キラーアビリティ

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欧字表記 Killer Ability[1]
性別
キラーアビリティ
2022年日本ダービー
欧字表記 Killer Ability[1]
品種 サラブレッド
性別
毛色 青鹿毛
生誕 2019年1月27日(7歳)
抹消日 2025年5月14日[2]
ディープインパクト
キラーグレイシス
母の父 Congaree
生国 日本の旗 日本北海道安平町
生産者 ノーザンファーム
馬主 (有)キャロットファーム
調教師 斉藤崇史栗東
競走成績
生涯成績 18戦3勝
中央:15戦3勝
海外:3戦0勝[3]
獲得賞金 2億87万9200円[3]
中央:1億4431万8000円[1]
SAU:40万米ドル[4]
勝ち鞍
GIホープフルS2021年
GIII中日新聞杯2022年
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キラーアビリティ(欧字名:Killer Ability2019年1月27日 - )は、日本競走馬。主な勝ち鞍は2021年ホープフルステークス2022年中日新聞杯。海外でも出走し、サウジアラビアのG2ネオムターフカップ2着等の実績を残した[1]。引退後、インドに種牡馬として輸出された[2]

デビュー前

2019年1月27日に北海道安平町ノーザンファームで生産され、一口馬主法人「キャロットクラブ」より総額1億円(1口25万円×400口)で募集された[5]

母名、一族名より連想からの連想で「素晴らしい能力、才能」という意味の馬名をつけられ[3]ノーザンファームしがらきでの調整を経て2021年6月1日に栗東トレーニングセンター斉藤崇史厩舎に入厩した[6]

2歳(2021年)

6月27日の阪神競馬場2歳新馬戦(芝1800m)でデビューし[7]、2戦目の8月28日の小倉競馬場2歳未勝利戦(芝2000m)で7馬身差、2歳コースレコードの好タイムで快勝して勝ち上がった[8]。10月30日の阪神競馬場での萩ステークス(芝1800m)では、1番人気に支持されるも、ゴール直前でダノンスコーピオンに交わされて2着に終わった[9]

次走、12月28日に中山競馬場で行われたGIホープフルステークス横山武史騎乗で出走、2番人気に支持された。道中は折り合いをつけて好位で進むと、直線半ばで抜け出して優勝した。勝ちタイム2分0秒6は、GI昇格後のホープフルステークスのレースレコードとなった[10]

3歳(2022年)

3歳初戦は4月17日のGI皐月賞に出走。スタートで出遅れ、外有利の馬場コンディションもあって伸びを欠き13着[11]

次走5月29日のGI東京優駿(日本ダービー)はG1勝ち馬ながら8番人気の支持にとどまったが、スタートを無事に決めてドウデュースの後ろにつけると、直線では外に出して粘り強く伸び、勝ったドウデュースや後ろにいた2着イクイノックスには置いて行かれたものの6着に入った[12]

秋初戦は11月6日のGIIアルゼンチン共和国杯古馬との初対戦に臨んだが、スローペースで展開が向かず8着[13]。翌12月10日のGIII中日新聞杯に斉藤崇史厩舎所属の団野大成騎乗で出走し、後方で折り合いをつけると、前が詰まった直線で馬群の狭いスペースを突いて伸び、ゴール前で2着マテンロウレオを首差で捉えて1年ぶりに勝利した[14]

4〜6歳(2023〜2025年)

2023年に古馬になってからは精神面で成長が見られ、課題の折り合いが改善されてきたが[15]、5戦して掲示板までの成績に留まった[3]

翌2024年2月24日、5歳初戦としてサウジアラビアのG2ネオムターフカップに出走し、道中5・6番手のインコースで折り合いをつけて脚を溜め、直線良い手応えで抜け出し[16]、中団の外から末脚を伸ばしてきた英国のスピリットダンサーの2着[17]

帰国後はGI大阪杯、GIIオールカマーと2桁着順が続き[3]オーストラリア遠征を目指して登録したG1コックスプレートは事前に主催者に送った馬体診断のデータから現地の基準で出走できない可能性が判明したため出走を断念[18]、代わって招待を受けて出走した11月15日のG2バーレーンインターナショナルトロフィーで8着[19]、次走2025年2月22日のG2ネオムターフカップで10着[20]

