イタリア喜劇の恋
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| ドイツ語: Die italienische Komödie 英語: Love in the Italian Theatre | |
| 作者 | アントワーヌ・ヴァトー |
|---|---|
| 製作年 | 1716年 |
| 素材 | キャンバス上に油彩 |
| 寸法 | 37 cm × 48 cm (15 in × 19 in) |
| 所蔵 | 絵画館 (ベルリン) |
『イタリア喜劇の恋』 (イタリアきげきのこい、仏: L'amour au théâtre italien、英: Love in the Italian Theatre) 、または『イタリア喜劇』(イタリアきげき、独: Die italienische Komödie、英: The Italian Theatre) は、フランスのロココ期の巨匠アントワーヌ・ヴァトーが1716年にキャンバス上に油彩で制作した絵画である。1769年以前に、プロイセン国王フリードリヒ2世がサンスーシー宮殿内の自身のギャラリー用に対作とされる『フランス喜劇の恋』とともに購入し[1][2]、現在、ベルリン絵画館に所蔵されている[1][2][3]。
作品
この絵画はヴァトーが描いた唯一の夜景図で、夜間に屋外で上演された喜劇を表したものである[3]。画面の空き地には、イタリア喜劇「コンメディア・デッラルテ」の12人の俳優たちが集っている。そのため、この情景は、演劇の最後の場面と見なすことができる[1]。一列に並んだ彼らは当時の人々にはなじみ深い、滑稽な登場人物たち演じており、上品はフランス喜劇とは対照的な、くだけたイタリア喜劇の雰囲気を見事に伝えている[3]。

中央にギターを持って立っているのはピエロで、その左横には手に仮面を持ったコロンビーナと、年老いたパンタローネの方を振り向いたイザベラがいる。ピエロの右側には警戒した態度のアルルカン、プルチネッラ (?)、そして松明を持つメッツェッティーノ、杖で身体を支える医師のマルチジーノ、そしてスカラムッチアがいる[1]。1734年のエングレービングに付された説明によると、本作でヴァトーは衣装を着けた自身の友人たちを描いた[1]。
本作『イタリア喜劇の恋』と『フランス喜劇の恋』は、1734年に制作されたシャルル=ニコラ・コシャンが制作した一対のエングレービングからその題名が付けられている[1]。なお、ヴァトーの多くの作品は彼の制作技法のために保存状態がよくないが、これら両作品は非常に保存状態がよく、彼の最も美しい作品のうちに数えられる[1]。