Wikiwand AI

日本オープンゴルフ選手権競技

日本の男子プロゴルフメジャー大会 From Wikipedia, the free encyclopedia

日本オープンゴルフ選手権競技(にほんオープンゴルフせんしゅけんきょうぎ)は、毎年秋季(10月)に開催される日本男子プロゴルフメジャー大会の1つ。日本選手権大会に相当する日本ゴルフ協会(JGA)主催競技でもあり、日本ゴルフツアー機構(JGTO)のメジャー大会の1つでもある。

創設 1927年
開催地 持ち回り
開催コース 持ち回り
概要 日本オープンゴルフ選手権競技, トーナメント情報 ...
日本オープンゴルフ選手権競技
トーナメント情報
創設 1927年
開催地 持ち回り
開催コース 持ち回り
主催 公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)
ツアー 日本ゴルフツアー機構
競技方法 ストロークプレー
賞金総額 2億1000万円(2025年)
開催月 10月
最高記録
最少打数 265 南アフリカ共和国の旗 ショーン・ノリス(2021年)
通算スコア -19 同上[1]
最新優勝者
日本の旗 片岡尚之(2025年)
テンプレートを表示
閉じる

大会概要

第一回大会は1927年(昭和2年)5月28日29日の二日間で行われ、アマチュア12人、プロ5人が参加した。競技の結果、アマチュアの赤星六郎が初代優勝者に輝いた[2]。これは、日本オープン史上ただ一回のアマチュア優勝の記録となっている。以来日本のトッププロとトップアマチュアが出場し、日本プロ選手権と並ぶビッグイベントに成長した。

大会は毎年開催する都道府県を変えて4日間72ホールストロークプレーで開催されるが、天災などの事情で4日間で72ホール消化できなかった時には月曜日が予備日となっている[3]。以下の選手に出場資格が与えられる。出場選手は最大120名となっている。

1996年大会から2005年大会までの賞金総額は1億2000万円、優勝賞金は2400万円だったが、2006年大会からは賞金が大幅に増額となり、2025年現在賞金総額2億1000万円、優勝賞金4200万円[4]となっている。ただし2020年は新型コロナ対策の費用がかかったため25%減でおこなった[5]。また、優勝選手にはJGAオープン杯、NHK杯内閣総理大臣杯が授与されるほか、副賞としてJGAオフィシャルパートナーのNECより賞品、さらに翌年マスターズ全英オープン出場権、5年間の無条件シード権が与えられる。またローアマチュアにはボビー・ジョーンズ杯が贈られる。

大会の模様は共催のNHK1972年から中継放映している(同年の大会はNHK初のゴルフ中継でもあった)[6]。週末の2日間および2007年から予選ラウンドも総合テレビで中継。2011年にデジタル放送に完全統合されてからは、午後序盤をBS1、後半を総合テレビにリレー中継する体裁が取られている。2013年国会中継第185臨時国会参議院代表質問[7])の影響もあり、初日は総合テレビでの生放送ができずBS1で全編を放送。最終日も雨天延期と国会中継(予算委員会集中審議)のため総合テレビでの生放送が不可能となり、BS1での生中継のみとなった。2024年は全日程総合テレビで生中継しBS(旧:BS1)では放送しない[8]。第3日は、10月27日投開票の第50回衆議院議員総選挙に向けて日本記者クラブ主催の党首討論会を生中継したことから16:14 - 18:34までの録画中継となった(党首討論会が予定より長引いたため当初予定より11分遅れての放送開始となり17:59 - 18:34まではサブチャンネルで放送した)[9]。NHKのゴルフ中継は生中継が基本なので録画中継は極めて珍しい。また、近畿地方ではプロ野球クライマックスシリーズセリーグファーストステージ第1戦「阪神タイガース横浜DeNAベイスターズ」をメインチャンネルで中継し当大会をサブチャンネルで中継する予定だったがメインチャンネルで党首討論会、サブチャンネルでプロ野球をそれぞれ生中継した[10]。かっては、第3日、第4日の中継は日中の中継を補完するために、総合テレビでは当日深夜(実勢日付上は翌日未明)に50分程度にまとめたハイライト放送が行われていた。これは、同じNHKで中継する日本女子オープンゴルフ選手権競技でも行われていた[11]

