断崖 (江戸川乱歩)

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断崖』(だんがい)は、江戸川乱歩が発表した短編探偵小説

1950年(昭和25年)3月1日から12日まで、『報知新聞』に連載された。同じものを『宝石』6月号にも掲載されている。乱歩の作品としては、戦後初になる。乱歩は「そのころ報知新聞の編集局長となった白石潔君[1]にそそのかされて書いたもの。ほとんど十年振りといってもよいほど久しぶりの小説だったが、新味の模索に成功せず、ただ正当防衛と見せかけた殺人というトリックに僅かに新味があったにすぎない。」と解説している[2]

あらすじ

断崖の上で男と女が会話している。斉藤という男と結婚していた女は、夫が自分を殺害しようとしている事を知り、先手を打って射殺する。正当防衛で無罪となった女だがあるトリックに気づく。男が斉藤に一人二役のトリックを使って殺害するように唆したのだ。斉藤の死後に財産目当てで女と結婚した男は、女を断崖から突き落とそうとする。だが、女がとっさに回避したため、男は崖から落ちて行ってしまった。女は「また正当防衛だった。…あたしはこの先まだ、幾度正当防衛をやるかわからない。」と呟く。

収録作品

映像化リスト

脚注

外部リンク

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