ドゥラエレーデ

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欧字表記 Dura Erede[1]
性別 [1]
ドゥラエレーデ
第90回東京優駿本馬場入場
(2023年5月28日)
欧字表記 Dura Erede[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 黒鹿毛[1]
生誕 2020年1月29日(6歳)[1]
登録日 2026年1月8日(地方)
抹消日 2025年12月11日(JRA)
ドゥラメンテ[1]
マルケッサ[1]
母の父 オルフェーヴル[1]
生国 日本の旗 日本北海道安平町[1]
生産者 ノーザンファーム[1]
馬主 (株)スリーエイチレーシング[1]
調教師 池添学栗東
藤田輝信大井[1]
競走成績
生涯成績 23戦2勝[1]
中央:19戦2勝
地方:2戦0勝
海外:2戦0勝
獲得賞金 3億1830万8200円[2]
中央:1億7924万4000円[1]
地方:5500万円
UAE:56万米ドル[3][4]
(2026年4月8日現在)
WBRR M115 / 2024年[5]
勝ち鞍
GIホープフルS2022年
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ドゥラエレーデ(欧字名:Dura Erede2020年1月29日 - )は、日本競走馬[1]2022年ホープフルステークスの勝ち馬である。

馬名の意味は、父名より+最高の後継者(イタリア語[2]

デビュー前

2020年1月29日、北海道勇払郡安平町ノーザンファームで出生。祖母にアルゼンチンでGI3勝を挙げたマルペンサ、伯父に菊花賞有馬記念を勝ったサトノダイヤモンドがいる良血で、2021年のセレクトセール1歳セールに上場されると、Charles-de-Gaulleに1億円(税別)で落札された[6]

2歳(2022年)

6月26日、阪神競馬場の第5レース芝1800m戦でデビュー。鞍上に北村友一を迎え単勝2.0倍の1番人気に支持されるも、5着に終わる。(このレースの6着に後の全日本2歳優駿覇者・デルマソトガケがいる)

次は8月6日札幌競馬場芝1800mに出走。道中は逃げをうち上がり3ハロン35秒で駆けたが、後の札幌2歳ステークス勝ち馬・ドゥーラに差し切られ2着に終わった。

その後中1週で札幌競馬場ダート1700m戦に池添謙一騎手で出走し、初勝利を挙げた。

その後約3ヶ月の放牧を経て、11月19日のGII東京スポーツ杯2歳ステークスライアン・ムーア騎手で挑戦。道中は他1頭と共に逃げ気味に先行し、道中では一時先頭に立った。最後の直線ではガストリックら差し馬勢に先着を許し4着に敗れたものの、他の先行勢が崩れた中で唯一掲示板に載る健闘を見せた。

ホープフルステークス

そして12月28日、中山競馬場で行われるGIホープフルステークスに新たな鞍上に短期免許で来日中のドイツのリーディングジョッキー、バウイルザン・ムルザバエフ騎手を迎えて出走した。 直前のオッズでは勝利レースがダート戦しかないことや、前走で先着された馬たちと比べて末脚の切れに欠けると見られたからか、全18頭中単勝オッズ90.6倍の14番人気に甘んじた。

レースは伏兵トップナイフが先手を奪い、道中は本馬のペースで走ることを優先し、2番手で折り合いをつけ前半1000mを1分1秒5とスローペースで通過した。残り600m過ぎからペースが上がるも2頭が悠々と先頭を通過し、最後の直線ではトップナイフとの壮絶な叩き合いを展開し、2頭並んだところでゴールとなる大接戦となった。

写真判定の末、ほんの数センチでトップナイフよりも前に出ていたため優勝となった。これにより、鞍上のムルザバエフはJRA・GI初優勝、調教師の池添学もGI・JpnI級競走初勝利となった。なお、3着には6番人気のキングズレインが入り、3連単の払い戻しは246万6010円の高額配当となった[7]。父・母父がともにクラシック二冠以上という配合[注 1]の馬によるGI制覇は史上初となる[注 2]

3歳(2023年)

3歳初戦として3月25日のUAEダービーに出走することとなった。レースでは同じく日本馬のデルマソトガケの後ろにつき、追走するが直線で突き放され2着に敗れる[8]

UAEダービー後、陣営は東京優駿に出走することを決定。最終追い切りでは坂路を単走で登板して、4ハロン54秒5-11秒6を記録した。この追い切りを見守った池添調教師は「1週前にしっかりとやっているので、今週はオーバーワークを避けて(4ハロン)54秒の指示。ラスト300メートルで手綱を緩めて人間が加速についていく感じだったが、すごい時計だった。馬自身、体が減るでもなく、張りが出ている。自分のリズムで走れたら、距離もこなせると思う」とコメントした[9]

