クイーン賞

From Wikipedia, the free encyclopedia

開催国 日本の旗 日本
競馬場 船橋競馬場
第1回施行日 1955年11月12日
クイーン賞
開催国 日本の旗 日本
主催者 千葉県競馬組合
競馬場 船橋競馬場
第1回施行日 1955年11月12日
2026年の情報
距離 ダート1800m
格付け JpnIII / 国際LR
賞金 1着賞金3000万円
出走条件 サラブレッド系4歳以上牝馬(指定交流)
条件も参照
負担重量 ハンデキャップ
出典 [1]
テンプレートを表示

クイーン賞(クイーンしょう)は、千葉県競馬組合船橋競馬場で施行する地方競馬南関東公営競馬)の重賞競走ダートグレード競走JpnIII)である。デイリースポーツを発行する神戸新聞社が優勝杯を提供しているため、正式名称は「デイリー盃 クイーン賞」と表記される。

副賞は、デイリースポーツ社賞、日本中央競馬会理事長賞、日本馬主協会連合会長奨励賞、日本地方競馬馬主振興協会会長賞、地方競馬全国協会理事長賞、開催執務委員長賞、またNAR生産牧場賞及び船橋競馬生産牧場賞がある(2026年)[2]

条件・賞金等(2026年)

1955年に創設されて以来、開催競馬場、距離ともに現在も変わっていない。1995年の南関東グレード制施行に伴い、同年より南関東G3に格付けされた。1997年よりダートグレード競走に認定され、統一GIIIに格付けされた。また南関東グレードはG2に格上げされた。

2004年からは施行時期を12月に変更。2006年にはダートグレード競走では初めてのハンデキャップ競走に変更された。

2012年までは地方所属馬に限りレディスプレリュードの上位2着以上に本競走の優先出走権が付与されていた。

12月に移行後の2004年から2023年までは古馬牝馬ダート重賞路線における1年の締めくくりのレースとなっており、JBCレディスクラシックに出走した馬が出走することもあった。

2024年のダートグレード競走の整備に伴い施行時期を2月に、出走条件も4歳以上牝馬にそれぞれ変更。また、その他の競走の開催場・施行時期の変更もあり年最初に行われる牝馬ダートグレード競走となっている。またこの年からGRANDAME-JAPAN古馬シーズン(春)の構成競走に加えられている。

従来船橋競馬場の返し馬の時に流れるBGMは遥か彼方が使用されているが、クイーン賞デーの馬場入場の際に流れる曲はクイーンの楽曲が本馬場入場曲として使われている(最終競走を除く、但し2025年以降は使用していない)。

出走資格[1]
サラブレッド系4歳以上牝馬
中央所属馬はJRAのハンデキャップ競走の出走資格に準ずる。ハンデ期間は前年2月11日から本年1月25日。
地方所属馬は以下のいずれかの条件を満たす必要がある。
  1. 下表に示す対象競走に通算2回以上出走。
  2. 下表に示す対象競走に前年2月11日から本年1月25日の間に出走し入着。
対象競走
中央競馬の平地競走
地方競馬指定交流競走
国際せり名簿基準委員会が定めるパートIのグレード及びグループ競走
出走資格に上限がない地方競馬重賞競走
南関東地区のB級以上の競走。
負担重量[1]
ハンデキャップ(最低負担重量は52kg)。
賞金等
賞金額は1着3000万円、2着1050万円、3着600万円、4着300万円、5着150万円、着外手当15万円[3]
船橋所属馬が着外であった場合、着外最先着には90万円、同次着には60万円、同次々着には30万円の特別着外手当が支給される[1]
優先出走権付与
優勝した地方競馬所属馬にエンプレス杯の優先出走権が付与される。

過去の賞金額

中央競馬地方競馬全国指定交流競走に指定された1997年以降
回数総額賞金
(万円)
1着賞金
(万円)
2着賞金
(万円)
3着賞金
(万円)
4着賞金
(万円)
5着賞金
(万円)
第43回(1997年)5,1003,0001,050600300150
第44回(1998年)
第45回(1999年)
第46回(2000年)
第47回(2001年)
第48回(2002年)
第49回(2003年)
第50回(2004年)
第51回(2005年)
第52回(2006年)
第53回(2007年)
第54回(2008年)
第55回(2009年)4,2502,500875500250125
第56回(2010年)
第57回(2011年)
第58回(2012年)3,5702,100735420210105
第59回(2013年)
第60回(2014年)
第61回(2015年)
第62回(2016年)
第63回(2017年)
第64回(2018年)
第65回(2019年)
第66回(2020年)
第67回(2021年)
第68回(2022年)4,2502,500875500250125
第69回(2023年)5,1003,0001,050600300150
第70回(2024年)
第71回(2025年)

※ここで示される総額賞金には着外手当は含まれていない。

歴史

  • 1995年 - 南関東グレード制施行に伴い、南関東G3に格付け。
  • 1996年 - 施行時期を10月に移行。
  • 1997年
  • 2004年
    • 施行時期を12月に移設。
    • 負担重量を賞金別定からグレード別定に変更。
  • 2006年 - 負担重量をグレード別定からハンデキャップに変更。
  • 2007年 - 国際セリ名簿基準委員会 (ICSC)の勧告に伴い、重賞格付け表記をJpnIIIに変更。なお、南関東グレードは併記しないことになった。
  • 2011年 - 優勝馬の馬主織光商事賞としてアジュディミツオーの翌年の種付け権が与えられる[4]
  • 2021年 - 船橋競馬場の大規模改修工事のため、「無観客競馬」として開催。
  • 2024年
    • 「全日本的なダート競走の体系整備」に伴い、施行時期を2月に、出走条件も「3歳以上牝馬」から「4歳以上牝馬」にそれぞれ変更[5]。これにより、2023年度の本競走は2回施行される。
    • GRANDAME-JAPANシリーズの対象競走に指定される。
    • 本来ならクイーンの曲で本馬場入場曲を使用するはずだったが、9レースまでしか使用されず、この年は船橋競馬のテーマソング「ハートビートナイター」が使用された。

歴代優勝馬

回数施行日優勝馬性齢所属タイム優勝騎手管理調教師馬主
第1回1955年11月12日チヤネルアイル牝6大井1:52.2永井繁永井繁永井源太郎
第2回1956年11月6日アランデール牝4大井1:54.3倉持十九二小暮嘉久志賀泰吉
第3回1957年12月1日ラツキーマミー牝4大井1:53.4須田茂田中利衛臼坂巌
第4回1958年11月6日ヒガシテラオー牝5川崎1:54.0佐々木吉郷青野四郎坂本清五郎
第5回1959年10月7日コンリユウ牝4船橋1:55.3
同着
須田茂木村万吉津村亀吉
フアストクイン牝5大井鈴木冨士雄栗田金吾井門昭二
第6回1960年11月24日サンセイカツプ牝3大井1:54.3武智一夫三坂博三坂成行
第7回1961年12月6日ステツプホース牝4大井1:53.0松浦備小暮嘉久角田二郎
第8回1962年12月5日ヒガシミノル牝3川崎1:54.9佐々木竹見下山喜万多坂本清五郎
第9回1963年12月25日コガネクイン牝3大井1:53.3荒山徳一天間三之助醍醐幸右衛門
第10回1964年12月23日ヒンドソネラ牝4川崎1:54.1須田茂河津晴一安西光枝
第11回1965年11月17日スターコキトール牝3大井1:51.8松浦備小暮善清志賀泰吉
第12回1966年9月7日マツエ牝4船橋1:53.0溝辺正宮下佐平武市伝一
第13回1967年12月1日ヒンドタイム牝3船橋1:52.6宮下紀英宮下仁諏訪忠兵衛
第14回1968年11月27日ローレライ牝4船橋1:53.8木村和男木村万吉木村てる
第15回1969年11月26日フアストグレース牝3船橋1:52.7溝辺正宮下佐平山家右京
第16回1970年12月1日セザンヌ牝5船橋1:53.0宮下紀英矢熊寿川俣トシヱ
第17回1971年12月1日セザンヌ牝6船橋1:52.0角田次男矢熊寿川俣トシヱ
第18回1972年12月5日ゴールデンスネツプ牝3川崎1:53.2長谷川茂井上宥藏吉田善哉
第19回1973年12月26日アルエツト牝3船橋1:52.7角田次男波多野高次永野清輝
第20回1974年12月25日グリンバール牝3川崎1:53.2松代真岡林喜和渡辺勝夫
第21回1975年12月25日キヨクトウクイン牝4船橋1:50.5田部和廣吉田馨菅原純之助
第22回1976年12月2日タキノフブキ牝5浦和1:50.0佐々木竹見粟野文雄長谷川正人
第23回1977年11月28日サカエジヨオー牝4浦和1:52.4内野健二梅山昭男酒井芳雄
第24回1978年11月30日サギヌマグツドリー牝4船橋1:53.0成田清輔竹田光雄伊藤鉄五郎
第25回1979年11月29日リユウイソウー牝4川崎1:52.8岩本実岩本亀五郎高橋寅吉
第26回1980年11月24日テンパーソロン牝4船橋1:51.9川島正行石川忠良渡辺典六
第27回1981年11月18日ダービーナイト牝3浦和1:51.8本間光雄稲葉道行松尾博隆
第28回1982年11月29日デユールスワロー牝4浦和1:51.9佐々木竹見黒田桂二門別忍
第29回1983年11月30日ホーテツビユーテイ牝5大井1:55.1本間茂庄子連兵北條政市
第30回1984年11月20日ガールライヒ牝4船橋1:52.2高橋三郎竹田光雄高橋光子
第31回1985年11月7日ガールライヒ牝5船橋1:50.8田部和廣竹田光雄高橋光子
第32回1986年11月3日ハナブサクイン牝4大井1:51.7佐々木忠昭高柳恒男飯島英夫
第33回1987年12月29日イーグルシヤトー牝4大井1:53.7堀千亜樹大山二三夫中村和夫
第34回1988年5月25日イーグルシヤトー牝5大井1:53.2堀千亜樹大山二三夫中村和夫
第35回1989年6月28日ホウニンメゴヒメ牝4船橋1:52.4石崎隆之濱月睦生中村正子
第36回1990年7月2日スーパーセブン牝4船橋1:55.2石崎隆之須永和良斎藤美智子
第37回1991年7月3日ヒカリカツオーヒ牝4浦和1:53.4石崎隆之野口孝(株)ひかり
第38回1992年7月9日ダイカツオパール牝5船橋1:55.6佐々木清明佐々木總雄志賀泰吉
第39回1993年7月7日ニツシヨウハクバ牝6船橋1:52.4秋田実宮下雅身伊藤昭
第40回1994年7月21日タイセンルビー牝4船橋1:56.2桑島孝春熊坂明渡邊俊彦
第41回1995年7月17日マフイン牝5川崎1:54.3佐々木竹見梅山満河田福司
第42回1996年10月23日アクアライデン牝5大井1:54.0的場文男五百藏幸雄坪野谷和平
第43回1997年10月22日マキバサイレント牝5船橋1:52.8石崎隆之北川亮新田知也
第44回1998年10月21日イシゲヒカリ牝4船橋1:53.0秋田実玉井吉丸若山文利
第45回1999年10月6日ファストフレンド牝5JRA1:52.8蛯名正義高市圭二竹崎大晃
第46回2000年10月25日プリエミネンス牝3JRA1:51.1柴田善臣伊藤圭三(有)グランド牧場
第47回2001年10月11日レディバラード牝4JRA1:49.9石崎隆之山内研二(株)ロードホースクラブ
第48回2002年10月2日ビーポジティブ牝3JRA1:50.6武豊池江泰郎金子真人
第49回2003年10月2日メイプルスプリング牝4船橋1:52.6左海誠二林正人節英司
第50回2004年12月15日レマーズガール牝4JRA1:53.5武豊湯浅三郎平井豊光
第51回2005年12月15日グラッブユアハート牝5JRA1:54.7安藤勝己畠山吉宏吉田和子
第52回2006年12月6日レマーズガール牝6JRA1:52.2岩田康誠湯浅三郎平井豊光
第53回2007年12月5日ホワイトメロディー牝3JRA1:51.6後藤浩輝加用正大澤毅
第54回2008年12月10日ヤマトマリオン牝5JRA1:49.5幸英明安達昭夫坂東まさ子
第55回2009年12月9日ユキチャン牝4川崎1:54.5今野忠成山崎尋美金子真人
第56回2010年12月8日ミラクルレジェンド牝3JRA1:52.5岩田康誠藤原英昭吉田照哉
第57回2011年12月7日クラーベセクレタ牝3船橋1:53.2戸崎圭太川島正行(有)サンデーレーシング
第58回2012年12月5日レッドクラウディア牝3JRA1:53.3内田博幸石坂正(株)東京ホースレーシング
第59回2013年12月4日アクティビューティ牝6JRA1:52.6吉田隼人柴田光陽(有)宮内牧場
第60回2014年12月3日トロワボヌール牝4JRA1:53.0戸崎圭太畠山吉宏村野康司
第61回2015年12月9日ディアマイダーリン牝3JRA1:53.6横山典弘菊沢隆徳窪田康志
第62回2016年12月7日トロワボヌール牝6JRA1:53.8C.ルメール畠山吉宏村野康司
第63回2017年12月6日プリンシアコメータ牝4JRA1:51.8岩田康誠矢野英一芳川貴行
第64回2018年12月12日アイアンテーラー牝4JRA1:52.7浜中俊飯田雄三中西浩一
第65回2019年12月11日クレイジーアクセル牝4大井1:53.6吉原寛人渡邉和雄市原高一
第66回2020年12月3日サルサディオーネ牝6大井1:51.4矢野貴之堀千亜樹菅原広隆
第67回2021年12月1日ダイアナブライト牝5川崎1:51.4笹川翼内田勝義(有)キャロットファーム
第68回2022年11月30日テリオスベル牝5JRA1:54.4江田照男田島俊明鈴木美江子
第69回2023年11月29日ライオットガール牝3JRA1:51.1岩田望来中村直也(有)ヒダカファーム
第70回2024年2月7日アーテルアストレア牝5JRA1:53.1菱田裕二橋口慎介フィールドレーシング
第71回2025年2月11日オーサムリザルト牝5JRA1:52.4武豊池江泰寿(株)インゼルレーシング
第72回2026年2月11日テンカジョウ牝5JRA1:54.8松山弘平岡田稲男河内孝夫

出典:南関東4競馬場公式「クイーン賞競走優勝馬」https://www.nankankeiba.com/win_uma/26.do

クイーン賞でクイーンの楽曲が流れた本馬場入場曲(2009年以降)

但し、2008年以前はランダムで本馬場入場曲が決まることもあった。

関連項目

注釈

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI