Lemino BOXING
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概要
2023年4月12日に開始したLeminoにより、フェニックスプロモーション(大橋ボクシングジム)主催興行を生配信している。映像制作は大橋ジムとのマネジメント契約を結んでいる株式会社セカンドキャリア[2] に委託している[注 1]。なお、2025年以降、世界タイトルマッチなどはドコモ・大橋ジム・セカンドキャリアの3社が出資するdドリームスポーツ&マネジメントとの共同制作となる。
現在は原則月1回後楽園ホールで開催される定期興行「Lemino BOXING PHOENIX BATTLE」と、ドコモも運営に関与している有明アリーナなどで年数回開催される世界タイトルマッチをメインとする「Lemino BOXING 世界タイトルマッチ」の2番組が配信されている。後者は2024年まで6回戦以下のアンダーカードは生配信されていなかった。
なお、興行名としては「NTTドコモ Presents」の冠付きとなる。またドコモに加えて日刊スポーツ新聞社も後援として関わっている[注 2]。
「Lemino BOXING」開始当初の配信形態は以下の通りであった[3]。
- Lemino(無料) - 生配信及び2週間の見逃し配信。但し世界タイトルマッチは生配信のみ。
- Leminoプレミアム(定額料金制) - 高画質で生配信及びアーカイブ配信見放題。
- ひかりTVチャンネル1 - 生放送。
- ひかりTV見放題ビデオ - アーカイブ配信見放題。
一部興行はAmazon Prime VideoチャンネルのLeminoセレクト(2024年10月1日開始)でもアーカイブ配信を行っている。2026年3月31日まではスカパーJSATのSPOOXが提供していたバリュープラン Powerd by Leminoでも配信していた。
なお、2025年4月以降は一部の世界タイトルマッチを除きLeminoプレミアム独占生配信となる(後述の通りdTV時代も定額制だったため2年ぶりに定額制に戻されたことになる)。世界タイトルマッチについては無料あるいはPPVの場合もある。
PHOENIX BATTLE
2018年より当時NTTぷらら(2022年7月1日にドコモと合併)の映像配信サービスであったひかりTVが世界王座を3階級制覇していた井上尚弥とスポンサー契約を結んでいた関係で、井上が所属するフェニックスプロモーション主催により2021年7月21日に後楽園ホールで行われた「第79回フェニックスバトル」をひかりTVのテレビサービスである「ひかりTVチャンネル1」及びドコモが提供するdTVチャンネルの「ひかりTVチャンネル+」で全6試合が生中継された[4]。この中継は定額制サービスとしての配信だった。
それまでフェニックスバトルはフジテレビにて「FUJI BOXING-PHOENIX BATTLE」[注 3]として放送されていたが、以降はひかりTVとフジテレビで交互に放映権が変わる仕組みになった。ひかりTV版はメインを大橋所属以外で組むことが多い。
10月19日の第81回からひかりTV版は「PXB PHOENIX BATTLE powerd by ひかりTV」として配信(興行上は「NTTフェニックスバトル」)。ロゴも「PXB」の文字を大きく表したものになっている。
2022年2月の第85回よりフェニックスバトルは毎月1回の開催となり、偶数月をひかりTVが担当する[注 4]。
4月22日の第87回(メインは谷口将隆(ワタナベ) vs 石澤開(M.T)のWBO世界ミニマム級タイトルマッチ)よりABEMA PPV ONLINE LIVE(1,500円相当。ABEMAプレミアム会員は無料)でもサブライセンスとして配信[5]。
8月26日の第91回にてdTV初配信。
2023年4月26日の第99回よりプラットフォームがLeminoに変更され、タイトルも「Lemino BOXING PHOENIX BATTLE」に改称[3]。併せてドコモが大橋ジム全体のスポンサーとなった。その際にタイトルロゴも一新されたが、韓国で開催される「PHOENIX BATTLE SEOUL」においてはPXBロゴの使用が継続されている[注 5]。なお、ABEMAへのサブライセンスは終了。
2023年11月以降のLemino BOXING PHOENIX BATTLEは共同開催(後述)も増加して奇数月にも組まれるようになった。最終木曜日の開催が多いが、変則的に月2回開催となったり、逆に開催がない月もある。
