エーシンクールディ

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欧字表記 A Shin Cool D[1]
性別 [1]
エーシンクールディ
第4回兵庫サマークイーン賞出走時
(2011年8月4日)
欧字表記 A Shin Cool D[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 芦毛[1]
生誕 2006年5月9日[1]
抹消日 2012年12月6日(NAR)[2]
Distorted Humor[1]
キャタリナ[1]
母の父 Storm Cat[1]
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国[1]
生産者 Winchester Farm[1]
馬主 平井宏承
→(株)栄進堂
平井豊光
[1]
調教師 大久保龍志栗東
→伊藤強一(笠松
[1]
厩務員 伊藤一馬(笠松)[3]
競走成績
生涯成績 38戦15勝[1]
獲得賞金 1億2492万2000[1]
勝ち鞍 SPI:笠松グランプリ(2011、2012年)
SPI:くろゆり賞(2012年)
SPI:秋桜賞(2011年)
SPII:サマーカップ(2011年)
読売レディス杯(2011、2012年)
兵庫サマークイーン賞(2011年)
[1]
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エーシンクールディ(A Shin Cool D)[1]は、アメリカ合衆国生産・日本調教の競走馬繁殖牝馬。主な勝ち鞍に2011年2012年笠松グランプリおよび読売レディス杯、2011年の秋桜賞兵庫サマークイーン賞サマーカップ、2012年のくろゆり賞GRANDAME-JAPANの2011年と2012年の古馬シーズンに優勝した。

2009年3月15日、阪神競馬場での3歳未勝利戦でデビューし10着。2戦目も10着ののち、5月金沢競馬場での交流競走クレマチス賞で初勝利を挙げ、園田競馬場に転戦して揖保川特別で2勝目を挙げる。11月に3勝目を挙げて準オープンクラスに上がり、クラス4戦目の2010年の伊丹ステークスを勝ってオープンクラスに上がるが休養に入り、その間に準オープンクラスに降級。秋に復帰して2戦目のテレビ静岡賞を勝って再度オープンクラスに入る。その後は重賞競走2走含めて4走するも3着以内に一度も入ることなく、2011年6月の天王山ステークス9着を最後にJRAの競走馬登録を抹消、笠松競馬場・伊藤強一厩舎に転厩した。

移籍初戦、7月のサマーカップで2着トウホクビジンに4馬身差をつけて勝利し移籍後初勝利と重賞初制覇を記録すると[5]、続く読売レディス杯もキーポケットを6馬身差下して重賞を連勝[6]。8月の兵庫サマークイーン賞でも再度キーポケットに8馬身差をつけて重賞3連勝とした[7]。続戦のサマーチャンピオンスーニの4着に終わって連勝が止まったが、それから10日足らずのうちに名古屋競馬場秋桜賞に出走、メモリーキャップを5馬身差下して重賞4勝目[8]。GRANDAME-JAPAN2011古馬シーズンの最終戦レディスプレリュードでも地方馬最先着となる3着となり、この結果2位ショウリダバンザイに13ポイント差をつける40ポイントを獲得してGRANDAME-JAPAN2011古馬シーズンに優勝した[3][9]JBCレディスクラシック9着のあと笠松グランプリに出走し、フィオーレハーバーを下して重賞5勝目を挙げた[10]。12月のクイーン賞は7着に終わって2011年の出走を終えた。