東京優駿では8枠17番で出走するも、スタート直後に躓いて、騎手の坂井瑠星を振り落として落馬、競走中止となった。レース後、人馬ともに異状なしと発表された[10]。本競走の落馬による競走中止は1993年南井克巳騎乗のマルチマックス以来30年ぶりのことである[11]。続いて宝塚記念にも出走、幸英明を鞍上に迎えたが、10着に終わった。

夏は休養に入って朝日杯セントライト記念に登録。日本ダービー以来の坂井と再コンビを組んだが、8着に終わった。いったん放牧し、今度はチャンピオンズカップに登録。当初はライアン・ムーアとの再コンビの予定だったが、直前でムーアが負傷したため、再度短期免許を取得したムルザバエフとホープフルステークス以来のコンビを組むことが決まった。レースは9番人気ながらも大外枠から発走したレモンポップと前をつける形で進めていったが、ゴール直前に大外から12番人気のウィルソンテソーロの強襲にあいながらもトップのレモンポップと0秒3差の3着に踏みとどまった[12]。このため3連単は190万馬券となったが、レース後にムルザバエフは「追い切りで気性的な成長を感じていた。最後まで素晴らしいメンバー相手に一生懸命ファイトしてくれた。これなら来年サウジ、ドバイに挑戦していい。まだ3歳。未来はいっぱいあるんだから。」と語っていた[13]。続いて12月29日の大井競馬場で開催された東京大賞典にも出走し、チャンピオンズカップと同じ3着に好走した。

落馬する坂井(左から2頭目・ピンク帽)

4歳(2024年)

4歳初戦はフェブラリーステークスから始動し3番人気に支持されたが12着と惨敗した。その後はドバイワールドカップ(G1)への招待を受諾し2年連続のドバイ遠征となった。ムルザバエフとのコンビでレースに臨み5着で入線し、その後は放牧に出された。

その後は8月4日の札幌で行われたエルムステークスから戦線復帰し、鞍上に武豊を迎え1番人気に支持されるも、ペイシャエスに首差で敗れて2着となった。その後は中1週で藤岡佑介を鞍上に変えて札幌記念に挑む異例のローテーション[14]で挑むも10着と敗れた。

秋は再びダート戦線に戻り、みやこステークス10着の後、2歳以来のライアン・ムーアとのコンビとなったチャンピオンズカップは9番人気と低評価ながら3着と善戦。勝ち星を挙げられず1年を終えた。

5歳(2025年)

5歳初戦は1月26日の中京競馬場で行われたプロキオンステークス(GII)で川田将雅を鞍上に迎え3着で始動。その後は横山和生とのコンビに代わったフェブラリーステークス11着を経て、ドバイワールドカップ(4月5日)に2年連続で招待されたが、3月に入って招待を辞退した[15]

その後は松山弘平とのコンビに代わり、エルムステークス7着から戦線に復帰、9月7日にソウル競馬場で行われたコリアカップ(G3)と、帰国後の11月9日にクリスチャン・デムーロが手綱を取ったみやこステークスでそれぞれ5着となる。その後はチャンピオンズカップではなく、同週12月6日の鳴尾記念西村淳也とのコンビで久々に芝に戻って出走するも14着と殿負けを喫し、12月11日付でJRAの競走馬登録を抹消された[16][17]

6歳(2026年)

JRAの競走馬登録抹消後は当初種牡馬として供用される予定であったが、1月8日に大井・藤田輝信厩舎に移籍して現役を続行することになった。移籍初戦となった川崎記念では8番人気に甘んじたが、逃げたカゼノランナーの直後を追走すると、そのまま最後まで走り切り2着に入った[18]

競走成績

以下の内容は、netkeiba.com[19]、JBISサーチ[20]、エミレーツ競馬協会[21]およびTotal Performance Data[22]の情報に基づく。

競走日競馬場競走名距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順タイム
(上り3F)
着差騎手斤量
[kg]
1着馬(2着馬)馬体重
[kg]
2022.6.26 阪神 2歳新馬 芝1800m(良) 12 5 5 2.0(1人) 5着 1:50.9(35.0) 0.7 北村友一 54 カルロヴェローチェ 510
8.6 札幌 2歳未勝利 芝1800m(良) 10 1 1 2.5(2人) 2着 1:49.4(35.0) 0.3 横山和生 54 ドゥーラ 506
8.20 札幌 2歳未勝利 ダ1700m(稍) 12 6 7 1.5(1人) 1着 1:46.6(37.8) -0.1 池添謙一 54 (シゲルカミカゼ) 508
11.19 東京 東スポ杯2歳S GII 芝1800m(良) 11 6 7 20.1(6人) 4着 1:46.0(35.0) 0.2 R.ムーア 55 ガストリック 504
12.28 中山 ホープフルS GI 芝2000m(良) 18 6 11 90.6(14人) 1着 2:01.5(35.0) 0.0 B.ムルザバエフ 55 トップナイフ 508
2023.3.25 メイダン UAEダービー G2 ダ1900m(Fs)[注 3] 13 8 6 17.0(7人) 2着 1:56.81(38.28) 1.00 C.デムーロ 55 Derma Sotogake 計不
5.28 東京 東京優駿 GI 芝2400m(良) 18 8 17 44.3(8人) 競走中止 坂井瑠星 57 タスティエーラ 512
6.25 阪神 宝塚記念 GI 芝2200m(良) 17 8 17 30.2(7人) 10着 2:12.3(36.5) 1.1 幸英明 53 イクイノックス 506
9.18 中山 セントライト記念 GII 芝2200m(良) 15 3 5 15.3(5人) 8着 2:12.5(35.5) 1.1 坂井瑠星 56 レーベンスティール 524
12.3 中京 チャンピオンズC GI ダ1800m(良) 15 3 5 31.2(9人) 3着 1:50.9(37.5) 0.3 B.ムルザバエフ 57 レモンポップ 510
12.29 大井 東京大賞典 GI ダ2000m(良) 9 6 6 11.9(4人) 3着 2:07.9(37.8) 0.2 B.ムルザバエフ 56 ウシュバテソーロ 510
2024.2.18 東京 フェブラリーS GI ダ1600m(良) 16 2 4 5.5(3人) 12着 1:36.8(38.5) 1.1 B.ムルザバエフ 58 ペプチドナイル 514
3.30 メイダン ドバイWC G1 ダ2000m(良) 12 5 5着 2:04.7 2.4 B.ムルザバエフ 57 Laurel River 計不
8.4 札幌 エルムS GIII ダ1700m(稍) 14 6 10 3.4(1人) 2着 1:44.1(37.0) 0.1 武豊 57 ペイシャエス 522
8.18 札幌 札幌記念 GII 芝2000m(良) 12 1 1 20.0(6人) 10着 2:01.0(35.4) 1.4 藤岡佑介 58 ノースブリッジ 524
11.3 京都 みやこS GIII ダ1800m(重) 15 2 3 6.1(2人) 11着 1:51.9(39.2) 2.2 北村友一 57 サンライズジパング 518
12.1 中京 チャンピオンズC GI ダ1800m(良) 16 3 6 42.6(9人) 3着 1:50.4(36.4) 0.3 R.ムーア 58 レモンポップ 512
2025.1.26 中京 プロキオンS GII ダ1800m(良) 16 2 3 4.7(3人) 3着 1:50.7(36.9) 0.1 川田将雅 57 サンデーファンデー 516
2.23 東京 フェブラリーS GI ダ1600m(良) 16 4 8 29.4(7人) 11着 1:37.1(37.0) 1.6 横山和生 58 コスタノヴァ 514
8.9 札幌 エルムS GIII ダ1700m(稍) 14 3 3 7.0(2人) 7着 1:44.7(37.4) 1.2 松山弘平 57 ペリエール 524
11.9 京都 みやこS GIII ダ1800m(不) 15 2 3 19.7(8人) 5着 1:48.6(37.1) 1.1 C.デムーロ 57 ダブルハートボンド 524
12.6 阪神 鳴尾記念 GIII 芝1800m(良) 14 7 11 24.2(9人) 14着 1:45.8(36.2) 2.1 西村淳也 57 デビットバローズ 516
2026.4.8 川崎 川崎記念 JpnI ダ2100m(稍) 11 6 7 28.6(8人) 2着 2:15.0(38.6) 0.4 野畑凌 57 カゼノランナー 530
  • 海外の競走の「枠番」欄にはゲート番を記載
  • 海外のオッズ・人気はRacing Postのもの(日本式のオッズ表記とした)
  • 競走成績は2026年4月8日現在

血統表

脚注

外部リンク

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