AntiX

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antiX(アンティクス、発音: [ˈæntɪks])はDebian[2]安定版をベースとしたLinuxディストリビューションである。動作が比較的軽量であるため、古くなったコンピュータでの利用(NetBookの再利用など)に適している。しかも、APTとDebian互換のリポジトリ[3]を利用したアップデートおよび、最新のLinuxカーネルアプリケーションを提供する。Debianのsystemdと異なり、antiXはバージョン19より標準のINITシステムとしてsysV initまたはrunitを備えたイメージを提供している。

OSの系統 Unix系(ベースとなったもの:Debian
開発状況 開発中
ソースモデル オープンソース
最新安定版 23.2[1] ウィキデータを編集 "Arditi del Popolo" / 2024年10月6日 (17か月前)
概要 OSの系統, 開発状況 ...
antiX
OSの系統 Unix系(ベースとなったもの:Debian
開発状況 開発中
ソースモデル オープンソース
最新安定版 23.2[1] ウィキデータを編集 "Arditi del Popolo" / 2024年10月6日 (17か月前)
使用できる言語 英語/日本語(その他の言語への対応は不明)
アップデート方式 ロングタームサポート
パッケージ管理 APT
プラットフォーム IA-32, x64
カーネル種別 モノリシックカーネル
ユーザランド GNU
既定のUI Rox-IceWM, Fluxbox, IceWM, JWM, herbstluftwm
ライセンス GPL バージョン 2
先行品 Debian安定版を元に製作。
後続品 無し。
ウェブサイト antixlinux.com ウィキデータを編集(英語)
サポート状況
サポート中
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バージョン

Tatung TWN-5213 CUで利用されるantiX バージョン15 "Killah P"

antiXにはIA-32およびx86-64の2つのアーキテクチャ向けが用意されており、さらにそのそれぞれに対し以下の3種類のバージョン(フレーバー)が存在する[4]

  • フル (Full)。これは可能な限りのアプリケーションをインストールできる。antiXフルバージョンは、必要なソフトウェアがすべてプリインストールされたフレーバーである。他に用意されているフレーバーと比較して、サイズが大きくなっている。antiXフルバージョンには、4つのウィンドウマネージャ、つまりiceWMやFluxbox、jwm、herbstluftwmが付属している[5]
  • ベース (Base)。これは、ユーザーが独自にアプリケーションを組み合わせてインストールすることが可能である。antiX baseはベースシステムを含む。フルフレーバーに含まれる4つのウィンドウマネージャが全て付属する[5]
  • コア (Core-libre)。これは、ユーザーが自分の意志で完全に自由なインストールを行えるようにするものである。antiX coreはコアシステムのみである。ウィンドウマネージャなし、CLIインストール、UEFIサポートなし、暗号化サポートなしであるが、ほとんどのワイヤレスに対応しており、サイズ的には非常に小さい[5]

2014年にはこれら3つのバージョンに、2014年にMEPISコミュニティと協力して開発されたantiX MXが加わえられた。antiX MXはデフォルトのデスクトップ環境Xfceを使用しており、Debian安定版を直接ベースにしているためにとりわけ安定性が高く、中規模のフットプリントから堅実なパフォーマンスを発揮した。2016年11月より、DistroWatchではantiX MXはMX Linuxとして、1個の独立したディストリビューションとしてリストアップされるようになった[6]

リリースの歴史

さらに見る 動作環境, 最小動作環境 ...
動作環境
最小動作環境 推奨動作環境
フレーバー共通[7]
CPU IA-32 ("i386") x64
メモリ 192MB 256MB
antiX Full[7]
ストレージ 5GB
antiX Base[7]
ストレージ 3.5GB
antiX Core[7]
ストレージ 1GB
antiX Net[7]
ストレージ 0.7GB
ネットワーク イーサネット
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antiXは元々はMEPISをベースとしたLinuxディストリビューションの1つで、MEPISはDebian安定版のディストリビューションをベースとしていた。当初のantiXはMEPIS KDEデスクトップ環境をFluxboxIceWMウィンドウマネージャに置き換えたもので、古くてあまりパワーのないx86ベースのシステムに適するものとして開発された。Debianとは異なり、antiXはsystemdフリーである[8]

さらに見る バージョン, (開発用の)コードネーム ...
バージョン[9](開発用の)コードネームリリースされた日
6.5[10]Spartacus2007年7月9日
7.0[11][12]Lysistrata2007年10月30日
7.2[13][14]Vetëvendosje2008年5月16日
7.5[15][16]Toussaint Louverture2008年8月24日
8.0[17][18]Intifada!2009年2月14日
8.2[19][20][21]Tȟašúŋke Witkó2009年7月24日
8.5[22]Marek Edelman2010年4月12日
M11[23][24]Jayaben Desai2011年5月3日
12[25][26][27]Edelweißpiraten2012年8月7日
13[28][29]Luddite2013年7月2日
MX-14.4Symbiosis2015年3月23日
15[30][31]Killah P2015年6月30日
MX-15Fusion2015年12月24日
16[32]Berta Cáceres2016年6月26日
17[33]Heather Heyer2017年10月24日
17.1[34]Heather Heyer2018年3月18日
17.2[35] Helen Keller 2018年10月5日
17.4.1[36] Helen Keller 2019年3月28日
17.5[37] Helen Keller 2022年1月9日
19[38] Marielle Franco 2019年10月17日
19.1 2019年12月23日
19.2 Hannie Schaft 2020年3月28日
19.3[39] Manolis Glezos 2020年10月16日
19.4[40] Grup Yorum 2021年5月21日
19.5[41] Grup Yorum 2022年1月25日
21[42] Grup Yorum 2021年10月31日
22[43] Grup Yorum 2022年10月19日
23[44] Arditi del Popolo 2023年8月28日
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関連項目

脚注

外部リンク

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