重より二階級上のスーパーバンタム級で戦う中での勝利だった。
- 2023年5月22日 タイ、シーマナサックスタジアムでチラファン・タオスワンとスーパーフライ級八回戦を戦い2回KOで勝利。
- 2023年5月25日 バンコクRCAプラザにてWBAの再戦命令によりWBAアジアタイトルマッチをインドのクマール・サンディープと再戦し3-0の判定により勝利。
- 2023年5月25日 8回戦、10回戦の公式戦を中2日で行い勝利。試合間隔としては記録を統括するコミッションが設立された以降では世界最短での記録を樹立。
- 2023年8月26日 マレーシア、サラワク州にてABFフライ級タイトルを元インドネシアライトフライ級チャンピオン、インドネシアフライ級一位、UBO世界インターナショナルフライ級チャンピオンのフレンキーロヒと対戦。初回KOにて勝利、ABFは通算3度目の防衛
- 2023年12月30日 バンコクにてタイ国バンタム級王座決定戦をタイ国元フェザー級チャンピオンであり33勝30KOのアーティド・バムルンガウェアと対戦。バムルンガウェアは体重を落とせずリミットを2.1kgオーバーのフェザー級で対戦し初回に1度、2回に2度ダウンを取り2回TKOにて57代目タイ国バンタム級チャンピオンに。
- 2024年2月29日 バンコクRCAプラザにてABFバンタム級王者デアロニエ・マックデロンの王座返上に伴い元WBC世界バンタム級1位でありWBCアジア3階級を制したウィッチャ・プラゲーオとABFバンタム級タイトルマッチを行い、2回KOにて勝利。ABFバンタム級タイトル獲得と共にアジア四階級制覇を達成。
- 2024年5月 前年に日本ボクシングコミッション(JBC)の年齢制限ルールが改正されたことから「いつか日本のリングに立って国歌を聞きたい」との思いが沸き、JBCに復帰を嘆願[2]。
- 2024年5月11日曜日 マレーシア サラワク州ににてインドのパワン・クマール・アラヤとABFフライ級4度目の防衛戦を行い、3回にパワンが恵良の打撃により右腕を負傷。試合続行不可能と医師の判断により3回終了勝利。クマールは一度目の計量で体重超過、二度目の再計量でも3.5kgオーバーの中での試合だった。
- 2024年7月30日 タイ、シーマナサックスタジアムでチラファン・タオスワンとスーパーフライ級八回戦を戦い2回27秒でTKO勝利[3]。
- 2024年8月 タイバンコクRCAプラザにてチョンラティー・スリラットとタイ国スーパーバンタム級、ABFスーパーバンタム級タイトルマッチを行い初回54秒TKO勝利。タイ国は4階級、アジアは5階級を制覇を成し遂げる。
- 2024年9月 JBCは村田諒太以来のA級ライセンスのテストを行い、ライセンス再交付が決まった[4]。
JBC復帰
- 2024年11月12日 大阪市内で記者会見を行い、49歳でJBCよりA級ライセンスを交付されたことを発表[2]。これまでの野中悠樹を上回る国内最高齢ボクサーとなった。
- 2024年11月28日 JBC復帰初戦としてバンコクにてABFバンタム級の防衛戦としてチョンラシー スリラットと対戦[5]。勝利すると池山直が持つ47歳2ヶ月をも上回る49歳10ヶ月でJBC最高齢勝利記録となっていたが、2回TKO負け。
- 2024年11月30日 Instagramにて長くても2025年に引退することを表明[6]
- 2025年3月29日、バンコクにてイマニ・マテンド(タンザニア)と対戦予定[7]だったが、相手の体重超過のため中止となり、協議の結果4月24日に別のタイ人選手を相手に変えて組まれた。日本人では池山直に次いで2人目、男子では初の50代での公式試合となる。またしても相手が体重超過となり、試合はグローブハンデを付けた上で決行されたが、偶然のバッティングで無効試合となり、JBC復帰後及び50代での初勝利は次戦に持ち越しとなった。
- 2025年6月22日、バンコクにてKomgrich NantapechとWBFアジア・ABFアジア・タイ国フライ級王座決定戦を行い、4回負傷判定で勝利しWBFアジア王座の獲得とABFアジア・タイ国王座の返り咲きに成功。JBC復帰後初白星は日本選手として男女通じて初となる50代での勝利にもなった。
- 2025年8月28日、バンコクにてPradish AnbuchezhianとWBFアジア・ABFアジアフライ級タイトルマッチを行い、1回KOで王座防衛に成功。
- 2025年9月28日、バンコクにてコムリッチ・ナンタペックとWBF世界フライ級タイトルマッチを行い、2回KO勝利でJBC非公認ながら初の世界王座を獲得した[8]。
人物
戦績
- プロボクシング:41戦 33勝 (27KO) 5敗 2分 1無効試合
- MMA:2戦2勝(2KO)
| 戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1994年9月17日 | ☆ | 1R | KO | 打山学(久留米櫛引) | プロデビュー戦 | |
| 2 | 1994年12月24日 | ★ | 3R | KO | 浜田雅之(小倉北) | ||
| 3 | 1995年3月5日 | ☆ | 4R | 判定 3-0 | 打山学(久留米櫛引) | ||
| 4 | 1995年9月2日 | ★ | 4R | 判定 0-2 | 小熊坂諭(陽光アダチ) | ||
| 5 | 1996年1月7日 | ☆ | 4R | 判定 3-0 | 三原雅之(冷研鶴崎) | ||
| 6 | 2016年12月11日 | ☆ | 1R 1:03 | KO | タナトーン・ルンスッタイサラコーン | ||
| 7 | 2017年3月26日 | ☆ | 6R | 判定 2-1 | チャッチャイ・シットサイトーン | ||
| 8 | 2017年4月29日 | ☆ | 3R | KO | ルーベン・アベラダ | ||
| 9 | 2017年10月1日 | ☆ | 1R 1:59 | TKO | ファンタ・ルークジャオメーサイトーン | ||
| 10 | 2017年12月6日 | ★ | 5R 2:58 | KO | ペッチャブーン・シッサイトン | ABFアジアライトフライ級王座決定戦 | |
| 11 | 2018年6月3日 | ☆ | 1R 2:59 | KO | ナッチャノン・ケムガーノン | ||
| 12 | 2018年9月1日 | ☆ | 5R 1:50 | TKO | ヨサコーン・トレイロス | タイ国フライ級王座決定戦 | |
| 13 | 2018年11月11日 | ☆ | 8R | 判定 3-0 | ジャック・アミサ | ||
| 14 | 2019年4月11日 | ☆ | 2R | KO | スリス・バレラ | ||
| 15 | 2019年6月30日 | ☆ | 2R | TKO | ジャック・アミサ | WBKアジアフライ級王座決定戦 | |
| 16 | 2019年11月19日 | – | 10R | NC | スリス・バレラ | インドネシアスーパーフライ級王座決定戦 | |
| 17 | 2020年2月22日 | ☆ | 1R | KO | ディオン・ローテ | ||
| 18 | 2021年10月23日 | ☆ | 4R 3:00 | TKO | ジャック・アミサ | ||
| 19 | 2022年3月26日 | ☆ | 3R 1:06 | TKO | セーンタノン・トーシリチャイ | ABFアジアフライ級王座決定戦 | |
| 20 | 2022年6月24日 | ☆ | 2R | KO | フランス・ダムール・パルエ | ABFアジアフライ級防衛1 | |
| 21 | 2022年8月27日 | ☆ | 5R 1:20 | TKO | トミー・セラン | インドネシアフライ級王座決定戦 | |
| 22 | 2022年10月26日 | ☆ | 2R 0:18 | TKO | オスカー・レクナファ | ABFアジアフライ級防衛2 | |
| 23 | 2022年12月28日 | ☆ | 5R 1:51 | TKO | シレム・セラン | ABFアジアライトフライ級王座決定戦 | |
| 24 | 2023年2月22日 | △ | 10R | 判定 | サンディープ・クマール | WBAサウスアジアフライ級王座決定戦 | |
| 25 | 2023年4月27日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | イエレット・ティルジュー | ||
| 26 | 2023年5月22日 | ☆ | 2R 1:25 | TKO | チラファン・タオスワン | ||
| 27 | 2023年5月25日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | サンディープ・クマール | WBAイーストアジアフライ級王座決定戦 | |
| 28 | 2023年8月26日 | ☆ | 1R 2:03 | TKO | フレンキー・ロヒ | ABFアジアフライ級防衛3 | |
| 29 | 2023年12月30日 | ☆ | 2R 2:16 | TKO | チャトパヤック・シスコーポン | タイ国バンタム級王座決定戦 | |
| 30 | 2024年2月29日 | ☆ | 2R 2:18 | KO | ピグミー・ゴーキャットジム | ABFアジアバンタム級王座決定戦 | |
| 31 | 2024年3月30日 | ☆ | 2R 1:05 | TKO | フレンキー・ロヒ | ||
| 32 | 2024年5月11日 | ☆ | 3R 3:00 | 棄権 | パワン・クマール・アリヤ | ABFアジアフライ級防衛4 | |
| 33 | 2024年7月28日 | ☆ | 2R 0:27 | TKO | チラパン・タオスワン | ||
| 34 | 2024年8月29日 | ☆ | 1R 0:54 | KO | チョンラシー・スリラット | ABFアジア・タイ国スーパーバンタム級王座決定戦 | |
| 35 | 2024年11月28日 | ★ | 2R 2:39 | TKO | チョンラシー・スリラット | ABFアジア陥落 | |
| 36 | 2025年4月24日 | △ | 2R | 負傷引分 | ジラクリット・ジャルラッタナーチャイ | WBFアジア・ABFアジア・タイフライ級王座決定戦 | |
| 37 | 2025年6月22日 | ☆ | 4R 3:00 | 棄権 | エータワン・モークーテットンブリー | WBFアジア・ABFアジア・タイフライ級王座決定戦 | |
| 38 | 2025年8月28日 | ☆ | 1R 0:34 | 判定 0-3 | プラディッシュ・アンブチェジアン | WBFアジア防衛1・ABFアジア防衛1 | |
| 39 | 2025年9月28日 | ☆ | 2R 2:01 | TKO | エータワン・モークーテットンブリー | WBF世界フライ級王座決定戦 | |
| 40 | 2025年11月30日 | ☆ | 1R 2:28 | TKO | プラシツァク・パプロム | タイ王座防衛1 | |
| 41 | 2025年12月21日 | ★ | 8R | 判定 | プラディッシュ・アンブチェジアン | ||
| テンプレート | |||||||