Ututo
Linuxディストリビューション
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Ututoは、完全に自由ソフトウェアのみで構成されたLinuxディストリビューションである。この名前は、アルゼンチン北部で見られるヤモリの一種に由来する。
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Ututo の公式ロゴマーク。 | |
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2012年版(休眠状態直前のバーション)のデスクトップ画面。 | |
| 開発者 | Ututo開発チーム |
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| OSの系統 | Linux (Unix-like) |
| 開発状況 | 開発終了(但し、事実上の休眠状態。なお、後継は「 Ututo UL(Ubuntu-Libre)」。) |
| 初版 | 2000年10月16日[1] |
| 最新安定版 | XS 2012 / 2012年4月27日 |
| 最新開発版 | Candidato-Ututo-2017-UL.iso[2] |
| アップデート方式 | ututo-get(Gentooのebuildを使用) |
| パッケージ管理 | ututo-get |
| プラットフォーム | IA-32、x86-64 |
| カーネル種別 | モノリシック(Linux、FreeBSD) |
| ユーザランド | GNU |
| 既定のUI | GNOME、KDE、Xfce |
| ライセンス | GNU FSDGに基づく自由ソフトウェアライセンスのみ[3] |
| 先行品 | Linux |
| 後続品 | Ututo UL(Ubuntu-Libre) |
| ウェブサイト |
ututo |
| サポート状況 | |
| サポート終了(?) | |

Ututoは、GNUプロジェクトに承認された最初の完全に自由なLinuxベースのシステムである[4][5]。GNUプロジェクトの創設者であるリチャード・ストールマンは、かつてこのLinuxディストリビューションをほぼ排他的に支持しており[6][7][8][9]、自身のパソコンで使用していたが、後にgNewSenseに切り替え、その後Trisquelに移行した[10]。
歴史
Ututoは2000年にアルゼンチン国立サルタ大学のディエゴ・サラビアによって最初に公開された[11]。Ututoは、世界で最初のLive CDディストリビューションの一つであり[12]、アルゼンチンで最初のLinuxディストリビューションであった[13]。UtutoはSimusolを搭載していた[14]。これは、Solar Energyプロジェクトをシミュレートするシステムであった。Ututoはインストールが簡単で、特別な設定を必要とせず、ハードウェアを自動的に検出し、マウスの動作のみ求められた。当時、他のディストリビューションはそのように動作しなかった[15][16][検証用の引用文が必要]。
2002年、Ututo-Rが作成され、ルーターとして動作する機能が追加された。このバージョンはマルコス・サパタによって作成され、ブエノスアイレスの公立学校で使用された[17][18]。
2004年、Ututo-eプロジェクトが始まり、急速にUtutoの最も重要な派生版となった[19]。このプロジェクトはダニエル・オリベラによって開始された。
Ututo XS
Ututo XSは、Ututoの現在の安定版のバージョンである。
Ututo XSは、Gentoo Linuxのebuildおよびemergeを使用してコンパイルされている。すべてのドキュメントはスペイン語で書かれている。
XSシリーズの登場により、システムインストーラーが速くなるなど、多くの新機能が追加された[22][23][24]。Ututoは、iFreeTabletなどのさまざまなハードウェアプロジェクトで使用されてきた[25]。パブロ・マヌエル・リッツォは、DebianのAPTに倣って、パッケージ管理システムUtuto-Getを設計した[26]。他のGentooベースのディストリビューションと同様、UtutoはPortageと互換性がある。
Ututoは、異なるIntelおよびAMDプロセッサに最適化された異なるバイナリを提供している。
2012年以降リリースがないため、このディストリビューションは「休眠状態」と見なされている[27]。
Ututo UL
Ututo UL(Ubuntu-Libre)は、Ututoの現在開発中のバージョンである。Ututo ULは、Ubuntuをディストリビューションのベースとして利用し、Ututoプロジェクトで通常行われるようにすべての不自由なソフトウェアを削除し、Linux-libreをカーネルとして使用している。
2017年、Solar EnergyプロジェクトをシミュレートするシステムSimusolの配布という元々のアイデアが、プロジェクトの中心に戻った[2][28]。