Artix Linux
Linuxディストリビューション
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Artix Linux(または単にArtix)は、Arch LinuxをベースとしたローリングリリースのLinuxディストリビューションである。systemdを使用せず、その代わりにOpenRC、runit、s6、またはdinitを使用することができる[4][5]
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| 開発者 | Core team,[1] Support staff[2] |
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| プログラミング言語 | C |
| OSの系統 | Linux(Unix系) |
| 開発状況 | 開発中 |
| ソースモデル | オープンソース |
| 最新安定版 | 20250310 / 2025年3月10日 [note 1] |
| 最新開発版 | 週次版ISO |
| リポジトリ |
gitea |
| パッケージ管理 | Pacman |
| プラットフォーム | AMD64, ARM64[3] |
| カーネル種別 | モノリシック(Linux) |
| ユーザランド | GNU |
| 既定のUI | Unixシェル, LXQt, LXDE, MATE, Cinnamon, Plasma, Xfce |
| ウェブサイト |
artixlinux |
Artix Linuxは独自のリポジトリを持ち、命名規則やinitシステムの違いなどがあるため、Archのパッケージを使用することは開発者によって推奨されていない。
Arch OpenRC[6]とManjaro OpenRCは2012年に開始された。2017年に[7][8]、これらのプロジェクトは統合され、Artix Linuxが作られた。


リリースの歴史
Artixは当初、ベースとなるコマンドラインISOイメージと、LXQtデスクトップに基づくグラフィカルなCalamaresインストーラの2つのインストール環境を提供していた[9]。その後、i3バージョンも追加された[10]。これら初期バージョンはOpenRC[11] initシステムを採用していた。現在のインストールメディアは、LXDE、LXQt、Xfce、MATE、Cinnamon、KDE Plasmaなど多様なデスクトップ環境で提供されている[12]。さらに、GTK(XfceおよびMATE)およびQt(KDE Plasma)デスクトップとより多くのソフトウェアを含む2つの非公式コミュニティエディションも提供されており、カスタマイズに時間をかけられない、あるいは経験の浅い初心者ユーザーを対象としている[13]。現在の全てのインストールメディアは、コミュニティISO(OpenRCのみ)を除いて、OpenRC、runit、s6、dinit版が存在する。
XLibreのリリース
2025年7月、Artix開発チームはX.Org ServerのフォークであるXlibre向けのパッケージをリリースした。XlibreプロジェクトはX.orgおよびWaylandと同等にサポートされている[14]
評価
2017年11月27日にDistroWatchで公開された初期のレビューでは、いくつかのバグが見つかったものの、全体として「Artixは良いアイデアで動いている。[...] 最小限であり、ローリングリリースであり、あまり使われていないinitシステムを提供している。これらすべてがこのプロジェクトを価値あるものにしていると思う」と述べられた[15]。これに対し、同時期のより批判的なlinux-community.deでの別のレビューでは「これまでのところ結果はあまりやる気を起こさせるものではない」と結論づけられた[16]。その後、両サイトでより好意的なレビューが掲載された[17][18]。Softpediaによるレビューでは、「美しく快適なグラフィカル環境」を理由にArtixに5つ星中5つ星の評価が与えられた[19]。DistroWatch上のDistroWatch読者レビューは概ね非常に好意的であり、平均評価は10点中9.3点である[20]。