大会歴代優勝者

(a)はアマチュア

さらに見る 回数, 開催時期 ...
回数開催時期優勝者開催地開催コース
第1回1927年5月28日29日日本の旗 赤星六郎(a)神奈川県程ヶ谷カントリー倶楽部
第2回1928年5月26日27日日本の旗 浅見緑蔵東京都東京ゴルフ倶楽部駒沢コース
第3回1929年6月8日9日日本の旗 宮本留吉大阪府茨木カンツリー倶楽部[12]
第4回1930年10月25日26日大阪府茨木カンツリー倶楽部[12]
第5回1931年10月31日11月1日日本の旗 浅見緑蔵神奈川県程ヶ谷カントリー倶楽部
第6回1932年10月8日9日日本の旗 宮本留吉大阪府茨木カンツリー倶楽部[12]
第7回1933年10月6日-8日日本の旗 中村兼吉埼玉県霞ヶ関カンツリー倶楽部東コース
1934年室戸台風に伴う関西風水害のため中止[13]
第8回1935年10月30日-11月1日日本の旗 宮本留吉埼玉県東京ゴルフ倶楽部朝霞コース
第9回1936年10月28日-30日兵庫県鳴尾ゴルフ倶楽部猪名川コース
第10回1937年6月3日-5日中華民国の旗 陳清水神奈川県相模カンツリー倶楽部
第11回1938年10月11日-13日中華民国の旗 林万福神奈川県藤沢ゴルフクラブ
第12回1939年6月7日-9日日本の旗 戸田藤一郎兵庫県廣野ゴルフ倶楽部
第13回1940年5月28日-30日日本の旗 宮本留吉埼玉県東京ゴルフ倶楽部朝霞コース
第14回1941年5月8日-10日大韓民国の旗 延徳春(延原徳春)[注 2]神奈川県程ヶ谷カントリー倶楽部
1942年1949年第二次世界大戦の影響のため中止。
第15回1950年10月2日3日日本の旗 林由郎千葉県我孫子ゴルフ倶楽部
第16回1951年10月3日4日日本の旗 小野光一兵庫県鳴尾ゴルフ倶楽部猪名川コース
第17回1952年10月8日-10日日本の旗 中村寅吉静岡県川奈ホテルゴルフコース富士コース
第18回1953年10月5日-7日日本の旗 小野光一兵庫県宝塚ゴルフ倶楽部
第19回1954年9月27日-29日日本の旗 林由郎埼玉県東京ゴルフ倶楽部
第20回1955年9月19日-21日日本の旗 小野光一兵庫県廣野ゴルフ倶楽部
第21回1956年9月18日-20日日本の旗 中村寅吉埼玉県霞ヶ関カンツリー倶楽部西コース
第22回1957年9月17日-19日日本の旗 小針春芳愛知県愛知カンツリー倶楽部東山コース
第23回1958年10月28日-30日日本の旗 中村寅吉千葉県鷹之台カンツリー倶楽部
第24回1959年9月28日-30日中華民国の旗 陳清波神奈川県相模原ゴルフクラブ東コース
第25回1960年9月26日-28日日本の旗 小針春芳兵庫県廣野ゴルフ倶楽部
第26回1961年11月8日-10日日本の旗 細石憲二千葉県鷹之台カンツリー倶楽部
第27回1962年9月26日-28日日本の旗 杉原輝雄千葉県千葉カントリークラブ梅郷コース
第28回1963年9月18日-20日日本の旗 戸田藤一郎三重県四日市カンツリー倶楽部
第29回1964年10月27日-29日日本の旗 杉本英世埼玉県東京ゴルフ倶楽部
第30回1965年10月6日-8日日本の旗 橘田規愛知県三好カントリー倶楽部
第31回1966年10月4日-6日日本の旗 佐藤精一千葉県袖ヶ浦カンツリークラブ
第32回1967年10月2日-4日日本の旗 橘田規兵庫県廣野ゴルフ倶楽部