6歳となった2012年は4月の東海桜花賞から始動して3着となった後、かきつばた記念4着を挟みA級戦で2連勝。7月のスパーキングレディーカップ出走取消後まもなく読売レディス杯に出走して連覇を達成[11]。続く兵庫サマークイーン賞はロッソトウショウの3着に終わって連覇ならずも、次戦のくろゆり賞では2着エスデイブレイクに2秒差の大差をつけて重賞7勝目を挙げた[12]。9月の秋桜賞はロッソトウショウの2着。ここまでの時点でGRANDAME-JAPAN2012古馬シーズンは25ポイントを獲得しているロッソトウショウに続く22ポイントを得ており、同じく22ポイントで並ぶサクラサクラサクラ、20ポイントのショウリダバンザイ、15ポイントのクラーベセクレタまでが最終戦レディスプレリュードの結果次第でいずれかに優勝が転がりこむ展開となったが、5頭が一堂に会したレースでは2番手から競馬を進めて4着に入り、7ポイントを加算して29ポイントとして逆転でGRANDAME-JAPAN2012古馬シーズンの覇者となった[13]。JBCレディスクラシックでは6着に終わったが、笠松に戻って2年連続出走の笠松グランプリでは、先に抜け出したラブミーチャンをゴール前で差し切って連覇を達成し、これが引退レースとなった[14][15]。12月6日付で地方競馬の競走馬登録を抹消。