2024年1月12日の第109回は真正プロモーションと共同開催で女子トリプル世界戦を含めた「女子5大タイトルマッチ」として開催。フェニックスバトルでの女子世界タイトルマッチは2015年10月22日に行われた宮尾綾香(当時大橋) vs 小関桃(青木)のWBA・WBC女子世界アトム級王座統一戦以来約8年ぶりでLemino BOXINGでは初となる。なお、この興行のポスターにはPXBロゴが再度使用されている。
3月1日開催のPHOENIX BATTLE SEOULを初めて録画配信[注 6]。
4月13日、の第113回はグリーンツダのCRASH BOXING vol.31と共催でをLemino BOXING初の国内首都圏外での開催として大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)第2競技場にて開催[6]。
2025年2月13日の第129回(DANGAN 273との共催)の生配信はLemino・FODいずれも行われず、19日にBOXING RAISEで録画配信された。
2025年4月22日配信の第133回は初のLeminoプレミアム独占生配信となった[7]。以降も基本的にプレミアムとして配信されている。
2026年3月10日開催を最後にFUJI BOXING版が終了したため、その次の奇数月第2火曜日に当たる5月12日の第156回もLeminoプレミアム独占配信になった[注 7]。
2026年3月までは試合前の対戦カード紹介の際にはスマートフォンアプリ「ボクシングモバイル」による勝敗予想も表示されていた。
権利の都合により配信困難な入場曲については音量を絞り実況を被せる対処を施し、アーカイブ配信では入場シーン毎カットしている。特にFilm Design Worksが制作協力に当たっていた2025年4月から2026年3月までが顕著で、入場曲をそのまま流したのは黒木優子(真正)ら極一部の選手に限られた。
共同開催を行うジム
- 八王子中屋ボクシングジム - 八王子開催の場合もある。
- DANGAN GYM - フェニックスバトルトーナメントの共催相手。
- グリーンツダボクシングジム - 大阪開催時に共催。大橋初の単独開催となった第137回(2025年6月15日)にも協力した[8]。
- 真正ボクシングジム - 女子世界タイトルマッチをメインイベントとするオール女子興行(第138回除く)。
- 志成ボクシングジム - 第158回(2026年7月14日)で初開催。
世界タイトルマッチ(旧PXB WORLD SPIRITS)
井上尚弥を始めとする大橋所属選手や後述のLeminoサポート契約選手が出場する世界タイトルマッチをメインとする興行については「PHOENIX BATTLE」とは別枠で配信される[注 8]。ひかりTV・dTV時代には井上命名の「PXB WORLD SPIRITS」のタイトルが付けられていた。この興行は帝拳プロモーションの協力も受けている。
2021年12月14日に両国国技館で行われた井上 vs アラン・ディパエンのWBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチは、ひかりTVとABEMAでともにPPVで生配信された(ひかりTVはGo Toイベントキャンペーン適用価格で税込3,960円)[9]。それまで、井上の試合はフジテレビ系列全国ネット(海外開催はWOWOW)で生中継されていたが、この試合以降当番組で配信されることになった[注 9]。
第2弾となる2022年12月13日に有明アリーナで行われた井上 vs ポール・バトラーの世界バンタム級4団体王座統一戦はdTV定額制として独占生配信されたが、会員登録者急増によるシステムダウンを懸念し、急遽非会員にも無料開放した[10]。
第3弾となる2023年7月25日[注 10]に有明アリーナで行われるスティーブン・フルトン vs 井上のWBC・WBO世界スーパーバンタム級とロベイシ・ラミレス vs 清水聡のWBO世界フェザー級のダブルタイトルマッチがLeminoにリニューアル後初の世界戦となり、「Lemino BOXING 世界タイトルマッチ」のタイトルでこちらも無料配信された[14]。生中継は第4試合以降で行われ、第3試合までは休憩時間にハイライトとして配信された。
2025年からは第1試合より全試合、さらに試合後記者会見まで生配信している。
2025年5月28日に横浜BUNTAIで開催される武居由樹 vs ユッタポン・トンデイのWBO世界バンタム級とエドアルド・ヌニェス vs 力石政法のIBF世界スーパーフェザー級のダブルタイトルマッチは、初めてLeminoプレミアムで有料生配信された[注 11]。以降は井上の試合を含めて状況次第でプレミアム配信を検討する方針としている[16]。