帰国後の5月13日、インドからの種牡馬入りのオファーを受け入れたことをキャロットクラブが発表[21]、翌14日付で競走馬登録を抹消された[2]

競走成績

以下の内容は、JBISサーチ[22]netkeiba.com[23]およびRacing Post[24]に基づく。

競走日競馬場競走名距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順タイム
(上り3F)
着差騎手斤量
[kg]
1着馬(2着馬)馬体重
[kg]
2021.6.27 阪神 2歳新馬 芝1800m(良) 11 8 10 3.9(2人) 5着 1:48.4(35.6) 0.5 C.ルメール 54 レッドベルアーム 466
8.28 小倉 2歳未勝利 芝2000m(良) 9 7 7 1.5(1人) 1着 R1:59.5(34.2) -1.1 岩田望来 54 (パーソナルハイ) 466
10.30 阪神 萩S L 芝1800m(良) 6 4 4 1.5(1人) 2着 1:48.5(33.6) 0.0 岩田望来 54 ダノンスコーピオン 470
12.28 中山 ホープフルS GI 芝2000m(良) 15 3 5 3.1(2人) 1着 R2:00.6(35.8) -0.2 横山武史 55 ジャスティンパレス 468
2022.4.17 中山 皐月賞 GI 芝2000m(良) 18 2 4 7.6(4人) 13着 2:00.6(35.0) 0.9 横山武史 57 ジオグリフ 468
5.29 東京 東京優駿 GI 芝2400m(良) 18 8 16 33.4(8人) 6着 2:22.9(34.5) 1.0 横山武史 57 ドウデュース 460
11.6 東京 AR共和国杯 GII 芝2500m(良) 18 3 6 3.8(2人) 8着 2:31.6(33.8) 0.5 C.デムーロ 55 ブレークアップ 470
12.10 中京 中日新聞杯 GIII 芝2000m(良) 18 1 1 7.6(5人) 1着 1:59.4(34.0) 0.0 団野大成 56 マテンロウレオ 470
2023.2.12 阪神 京都記念 GII 芝2200m(良) 13 6 9 6.8(3人) 5着 2:11.8(35.0) 0.9 B.ムルザバエフ 56 ドウデュース 474
4.2 阪神 大阪杯 GI 芝2000m(良) 16 6 12 41.1(11人) 13着 1:58.3(35.2) 0.9 団野大成 58 ジャックドール 474
5.7 新潟 新潟大賞典 GIII 芝2000m(不) 16 5 10 13.4(7人) 5着 2:05.8(37.1) 2.0 北村友一 59 カラテ 474
10.21 東京 富士S GII 芝1600m(良) 12 7 10 32.9(10人) 12着 1:33.1(34.3) 1.7 横山武史 57 ナミュール 470
12.9 中京 中日新聞杯 GIII 芝2000m(良) 17 6 12 14.9(8人) 4着 1:59.0(34.3) 0.2 B.ムルザバエフ 59 ヤマニンサルバム 478
2024.2.24 KAA ネオムターフC G2 芝2100m(良) 13 8 8 6.8(8人) 2着 2:07.10(35.0) 0.1 C.デムーロ 57 Spirit Dancer 474
3.31 阪神 大阪杯 GI 芝2000m(良) 16 6 12 82.4(14人) 15着 2:00.2(36.0) 2.0 北村友一 58 ベラジオオペラ 478
9.22 中山 オールカマー GII 芝2200m(良) 15 5 9 56.6(11人) 10着 2:12.4(34.3) 0.6 団野大成 57 レーベンスティール 482
11.15 サヒール バーレーン国際T G2 芝2000m(良) 12 4 8着 2:04.4 O.マーフィー 58 Spirit Dancer 計不
2025.2.22 KAA ネオムターフC G2 芝2100m(Fs)[注 1] 10 6 5 33.0(7人) 10着 2:09.49 1.75 O.マーフィー 57 Shin Emperor 計不
  • 海外の競走の「枠番」欄にはゲート番を記載
  • サウジアラビアのオッズ・人気はRacing Postのもの(日本式のオッズ表記とした)
  • タイム欄のRはレコード勝ちを示す。

引退後

2025年6月25日にイギリス経由で輸出され[26]、インド・マハーラーシュトラ州プネーのナノリ・スタッド・ファームで繋養されている[27]

血統表

脚注

外部リンク

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