競走成績

以下の内容は、JBISサーチ[4]、netkeiba.com[16]地方競馬全国協会[2]に基づく。

年月日競馬場競走名距離(馬場)頭数枠番馬番オッズ(人気)着順タイム
(上り3F)
着差騎手斤量
[kg]
勝ち馬/(2着馬)馬体重
[kg]
2009.3.15 阪神 3歳未勝利 ダ1200m(重) 16 5 9 8.7(3人) 10着 1:14.9(36.4) 1.5 四位洋文 54 ソークアップザサン 466
4.11 阪神 3歳未勝利 ダ1200m(良) 16 1 2 13.0(2人) 10着 1:15.8(38.7) 2.8 四位洋文 54 フレッドバローズ 470
5.25 金沢 クレマチス賞 JRA交流 ダ1400m(稍) 12 5 5 6.6(2人) 1着 1:30.3 -0.1 荻野琢真 53 (トップオバマ) 474
7.3 園田 揖保川特別 JRA交流 ダ1400m(良) 12 8 12 16.0(5人) 1着 1:27.4(37.3) -0.9 福永祐一 54 (タコ) 490
8.2 小倉 響灘特別 1000 ダ1700m(良) 16 2 4 17.1(6人) 13着 1:47.7(40.2) 2.0 熊沢重文 52 プロフェッショナル 502
9.19 新潟 十日町特別 1000 ダ1200m(良) 11 8 10 7.6(4人) 2着 1:12.3(36.7) 0.2 福永祐一 53 テイエムヨカドー 494
10.18 京都 3歳上1000万下 ダ1400m(良) 16 6 12 19.4(8人) 5着 1:23.8(38.4) 0.3 福永祐一 53 スリーサンフレンチ 488
11.22 京都 3歳上1000万下 ダ1400m(良) 16 6 12 14.3(7人) 1着 1:23.3(36.9) -0.1 福永祐一 54 (ワールドワイド) 488
12.13 阪神 御影S 1600 ダ1400m(重) 16 7 14 7.1(4人) 4着 1:22.7(36.0) 0.6 福永祐一 54 セイクリムズン 488
2010.1.23 京都 羅生門S 1600 ダ1400m(良) 16 7 13 9.5(4人) 2着 1:24.6(36.2) 0.2 福永祐一 54 ナムラタイタン 484
2.21 京都 河原町S 1600 ダ1400m(良) 16 4 7 4.8(3人) 2着 1:23.7(37.0) 0.0 福永祐一 54 アートオブウォー 482
3.20 阪神 伊丹S 1600 ダ1400m(良) 16 1 2 3.8(2人) 1着 1:24.0(36.7) 0.0 熊沢重文 55 ティアップワイルド 482
9.25 阪神 大阪スポーツ杯 1600 ダ1400m(良) 16 5 9 3.3(1人) 2着 1:23.2(36.4) 0.0 福永祐一 56 ダノンカモン 494
10.10 東京 テレビ静岡賞 1600 ダ1400m(重) 16 2 4 1.5(1人) 1着 1:22.7(36.3) -0.6 松岡正海 55 (コンティネント) 494
11.14 東京 武蔵野S GIII ダ1600m(良) 16 4 8 22.9(8人) 12着 1:38.0(37.2) 1.4 内田博幸 54 グロリアスノア 494
2011.1.30 東京 根岸S GIII ダ1400m(良) 16 5 9 35.8(8人) 4着 1:24.0(36.4) 1.0 A. クラストゥス 54 セイクリムズン 488
4.2 阪神 コーラルS OP ダ1400m(良) 16 1 2 21.2(6人) 8着 1:23.8(36.8) 0.9 和田竜二 53 セイクリムズン 496
6.4 阪神 天王山S OP ダ1200m(良) 16 8 15 48.2(12人) 9着 1:10.8(35.8) 0.8 国分優作 53 ワールドワイド 490
7.1 笠松 サマーC SPII ダ1400m(不) 10 8 9 1.1(1人) 1着 1:24.4(36.6) -0.9 岡部誠 54 (トウホクビジン) 494
7.19 金沢 読売レディス杯 ダ1500m(稍) 12 7 9 1.0(1人) 1着 1:33.8(37.7) -1.2 岡部誠 56 (キーポケット) 493
8.4 園田 兵庫サマークイーン賞 重賞I ダ1700m(良) 9 2 2 1.2(1人) 1着 1:48.5(38.5) -1.4 岡部誠 55 (キーポケット) 479
8.16 佐賀 サマーチャンピオン JpnIII ダ1400m(重) 11 7 9 3.9(2人) 4着 1:25.3(37.6) 1.5 岡部誠 53 スーニ 492
8.25 名古屋 秋桜賞 SPI ダ1800m(重) 11 7 9 1.0(1人) 1着 1:58.1(40.6) -1.0 岡部誠 56 (メモリーキャップ) 492
9.29 大井 レディスプレリュード SII ダ1800m(良) 16 3 5 32.7(6人) 3着 1:51.3(37.3) 0.5 岡部誠 55 ミラクルレジェンド 494
11.3 大井 JBCレディスクラシック SI ダ1800m(良) 13 1 1 16.7(3人) 9着 1:53.8(41.4) 4.2 岡部誠 55 ミラクルレジェンド 497
11.25 笠松 笠松グランプリ SPI ダ1400m(稍) 10 8 10 1.1(1人) 1着 1:26.8(37.8) -0.3 岡部誠 55 (フィオーレハーバー) 497
12.7 船橋 クイーン賞 JpnIII ダ1800m(不) 14 5 7 21.5(6人) 7着 1:54.9(39.7) 1.7 岡部誠 55 クラーベセクレタ 491
2012.4.12 名古屋 東海桜花賞 SPI ダ1400m(重) 10 8 10 2.6(2人) 3着 1:27.8(39.2) 0.3 木村健 55 エーシンエフダンズ 501
5.4 名古屋 かきつばた記念 JpnIII ダ1400m(良) 12 5 6 55.9(7人) 4着 1:27.1(39.0) 1.0 尾島徹 52 セイクリムズン 494
5.25 笠松 東海クラウン OP ダ1800m(稍) 10 4 4 1.1(1人) 1着 1:56.1(38.3) -1.0 尾島徹 57 (バンダムミュートス) 497
6.15 笠松 乗鞍短距離特別 A2 ダ1400m(良) 6 3 3 1.1(1人) 1着 1:26.7(37.0) -1.2 尾島徹 57 (エーシンアクセラン) 497
7.4 川崎 スパーキングレディーC JpnIII ダ1600m(重) 11 5 6 出走取消 森泰斗 55 スティールパス
7.17 金沢 読売レディス杯 ダ1500m(良) 11 2 2 1.3(1人) 1着 1:35.4(39.6) -0.5 岡部誠 56 (センゲンコスモ) 490
8.2 姫路 兵庫サマークイーン賞 重賞I ダ1800m(良) 12 4 4 1.1(1人) 3着 1:56.6(38.2) 0.3 岡部誠 55 ロッソトウショウ 493
8.17 笠松 くろゆり賞 SPI ダ1600m(良) 10 8 10 1.1(1人) 1着 1:39.1(37.0) -2.0 岡部誠 55 (エスデイブレイク) 499
9.6 名古屋 秋桜賞 SPI ダ1800m(良) 9 1 1 1.3(1人) 2着 1:57.0(39.5) 0.2 岡部誠 56 ロッソトウショウ 501
10.4 大井 レディスプレリュード SII ダ1800m(不) 13 7 12 51.1(8人) 4着 1:55.4(38.8) 1.4 岡部誠 55 ミラクルレジェンド 490
11.5 川崎 JBCレディスクラシック 重賞 ダ1600m(良) 12 7 10 79.9(6人) 6着 1:41.6(39.4) 0.9 岡部誠 55 ミラクルレジェンド 483
11.22 笠松 笠松グランプリ SPI ダ1400m(良) 10 3 3 4.2(2人) 1着 1:24.6(36.1) -0.2 岡部誠 55 ラブミーチャン 498

