航空管制運航情報官
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航空保安業務のうち、航空機の安全かつ円滑な運航を援助するための多岐にわたる業務を行う[2]。
例えば、滑走路や誘導路に異物が落ちていないか車で巡回して点検し、飛行機の離着陸に支障がないことを確認する。また、パイロットから提出される飛行計画(フライトプラン)の審査、飛行機の駐機場所の調整、花火やロケットの打ち上げに係る調整、滑走路の除雪作業の調整なども行う[3]。
航空管制運航情報官が行う情報提供業務は、航空管制官と同様に航空英語能力証明や技能証明を取得した上で、飛行場周辺を飛行する複数の航空機の状況を即座に把握・状況判断し、パイロットとやりとりしながら航空用語を用いて的確な情報提供を無線で行う。
また、国際対空通信業務を行う航空管制通信官は、航空管制運航情報官の資格を保有する者の中から任命されるため、同業務についても本記事にて扱う。
主に、運航拠点(FAIB;Flight and Airport Information BASE)[4]、対空センター[5]、飛行援助センター(FSC;Flight Service Center)、国管理空港等で勤務を行う。
運航情報業務
運航援助情報業務

【運航支援】
【運航危機管理】
- 運航監視
- 捜索救難調整(SAR業務)
- 航空事故等の対応
【運航監督】
- 場外離着陸場・低空飛行・物件投下・花火・無人航空機等の許認可
- ランプインスペクション(外国航空機に対する立ち入り検査)
【運航調整】
- 発着調整
飛行場情報業務
- 飛行場面管理・運用…滑走路などに障害物がないか自動車等を使用して目視し、障害物を取り除く。バードストライクを防ぐための鳥追い。
- 制限区域内の安全管理…空港内の各種車両の駐車可否決定、制限区域立入承認証発給などを行う。
- 飛行場及びその周辺の障害物件(制限表面を突出する物件など)の把握…高層建築物など。
- スポット管理・運用…空港において航空機が駐機するスポットの指定、管理。
- 除雪の調整業務…滑走路の除雪作業の指示を行う。
対空援助業務

- 飛行場対空援助業務: 航空管制官が配置されていない飛行場(レディオ空港)を離着陸する航空機等に対し、当該飛行場に設置された管制塔において、当該飛行場の情報、気象情報、交通情報を提供して運航を援助する業務。IFR機に対しては管制機関から管制承認などが中継される。
- 他飛行場援助業務 : 航空管制官、航空管制運航情報官のいずれも配置されていない飛行場(リモート空港またはRAG空港ともいう)を離着陸する航空機等に対し、遠隔空港に設置された飛行援助センターにおいて、当該飛行場の情報、気象情報、交通情報を提供して運航を援助する業務。
- 広域対空援助業務 : 飛行援助センターにおいて、管轄するサービスエリア内を飛行中の航空機との気象情報の授受や、VFR機の飛行の安全に必要な情報を提供を行う業務。