角田輝也
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競馬好きの父は中央に遠征してオールカマーを勝利したジュサブローの馬主でもあり[2]、笠松競馬の馬主をしていたことで幼少期から競馬に触れる[3]。小学3年生で騎手を夢見るがすぐに身長が伸びて諦める。学生時代は馬から離れ、大学を卒業して一般企業に就職する。しかし競馬の事が忘れられず父の紹介で名古屋競馬場の見学をした際、雨の中で働く厩務員に心を打たれ、24歳の時に退職して名古屋競馬場で厩務員となる[3]。厩務員5年と調教師補佐3年の経験を積んでから2度目の挑戦で調教師試験に合格。
1999年1月に開業。同年1月17日、初出走は名古屋9Rにチップクンで出走し9着[1]。同月20日、名古屋2Rでユキホンザンが1着となり、3戦目で初勝利を挙げる[1]。開業後にも笠松の荒川友司や船橋の川島正行の厩舎で研修を受ける[3]。
2002年に年間75勝を挙げ、開業わずか4年で名古屋競馬のリーディングに輝く[4]と、2003年には名古屋競馬の調教師として初の年間100勝越えを達成する113勝を挙げた[4]。
2005年6月6日、名古屋4Rでヴァンジェーロが1着となり地方通算500勝を2051戦目で達成[5]。同年は年間157勝を挙げて初の全国リーディングに輝く[6]。
2006年11月27日、名古屋5Rでホットレディが1着となり188勝を挙げると、地方競馬の調教師年間最多勝利記録を更新した[7][注 1]。最終的には地方競馬の調教師として初の200勝超えとなる204勝を記録[8]。
2008年3月21日、名古屋1Rでセントオマールが1着となり、地方競馬通算1000勝を3817戦目で達成[9]。同年は年間213勝を挙げて自身の持つ年間最多勝記録を更新[10]。
2009年12月1日、名古屋8Rでスマートパラダイスが1着となり214勝目を挙げて、自身の持つ年間最多勝記録を更新すると[11]、最終的には239勝まで記録を伸ばした[12]。
2012年10月15日、名古屋1Rでヒシタイフーンが1着となり、地方競馬史上12人目・現役4人目の地方通算2000勝を7526戦目で達成[13]。地方競馬の記録がデータ化された1973年以降では最速記録[14]。
2014年11月5日、名古屋4Rでランズデールが1着となり、地方競馬史上6人目・現役3人目、名古屋競馬では初の地方通算2400勝を9225戦目で達成[15]。
2015年3月25日、名古屋4Rでアルピニストが1着となり、地方競馬史上6人目・現役3人目の地方通算2500勝を9591戦目で達成[5]。
2017年9月7日、名古屋5Rでビターココアが1着となり、地方競馬史上3人目・現役2人目の地方通算3000勝を11709戦目で達成[16]。
2020年3月26日、名古屋8Rでブラックエヴァンが1着となり、地方競馬史上2人目となる地方通算3500勝を13982戦目で達成[17]。同年8月7日、名古屋8Rでオースタラが1着となり地方通算3572勝目を挙げ、高知競馬の雑賀正光の保持する地方競馬の調教師による歴代最多勝利数記録を抜き、歴代単独1位となる[18]。
2023年4月13日、名古屋7Rでミッキーキングが1着となり、地方競馬史上初となる地方通算4000勝を16558戦目で達成[19]。
2026年2月27日、名古屋12Rでスティールアクターが1着となり、地方競馬史上初となる地方通算4500勝を18927戦目で達成[20]。同競走では騎乗していた加藤聡一も地方通算1100勝を達成[21]。
代表管理馬
- リンリンスキー(2000年ペガサスカップ)
- キウィダンス(2001年ゴールドウィング賞、2002年スプリングカップ、2003年トリトン争覇、2003年読売レディス杯)
- カメリアイエロー(2001年クイーンカップ)
- ディアブロメガミ(2003年東海クイーンカップ)
- チアズファルコン(2003年新春ペガサスカップ、2003年スプリングカップ、2003年駿蹄賞)
- セトノシェーバー(2003年兼六園ジュニアカップ、2004年新春ペガサスカップ)
- タカラアジュディ(2004年名古屋優駿(統一GII)、2006年名港盃)
- ロイヤルセランガー(2004年東海ゴールドカップ、2005年読売レディス杯)
- セントレアリキ(2005年東海優駿)
- レッドストーン(2005年MRO金賞、2006年六甲盃、2006年オグリキャップ記念、2006年オータムカップ)
- テーマミュージック(2005年イヌワシ賞)
- クロスウォーター(2008年駿蹄賞)
- ムーンバレイ(2007年梅見月杯、2008年東海菊花賞、2009年名古屋記念)
- ダイナマイトボディ(2008年ゴールドウィング賞、2009年新春ペガサスカップ、2009年東海クイーンカップ、2009年東海優駿)
- オーリーライアン(2011年ゴールドウィング賞)
- スマートブレード(2012年トリトン争覇)
- サイモンロード(2013・2014・2015年梅見月杯、2013年東海桜花賞、2013年東海菊花賞、2014・2015年名古屋記念)