引退後

引退後は2013年から栄進牧場繁殖牝馬となった[13]2017年生まれの4番仔・スマイルカナ2020年ターコイズステークスフェアリーステークスを制している。スマイルカナでのディープインパクトとの配合は、競走馬のふるさと案内所によるGRANDAME-JAPAN2012総括の際に推奨された配合の筆頭であった[13][注釈 1]。同じ総括では「エイシン軍団」種牡馬との配合相手としてエイシンアポロンが特に推されていたが[13]、こちらはエーシンフォワードとの配合という形で実現し、誕生した初仔A Shin Hoofは香港で競走生活を送った。スマイルカナと6番仔は木田牧場産[17][18]、他の仔は栄進牧場産である。

産駒一覧

生年馬名毛色馬主厩舎戦績主な勝利競走供用出典
初仔2014年A Shin Hoof牡→栗毛エーシンフォワードHirotsugu Hirai香港・Chris So Wai-yin4戦0勝[19][20]
2番仔2015年エイシンセクレタリ芦毛エンパイアメーカー(不出走)(繁殖牝馬)[21]
3番仔2016年エイシンホクサイ栗毛ディープブリランテ平井克彦
→稲場澄
→川添裕起
園田・新子雅司
盛岡・櫻田康二
佐賀・中川竜馬
28戦6勝(引退)[22]
4番仔2017年スマイルカナ芦毛ディープインパクト岡田繁幸
→(有)ビッグレッドファーム
美浦高橋祥泰18戦5勝2020年ターコイズステークス
2020年フェアリーステークス
2020年米子ステークス(Listed)
(繁殖牝馬)[17]
5番仔2018年エイシンディーデイ栗毛モーリス(株)栄進堂
→平井克彦
→小橋亮太
栗東・野中賢二
西脇・橋本忠明
高知・宮路洋一
金沢・田嶋弘幸
33戦4勝(現役競走馬)[23]
6番仔2019年エイシンブラボー 栗毛エピファネイア(株)栄進堂栗東・渡辺薫彦8戦0勝(繁殖牝馬)[24]
7番仔2021年エイシンコクスン 鹿毛サトノダイヤモンド栗東・大久保龍志9戦1勝(現役競走馬)[25]
8番仔2022年エイシンガウラ 芦毛マジェスティックウォリアー未出走(繁殖牝馬)[26]
9番仔 2023年 エイシンウィゾール 鹿毛 サトノダイヤモンド (株)栄進堂 美浦・田中剛 3戦0勝 (現役競走馬) [27]
10番仔 2025年 エーシンクールディの2025 栗毛 ゴールドシップ [28]
  • 2026年1月16日現在

血統表

脚注

外部リンク

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