技術試験衛星9号機

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主製造業者 三菱電機
状態 開発中
技術試験衛星9号機 ETS-9
Engineering Test Satellite-9
JAXA筑波宇宙センター スペースドーム
展示品のETS-9(1/50縮尺模型)
所属 JAXANICT総務省[1]
主製造業者 三菱電機
公式ページ 技術試験衛星9号機
状態 開発中
目的 市場ニーズを実現する通信技術と、それらの通信機器を搭載・運用できる衛星バス技術の実証[1]
設計寿命 バス寿命:16年
静止化後:15年
(軌道上実証は3年)[2]
打上げ機 H3ロケット(予定)
打上げ日時 2026年度以降
物理的特長
衛星バス DS2000
本体寸法 高さ:8.4m
パドル両端間:40m[2]
質量 約4.9 t(打ち上げ時)[2]
発生電力 25 kW以上(EOL)
供給電力20 kW以上
主な推進器 ホールスラスタ(国産×1、外国製×4)
姿勢制御方式 3軸姿勢制御
軌道要素
周回対象 地球
軌道 静止軌道(予定)
静止経度 東経143度[3]
高度 (h) 約 36,000 km
搭載機器
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技術試験衛星9号機 (Engineering Test Satellite-9ETS-9) は、宇宙航空研究開発機構 (JAXA)、総務省情報通信研究機構(NICT)、文部科学省が開発する技術試験衛星[1]

次世代通信衛星のための技術実証と推進機を含めて全電力化した静止衛星[4][5]。プライムメーカーは三菱電機。プロジェクト総開発費は411億円[6][注釈 1]

2026年度(令和8年度)内に衛星の打上げ準備を完了する予定[7]で、打上げにはH3ロケットを使用する[1]

技術試験衛星9号機は次世代静止通信衛星に必要となる技術の実証・獲得を目的としており、衛星バスの全電力化・電源系の大電力軽量化・高排熱技術の獲得、通信のフルデジタル化・フレキシブル化・大容量化に関する新規技術を中心に搭載している[2]

推進器に化学推進器を搭載せず電気推進器(キセノンホールスラスタ)のみとすることで、推進力が比較的低いため打ち上げから運用開始までの期間が長くなるデメリットがあるが、比推力が化学推進器に比べて5倍から10倍程度となるため、燃料搭載重量を削減しバス重量を大幅に低減可能となる[8]。ETS-9としては静止軌道への遷移期間4か月でサービスイン可能なことの実証がミッション要求に盛り込まれており、これは次世代静止通信衛星における競争力を見越して設定されている[2]

化学推進系を搭載しないことで射場での推薬充填作業が不要になり、打上げ準備期間を大幅に短縮可能となる[9]。推薬を除いてペイロード質量比が40%となることを目標に、バス質量は2.4トンに設定されている[9]

搭載するフルデジタル通信ペイロード・可変ビームにより、周波数や通信エリアを設計段階でハード的に固定せず、ある程度の範囲からソフトウェア的に設定することが可能となる[2]。これは新しい世代の通信衛星で採用されつつあるソフトウェア定義衛星(SDS)の要素を取り入れたものであり、衛星打ち上げ後の運用変更の自由度が高くなる[10]

計画

搭載機器

脚注

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