- デジタルゴールド(2013年名港盃)
- サカジロゴーゴー(2015年ゴールドウィング賞)
- キニナルーイ(2015年ライデンリーダー記念)
- ベルライン(2016年六甲盃)
- サムライドライブ(2017年ゴールドウィング賞、2018年湾岸スターカップ、2018年新春ペガサスカップ、2018年梅桜賞、2018年スプリングカップ、2018年中京ペガスターカップ、2018年駿蹄賞、2018年秋の鞍、2020年トリトン争覇)
- アドマイヤムテキ(2020・2021年名古屋記念)
- エイシンハルニレ(2020年新緑賞)
- タニノタビト(2022年駿蹄賞、2022年東海優駿、2022年岐阜金賞)
- アンタンスルフレ(2022・2023・2024年北國王冠)
- メルト(2023・2025年名古屋記念、2024年梅見月杯)
- ミトノユニヴァース(2023年ネクストスター名古屋、2023年ライデンリーダー記念、2024年新春ペガサスカップ)
- アンタンスルフレ(2023年東海菊花賞)
- メイショウシルト(2023年東海クラウン)
- スティールアクター(2024年スプリングカップ、2024年ジュニアグローリー)
- ミトノウォリアー(2024年新緑賞、2024年ゴールドジュニア)
- ベストリーガード(2024年ベイスプリント)
- カワテンマックス(2024年ゴールドウィング賞、2025年新春ペガサスカップ、2025年駿蹄賞)
- コールミーメイビー(2024年クイーンカップ)
- ラジカルバローズ(2024年東海菊花賞)
- エバーシンス(2024年ラブミーチャン記念)
- アストラビアンコ(2025年ゴールドウィング賞、2026年新春ペガサスカップ、2026年スプリングカップ)
節目の記録
- 初出走 - 1999年1月17日、名古屋9R、チップクン(9着)
- 初勝利 - 1999年1月20日、名古屋2R、ユキホンザン(3戦目)
- 500勝 - 2005年6月6日、名古屋4R、ヴァンジェーロ(2051戦目)
- 1000勝 - 2008年3月21日、名古屋1R、セントオマール(3817戦目)
- 1500勝 - 2010年5月19日、名古屋9R、スマートフィクサー(5522戦目)
- 2000勝 - 2012年10月15日、名古屋1R、ヒシタイフーン(7526戦目)
- 2400勝 - 2014年11月5日、名古屋4R、ランズデール(9225戦目)
- 2500勝 - 2015年3月25日、名古屋4R、アルピニスト(9591戦目)
- 2600勝 - 2015年10月7日、名古屋6R、アマレッティ(10051戦目)[22]
- 2700勝 - 2016年3月1日、名古屋8R、リアン(10419戦目)[23]
- 2800勝 - 2016年9月19日、名古屋12R、アセイラント(10870戦目)[24]
- 2900勝 - 2017年3月14日、名古屋4R、ケンブリッジヌーサ(11291戦目)[25]
- 3000勝 - 2017年9月7日、名古屋5R、ビターココア(11709戦目)
- 3100勝 - 2018年2月27日、名古屋1R、シリシアン(12110戦目)[26]
- 3200勝 - 2018年10月24日、名古屋6R、プリメラビスタ(12705戦目)[27]
- 3300勝 - 2019年4月10日、名古屋7R、オスカーレーヴ(13135戦目)[28]
- 3400勝 - 2019年10月4日、名古屋6R、クリーンガーベラ(13568戦目)[29]
- 3500勝 - 2020年3月26日、名古屋8R、ブラックエヴァン(13982戦目)
- 3600勝 - 2020年10月30日、名古屋10R、スノーユニバンス(14478戦目)[30]
- 3700勝 - 2021年8月3日、名古屋4R、ラストエクセル(15112戦目)[31]
- 3800勝 - 2022年1月28日、名古屋10R、アドマイヤムテキ(15550戦目)[32]
- 3900勝 - 2022年9月30日、名古屋5R、セントレア(16094戦目)[33]
- 4000勝 - 2023年4月13日、名古屋7R、ミッキーキング(16558戦目)
- 4100勝 - 2023年11月28日、名古屋2R、ミッキーマーベラス(17044戦目)[34]
- 4200勝 - 2024年4月12日、名古屋8R、ラキッシュ(17395戦目)[35]
- 4300勝 - 2024年12月5日、名古屋2R、ドラゴンキッド(17933戦目)[36]
- 4400勝 - 2025年6月17日、名古屋3R、パキラスイート(18373戦目)[37]
- 4500勝 - 2026年2月27日、名古屋12R、スティールアクター(18927戦目)
表彰歴
- 名古屋競馬
- 最優秀調教師賞(2013年)
- 年間勝利度数(2002年、2003年、2005-2025年)
- 年間勝率(2016年、2019年、2020年、2022年、2023年、2025年)
- 地方競馬全国協会(NAR)[38]
- 最優秀勝利回数調教師賞(2009年、2015年、2017年、2020年)