第33回1968年10月2日-4日日本の旗 河野高明千葉県総武カントリークラブ 東コース・中コース
第34回1969年9月30日-10月2日日本の旗 杉本英世兵庫県小野ゴルフ倶楽部
第35回1970年9月30日-10月2日日本の旗 橘田光弘埼玉県武蔵カントリークラブ笹井コース
第36回1971年9月28日-10月1日日本の旗 藤井義将愛知県愛知カンツリー倶楽部東山コース
第37回1972年9月28日-10月1日大韓民国の旗 韓長相茨城県大利根カントリークラブ東コース
第38回1973年9月27日-30日フィリピンの旗 ベン・アルダ大阪府茨木カンツリー倶楽部西コース
第39回1974年9月26日-29日日本の旗 尾崎将司茨城県セントラルゴルフクラブ東コース
第40回1975年9月25日-28日日本の旗 村上隆愛知県春日井カントリークラブ東コース
第41回1976年11月11日-15日日本の旗 島田幸作茨城県セントラルゴルフクラブ東コース
第42回1977年11月17日-20日スペインの旗 セベ・バレステロス千葉県習志野カントリークラブ
第43回1978年11月2日-5日神奈川県横浜カントリークラブ西コース
第44回1979年11月1日-4日中華民国の旗 郭吉雄滋賀県日野ゴルフ倶楽部キングコース
第45回1980年10月31日-11月3日日本の旗 菊地勝司神奈川県相模原ゴルフクラブ東コース
第46回1981年10月29日-11月1日日本の旗 羽川豊岐阜県日本ラインゴルフ倶楽部東コース
第47回1982年10月28日-31日日本の旗 矢部昭埼玉県武蔵カントリークラブ豊岡コース
第48回1983年9月29日-10月2日日本の旗 青木功兵庫県六甲国際ゴルフ倶楽部
中・東コース[注 3]
第49回1984年10月4日-7日日本の旗 上原宏一埼玉県嵐山カントリークラブ
第50回1985年10月10日-13日日本の旗 中嶋常幸愛知県東名古屋カントリークラブ西コース
第51回1986年10月9日-12日神奈川県戸塚カントリー倶楽部西コース
第52回1987年10月8日-11日日本の旗 青木功兵庫県有馬ロイヤルゴルフクラブ
東・中コース[注 4]
第53回1988年10月6日-9日日本の旗 尾崎将司埼玉県東京ゴルフ倶楽部
第54回1989年10月5日-8日愛知県名古屋ゴルフ倶楽部・和合コース
第55回1990年10月4日-7日日本の旗 中嶋常幸北海道小樽カントリー倶楽部
第56回1991年10月10日-13日山口県下関ゴルフ倶楽部
第57回1992年10月8日-12日日本の旗 尾崎将司茨城県龍ヶ崎カントリー倶楽部
第58回1993年10月7日-10日日本の旗 奥田靖己滋賀県琵琶湖カントリー倶楽部
栗東・三上コース
第59回1994年9月29日-10月2日日本の旗 尾崎将司三重県四日市カンツリー倶楽部
第60回1995年9月28日-10月1日日本の旗 伊沢利光埼玉県霞ヶ関カンツリー倶楽部東コース
第61回1996年9月26日-29日アメリカ合衆国の旗 ピーター・テラベイネン大阪府茨木カンツリー倶楽部西コース
第62回1997年10月2日-5日オーストラリアの旗 クレイグ・パリー福岡県古賀ゴルフ・クラブ
第63回1998年10月1日-4日日本の旗 田中秀道茨城県大洗ゴルフ倶楽部
第64回1999年9月30日-10月3日日本の旗 尾崎直道北海道小樽カントリー倶楽部
第65回2000年10月12日-15日千葉県鷹之台カンツリー倶楽部
第66回2001年10月11日-14日日本の旗 手嶋多一埼玉県東京ゴルフ倶楽部
第67回2002年10月17日-20日ニュージーランドの旗 デビッド・スメイル山口県下関ゴルフ倶楽部
第68回2003年10月16日-19日日本の旗 深堀圭一郎栃木県日光カンツリー倶楽部
第69回2004年10月14日-17日日本の旗 谷口徹石川県片山津ゴルフ倶楽部白山コース
第70回2005年10月13日-16日日本の旗 片山晋呉兵庫県廣野ゴルフ倶楽部
第71回2006年10月12日-15日オーストラリアの旗 ポール・シーハン埼玉県霞ヶ関カンツリー倶楽部西コース
第72回2007年10月11日-14日日本の旗 谷口徹神奈川県相模原ゴルフクラブ東コース
第73回2008年10月16日-19日日本の旗 片山晋呉福岡県古賀ゴルフ・クラブ
第74回2009年10月15日-18日日本の旗 小田龍一埼玉県武蔵カントリークラブ豊岡コース
第75回2010年10月14日-17日大韓民国の旗 金庚泰愛知県愛知カンツリー倶楽部東山コース
第76回2011年10月13日-16日大韓民国の旗 裵相文千葉県鷹之台カンツリー倶楽部
第77回2012年10月11日-14日日本の旗 久保谷健一沖縄県那覇ゴルフ倶楽部
第78回2013年10月17日-21日日本の旗 小林正則茨城県茨城ゴルフ倶楽部東コース
第79回2014年10月16日-19日日本の旗 池田勇太千葉県千葉カントリークラブ梅郷コース
第80回2015年10月15日-18日日本の旗 小平智兵庫県六甲国際ゴルフ倶楽部東コース
第81回2016年10月13日-16日日本の旗 松山英樹[15]埼玉県狭山ゴルフ・クラブ
第82回2017年10月12日-15日日本の旗 池田勇太岐阜県岐阜関カントリー倶楽部東コース[16]
第83回2018年10月11日-14日日本の旗 稲森佑貴[17]神奈川県横浜カントリークラブ
第84回2019年10月17日-20日アメリカ合衆国の旗 チャン・キム[18]福岡県古賀ゴルフ・クラブ[19]
第85回2020年10月15日-18日日本の旗 稲森佑貴[20]千葉県紫カントリークラブすみれコース[21][22][注 5]
第86回2021年10月14日-17日南アフリカ共和国の旗 ショーン・ノリス英語版[23]滋賀県琵琶湖カントリー倶楽部 琵琶湖・三上コース[1][22][24]
第87回2022年10月20日-23日日本の旗 蟬川泰果(a)[25]兵庫県三甲ゴルフ倶楽部ジャパンコース[26][27]
第88回2023年10月12日-15日日本の旗 岩﨑亜久竜大阪府茨木カンツリー倶楽部・西コース[22]
第89回2024年10月10日-13日日本の旗 今平周吾埼玉県東京ゴルフ倶楽部[28]
第90回2025年10月16日-19日日本の旗 片岡尚之PO[29]栃木県日光カンツリー倶楽部
第91回 2026年10月15日-18日 滋賀県 タラオカントリークラブ 西コース
第92回 2027年 千葉県 房総カントリークラブ 房総ゴルフ場 東コース
第93回 2028年 三重県 阿山カンツリー倶楽部
第94回 2029年 福岡県 玄海ゴルフクラブ
閉じる

脚注

外部リンク

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks