水無川 (富山県)
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水無川は富山県・岐阜県境のブナの原生林を源流とし、北東から南西に向けて流れる河川である[1][2]。水無川一帯はブナの原生林にかこまれた地域であり、大昔からのブナの原始林が残っている[3]。また、標高1,200m以上の地点には多くの湿原があり、ヨシの群落、イヌコリヤナギ水辺林、ヤチスゲ湿原などが存在する[3]。
水無川の反対方向(南西)からはアテビョウ谷が流れてきており、水無川はアテビョウ谷と水無ダムで合流して利賀川を構成する[2]。利賀川は流れを変えて北流し、利賀谷の支流を集めてやがて庄川に合流する[2]。
水無川とアテビョウ谷によって形成された渓谷の南側には、標高1,300~1,500mの山脈が連なり、富山・岐阜の県境を構成する[4]。この渓谷は急斜面が多いが、水無川右岸に平坦地があり、かつてはこのあたりに水無集落が存在していた[5]。水無集落は最盛期には18の世帯があったが、昭和48年11月に水無ダムが完成すると離村が進み、現在は定住者は存在しない[6]。
脚注
- ↑ 富山県教職員山岳研究会 1976, p. 248.
- 1 2 3 利賀村史編纂委員会 2004a, p. 5.
- 1 2 富山県教職員山岳研究会 1976, p. 249.
- ↑ 利賀村史編纂委員会 2004a, pp. 5–6.
- ↑ 利賀村史編纂委員会 2004a, p. 6.
- ↑ 利賀村史編纂委員会 2004b, p. 997.
参考文献
- 富山県教職員山岳研究会 編『とやま百川』北日本新聞社出版部、1976年。
- 利賀村史編纂委員会 編『利賀村史1 自然・原始・古代・中世』利賀村、2004年。
- 利賀村史編纂委員会 編『利賀村史3 近・現代』利賀村、2004年。
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