クリソプレーズ (競走馬)

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クリソプレーズChrysoprase2002年4月7日 - 2019年6月20日)は、日本で生産・調教された競走馬繁殖牝馬[1]。競走馬としては条件戦を3勝したのみであったが、繁殖牝馬としてGI勝ち馬を3頭出す大きな成功を収めた。

全弟に2006年ジャパンカップダートを制したアロンダイトがいる[4]

競走馬時代

2002年4月7日に北海道早来町(現:安平町)のノーザンファームで誕生。一口馬主法人「キャロットクラブ」より総額1800万円(一口4.5万円×400口)で出資者が募集された[5]

緑玉髄を意味する「クリソプレーズ」と命名され[2][3][5]栗東トレーニングセンター音無秀孝厩舎に入厩した。

2004年10月16日の京都競馬場での新馬戦でデビューし、後に桜花賞NHKマイルカップの変則二冠を達成するラインクラフトの10着となる[6]

2005年5月、デビュー4戦目の3歳未勝利戦を中舘英二騎乗で1着となり、初勝利を挙げる。同年9月には500万条件戦を勝利し、2勝目を挙げる。次戦には生涯で唯一の重賞出走となるローズステークスに挑戦し、エアメサイアの8着となっている[6]

2006年8月、1000万下から500万下への降級初戦で1着となり、通算3勝目を挙げる。その後は1000万条件で入着を繰り返したが勝利には恵まれず、2007年6月の三木特別3着が最後のレースとなった。通算成績は23戦3勝[6]

なお、1歳下の全弟アロンダイトダート競走で実績を残したが、本馬は生涯にわたって芝の競走を使われ、ダート競走には一度も出走しなかった[6]

繁殖牝馬時代

引退後は生まれ故郷のノーザンファームで繁殖入り。自身は重賞未勝利であったが、G1級競走優勝馬3頭を含む重賞勝ち馬を4頭送り出し、繁殖牝馬として大きな成功を収めた[7]

2010年生まれの第2仔クリソライト(父ゴールドアリュール)がジャパンダートダービーなど国内外で重賞6勝の成績を残す。2011年生まれの第3仔マリアライト(父ディープインパクト)はエリザベス女王杯宝塚記念に勝ち、2016年生まれの第7仔クリソベリル(父ゴールドアリュール)もジャパンダートダービーを制し、全兄クリソライトとの兄弟制覇を達成している[7]。また、2012年生まれの第4仔リアファル(父ゼンノロブロイ)は神戸新聞杯の勝ち馬である[7]

2019年6月20日に死亡[2][8]。17歳没。同年に誕生した父キタサンブラックの牡馬がラストクロップ(最後の産駒)となったが、この幼駒はデビュー前に死亡した[9]

なお、産駒は全て自身と同じくキャロットファームの所有馬となり、一口馬主法人のキャロットクラブから出資者が募集されている。

競走成績

以下の内容はnetkeiba.comの情報[6]に基づく。

競走日 競馬場 競走名 馬場・距離
馬場状態
頭数 枠番 馬番 オッズ
(人気)
着順 タイム
上がり3F
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬) 馬体重
[kg]
2004.10.16 京都 2歳新馬 芝1400m(良) 16 5 10 13.5(6人) 10着 1:24.2(35.0) 2.4 生野賢一 51 ラインクラフト 472
2005.3.27 中京 3歳未勝利 芝2000m(良) 18 7 15 64.1(11人) 4着 2:05.0(36.3) 0.6 本田優 54 メジロラガマフィン 450
4.16 阪神 3歳未勝利 芝1200m(良) 16 8 16 15.9(6人) 5着 2:02.8(36.0) 0.3 本田優 54 レキシントンバレー 450
5.8 新潟 3歳未勝利 芝1800m(良) 15 1 1 2.8(1人) 1着 1:48.3(34.5) -0.1 中舘英二 54 (トウカイパフィー) 442
5.22 東京 カーネーションC 500万下 芝1800m(良) 11 5 5 28.2(7人) 4着 1.47.9(34.3) 0.2 松岡正海 54 イエローパピヨン 444
7.30 新潟 尖閣湾特別 500万下 芝1800m(良) 16 2 4 5.3(3人) 7着 1:47.2(34.2) 0.3 中舘英二 52 アミュレット 450
9.4 小倉 3歳上500万下 芝2000m(良) 16 3 6 11.3(5人) 1着 2:01.8(36.3) -0.0 生野賢一 50 (ワンダフルキャスト) 460
9.18 阪神 ローズS GII 芝2000m(良) 15 6 11 131.4(14人) 8着 2:01.5(35.3) 1.4 生野賢一 54 エアメサイア 452
10.16 京都 堀川特別 1000万下 芝1600m(良) 11 8 11 55.3(8人) 7着 1:36.8(33.8) 0.4 生野賢一 53 マルカジーク 460
2006.3.4 中京 中京スポーツ杯 1000万下 芝1800m(良) 16 7 14 36.9(11人) 12着 1:48.1(36.9) 1.2 生野賢一 55 サンバレンティン 450
5.21 中京 4歳上1000万下 芝1800m(良) 12 3 3 16.4(8人) 7着 1:48.8(35.5) 0.4 生野賢一 55 スプリングドリュー 472
7.9 京都 洛北特別 1000万下 芝1800m(良) 14 1 1 10.3(4人) 5着 1:49.1(34.7) 0.4 生野賢一 55 アグネスツイスター 472
8.8 新潟 3歳上500万下 芝1800m(良) 18 1 1 5.9(3人) 1着 1:46.5(33.5) -0.0 内田博幸 55 (グランオマージュ) 482
8.26 小倉 西梅賞 1000万下 芝1800m(良) 12 2 2 9.0(3人) 3着 1.47.2(34.4) 0.4 福永祐一 55 トウカイルナ 476
9.30 中京 美作特別 1000万下 芝2000m(良) 6 4 4 3.9(3人) 3着 2.01.5(34.1) 0.2 福永祐一 55 マイジョーカー 478
10.21 京都 久多特別 1000万下 芝1600m(良) 15 8 15 15.8(7人) 8着 1:34.3(34.6) 0.5 生野賢一 55 プリティプリンセス 474
12.24 阪神 クリスマスキャロル賞 1000万下 芝1800m(良) 16 3 5 12.8(6人) 7着 1:48.0(34.7) 0.6 秋山真一郎 55 ナスノストローク 472
2007.1.27 小倉 壇ノ浦特別 1000万下 芝2000m(稍) 13 6 9 6.9(4人) 2着 2:02.0(35.6) 0.1 柴原央明 55 エイシンチャンドラ 480
2.11 京都 春日特別 1000万下 芝1800m(良) 14 1 1 38.3(8人) 9着 1:48.1(35.7) 0.5 柴原央明 55 ホッコーパドゥシャ 470
5.5 京都 4歳上1000万下 芝2000m(良) 11 6 7 4.5(2人) 2着 2:01.1(34.6) 0.1 川田将雅 55 コスモプラチナ 482
5.20 中京 4歳上1000万下 芝1800m(良) 13 1 1 2.7(1人) 5着 1:47.3(35.3) 0.5 岩田康誠 55 ミスティックリバー 480
6.9 東京 稲村ヶ崎特別 1000万下 芝2000m(良) 9 1 1 5.2(2人) 3着 2.00.7(35.2) 0.4 内田博幸 55 ソリッドスライダー 484
6.30 阪神 三木特別 1000万下 芝1800m(良) 6 1 1 4.9(3人) 3着 1.47.5(34.3) 0.2 川田将雅 55 アラタマサモンズ 484

繁殖成績

馬名生年毛色厩舎馬主戦績備考出典
1フォルトファーレン2009黒鹿毛ディープインパクト美浦大和田成(有)キャロットファーム36戦2勝(引退)[10]
2クリソライト2010鹿毛ゴールドアリュール栗東音無秀孝39戦9勝
(中央)18戦3勝 (地方)19戦5勝 (海外)2戦1勝
(G1)ジャパンダートダービーコリアカップ
(G2)ダイオライト記念3回、日本テレビ盃
種牡馬韓国[11]
3マリアライト2011黒鹿毛ディープインパクト美浦・久保田貴士20戦6勝
(G1)エリザベス女王杯宝塚記念
繁殖牝馬[12]
4リアファル2012鹿毛ゼンノロブロイ栗東・音無秀孝16戦4勝
(中央)15戦4勝 (地方)1戦0勝
(G2)神戸新聞杯
(引退)[13]
5アルマンディン2013黒鹿毛ステイゴールド栗東・音無秀孝5戦0勝繁殖牝馬[14]
6エリスライト2015鹿毛ディープインパクト美浦・久保田貴士12戦2勝繁殖牝馬[15]
7クリソベリル2016鹿毛ゴールドアリュール栗東・音無秀孝11戦8勝
(中央)4戦3勝 (地方)6戦5勝 (海外)1戦0勝
(G1)ジャパンダートダービー、チャンピオンズカップ帝王賞JBCクラシック
(G2)兵庫チャンピオンシップ、日本テレビ盃
種牡馬[16]
8ヴァーダイト2017黒鹿毛ディープインパクト18戦4勝(引退)[17]
9クリソプレーズの20192019鹿毛キタサンブラック(死亡)[18][9]

血統表

出典

関連項目

外部リンク

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