断崖 (江戸川乱歩)
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あらすじ
断崖の上で男と女が会話している。斉藤という男と結婚していた女は、夫が自分を殺害しようとしている事を知り、先手を打って射殺する。正当防衛で無罪となった女だがあるトリックに気づく。男が斉藤に一人二役のトリックを使って殺害するように唆したのだ。斉藤の死後に財産目当てで女と結婚した男は、女を断崖から突き落とそうとする。だが、女がとっさに回避したため、男は崖から落ちて行ってしまった。女は「また正当防衛だった。…あたしはこの先まだ、幾度正当防衛をやるかわからない。」と呟く。