水素化カリウム
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| 水素化カリウム | |
|---|---|
| 識別情報 | |
| CAS登録番号 | 7693-26-7 |
| PubChem | 82127 |
| EC番号 | 232-151-5 |
| 特性 | |
| 化学式 | KH |
| モル質量 | 40.1062 g/mol |
| 外観 | 無色固体 |
| 密度 | 1.47 g/cm3 |
| 沸点 |
316 ℃ |
| 構造 | |
| 結晶構造 | 立方晶, cF8 |
| 空間群 | Fm3m, No. 225 |
| 特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 | |
水素化カリウム(すいそかカリウム、potassium hydride)とは、カリウムと水素から成る無機化合物で、化学式は KH と表される。カリウムの水素化物。
水とは以下のように反応して水素ガスを発生させる。
この反応は非常に激しく、反応熱によって水素ガスに引火する。その時、カリウムの炎色反応により水素炎は紫色を呈する。水素化カリウムの固体は空気中でも自然発火性を持つため、鉱油やパラフィン中にディスパージョンとして反応性を下げた状態のものが取り扱われる。パラフィン中にディスパージョンとしたほうが分散は良い[1]。
水素化カリウムは金属カリウムと水素ガスから製造される。この反応はハンフリー・デービーにより1807年のカリウムの発見からまもなく見出された。彼は、水素化カリウムの沸点を少し下回る温度下で、金属カリウムが水素ガスの気流中で気化したことを記している[2]。
水素化カリウムは非常に強い塩基で、その塩基性は水素化ナトリウムよりも強い。有機化合物から酸性プロトンを除去する際に用いられる。