9月14日にIGアリーナで開催される井上 vs ムロジョン・アフマダリエフの世界スーパーバンタム級タイトルマッチ他のトリプルタイトルマッチは無料配信となる[17]が、プレミアムではWOWOW「エキサイトマッチ〜世界プロボクシング」とのコラボで「NTTドコモPresentsエキサイトマッチ×Leminoボクシング~トリプル世界タイトルマッチ 井上尚弥 vs ムロジョン・アフマダリエフ~」のタイトルで限定配信を行った[18][19]。
12月27日にサウジアラビア・リヤドのモハメド・アブドゥー・アリーナで開催の「ナイト・オブ・ザ・サムライ」は、初となるLemino PPV(前売税込4,950円。「ドコモMAX」「ドコモポイ活MAX」は追加料金なし。DAZN有料会員にも販売)で配信[20][21]。中継番組は11月にドコモとのコンテンツ分野に関する業務提携を結んだWOWOWが制作協力にあたった。プレミアムでは12月31日に選手インタビューなども交えた特別コンテンツとして「完全版」を配信[22]。
2026年5月2日に東京ドームで開催されたダブル世界タイトルマッチ「THE DAY」はLemino PPV(前売税込6,050円)で配信された[23]。こちらはWOWOWの公式ECサイトである「WOWOW百貨店」でも販売。
| 日付 | タイトル | カード | 会場 | 配信形態 | 参考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年12月14日 | WBA・IBFバンタム級 | 井上尚弥 対 アラン・ディパエン | 両国国技館 | PPV[注 12] | |
| 2022年12月13日 | WBA・WBC・IBF・WBOバンタム級 | 井上尚弥 対 ポール・バトラー | 有明アリーナ | 無料[注 13] | 詳細 |
| 2023年7月25日[注 10] | WBC・WBOスーパーバンタム級 | スティーブン・フルトン 対 井上尚弥 | 無料 | 詳細 | |
| WBOフェザー級 | ロベイシ・ラミレス 対 清水聡 | ||||
| 2023年12月26日 | WBA・WBC・IBF・WBOスーパーバンタム級 | 井上尚弥 対 マーロン・タパレス | 無料 | 詳細 | |
| 2024年9月3日 | WBA・WBC・IBF・WBOスーパーバンタム級 | 井上尚弥 対 TJ・ドヘニー | 無料 | 詳細 | |
| WBOバンタム級 | 武居由樹 対 比嘉大吾 | ||||
| 2025年1月24日[注 14] | WBA・WBC・IBF・WBOスーパーバンタム級 | 井上尚弥 対 キム・イェジョン | 無料 | 詳細 | |
| 2025年5月28日 | WBOバンタム級 | 武居由樹 対 ユッタポン・トンデイ | 横浜BUNTAI | プレミアム[注 15] | |
| IBFスーパーフェザー級 | エドアルド・ヌニェス 対 力石政法 | ||||
| 2025年6月19日 | WBOウェルター級 | ブライアン・ノーマンJr. 対 佐々木尽 | 大田区総合体育館 | プレミアム | |
| IBFライトフライ級 | クリスチャン・アラネタ 対 タノンサック・シムシー | ||||
| 2025年9月14日 | WBA・WBC・IBF・WBOスーパーバンタム級 | 井上尚弥 対 ムロジョン・アフマダリエフ | IGアリーナ[注 16] | 無料[注 17] | |
| WBOバンタム級 | 武居由樹 対 クリスチャン・メディナ | ||||
| WBAミニマム級 | 高田勇仁 対 松本流星 | ||||
| 2025年12月27日[注 18] | WBA・WBC・IBF・WBOスーパーバンタム級 | 井上尚弥 対 アラン・ピカソ | モハメド・アブドゥー・アリーナ[注 19] | PPV[注 20] | |
| 2026年5月2日 | WBA・WBC・IBF・WBOスーパーバンタム級 | 井上尚弥 対 中谷潤人 | 東京ドーム | PPV[注 21] | 詳細 |
| WBCバンタム級 | 井上拓真 対 井岡一翔 | ||||
| 2026年9月2日 (予定) |
WBAライトフライ級 | 吉良大弥 対 カルロス・カニサレス | 横浜BUNTAI | プレミアム | |
| WBAミニマム級 | 石井武志 対 ウィルフレド・メンデス |
その他
2023年5月20日に行われた「DANGAN 259 & 井上尚弥4団体統一記念モンスタートーナメント予選」はBOXING RAISEで生配信されたものからテロップカードを削除してアーカイブ配信された。
2025年12月31日に大田区総合体育館で開催されるトラロックエンターテインメント主催「SANKYO presents LIFETIME BOXING FIGHTS30」(井岡一翔 vs マイケル・オルドスゴイッティ、吉良大弥 vs イバン・ガルシア・バルデラス)をプレミアム独占配信[29][注 22]。なお、この興行ではLemino BOXINGブランドを使用しなかったが、2026年7月14日の主催興行はPHOENIX BATTLEとして開催。
サポート契約選手
サポート契約とはLeminoが選手活動のサポートを行う契約のことで、放映権契約については独占ではないため他興行への出場も可とする。
- 佐々木尽(八王子中屋)[30]
- サポート契約後の2023年7月8日にエスフォルタアリーナ八王子で行われた星大翔とのWBOアジアパシフィックウェルター級タイトルマッチは(サポート契約より前に発表されていた)U-NEXTにて配信された。
- なお、八王子中屋は11月27日に後楽園ホールにて「PHOENIX BATTLE 107」を共同開催(佐々木は試合出場せずナビゲーターとしてVTR出演)。
- 2024年5月16日の「PHOENIX BATTLE 116」のメインに出場。
主な出演者
解説
- 川島郭志(元WBC世界スーパーフライ級王者)
- 長谷川穂積(元WBC世界バンタム級・フェザー級・スーパーバンタム級3階級王者) - WOWOW・Prime Video・U-NEXT解説者兼。
- 八重樫東(元WBA世界ミニマム級・WBCフライ級・IBFライトフライ級3階級王者) - Prime Video解説者兼。
- 亀海喜寛(元東洋太平洋ウェルター級王者、元日本スーパーライト級王者) - WOWOW解説者兼。
- 2025年3月までレギュラー。ナイト・オブ・ザ・サムライとTHE DAYにも出演。
- 飯田覚士(元WBA世界スーパーフライ級王者) - WOWOW解説者兼
- エキサイトマッチコラボとナイト・オブ・ザ・サムライ
- 村田諒太(元WBA世界ミドル級スーパー王者) - Prime Video解説者兼
- エキサイトマッチコラボ
- 田中恒成(元WBO世界ミニマム級・ライトフライ級・フライ級・スーパーフライ級4階級王者) - ABEMA解説者兼
- エキサイトマッチコラボとTHE DAY
- 内藤大助(元WBC世界フライ級王者)
ゲスト解説
実況
- 赤平大(元テレビ東京) - フルトン vs 井上戦より出演。以降のPHOENIX BATTLEでメイン実況兼MC、世界タイトルマッチでアンダーカード実況。井上 vs ドヘニー、武居 vs 比嘉でLemino世界タイトルマッチ初実況。ナイト・オブ・ザ・サムライでは現地リポーター。WOWOW実況兼。
- 中野玄 - フルトン vs 井上戦より出演。世界タイトルマッチのレポーター。以降のPHOENIX BATTLEでアンダーカード実況。WOWOW・U-NEXT実況兼。
- 中元翔一(元テレビ高知) - 主にアンダーカード実況。U-NEXT実況兼。
- 市川勝也 - 主に世界タイトルマッチのアンダーカード実況。ABEMA・U-NEXT実況兼。
以下は日本テレビアナウンサー
dドリームナビゲーター
- SHO
- 明石奈津子(元NMB48)
PHOENIX BATTLE 154より出演。
リポーター
- 過去
-
- 涼那[31] - PHOENIX BATTLE 117から131まで出演。
- 原麻梨乃 - PHOENIX BATTLE 119から132まで出演。
その他
ナレーション
備考
- 2023年までPHOENIX BATTLEの第1試合は解説を置かず、実況のみで進行していた。
- PHOENIX BATTLEは通常長谷川ともうひとり(2024年4月から2025年3月までは亀海、4月以降は八重樫。ただし八重樫が大橋ジムトレーナーとしてセコンドに就く場合はゲスト、147では川島がLemino BOXING PHOENIX BATTLE初解説)の2人体制で、長谷川はセミ前及びセミファイナルを担当し、メインイベントはダブル解説(八重樫が担当する場合でもアンダーカードをゲストが解説する場合がある)。世界タイトルマッチは川島・長谷川のダブル解説。LIFETIME BOXING FIGHTSには内藤も加わる。
- リポーターはPHOENIX BATTLE興行ごとに交代出演していた。2025年4月以降はゲストを実況席に招いている。
テーマ曲
- TAK MATSUMOTO「BATTLEBOX」 - 井上 vs タパレス戦より使用。