ディートリック・エンス
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| ボルチモア・オリオールズ #71 | |
|---|---|
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ボルチモア・オリオールズ時代 (2025年9月1日) | |
| 基本情報 | |
| 国籍 |
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| 出身地 | イリノイ州ウィル郡フランクフォート |
| 生年月日 | 1991年5月16日(34歳) |
| 身長 体重 |
6' 1" =約185.4 cm 210 lb =約95.3 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 左投左打 |
| ポジション | 投手 |
| プロ入り | 2012年 MLBドラフト19巡目(全体607位) |
| 初出場 |
MLB / 2017年8月10日 NPB / 2022年4月10日 KBO / 2024年3月23日 |
| 経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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ディートリック・アーサー・エンス(Dietrich Arthur Enns[1], 1991年5月16日 - )は、アメリカ合衆国イリノイ州ウィル郡フランクフォート出身のプロ野球選手(投手)。MLBのボルチモア・オリオールズ所属。
プロ入りとヤンキース傘下時代
2012年のMLBドラフト19巡目(全体607位)でニューヨーク・ヤンキースから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級スタテンアイランド・ヤンキースでプロデビュー。22試合に登板して2勝0敗、防御率2.11、33奪三振を記録した。
2013年はA級チャールストン・リバードッグスとA+級タンパ・ヤンキースでプレーし、2球団合計で28試合(先発8試合)に登板して4勝6敗1セーブ、防御率2.94、112奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、スコッツデール・スコーピオンズに所属した。
2014年はA+級タンパでプレーし、13試合(先発1試合)に登板して3勝2敗、防御率1.42、26奪三振を記録した。この年はシーズン途中にトミー・ジョン手術を受けたため[2]、以降は全休している。
2015年は前年の手術の影響もあり、公式戦登板は6月になってからだった。この年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ヤンキースとA+級タンパでプレーし、2球団合計で13試合(先発12試合)に登板して2勝1敗、防御率0.61、55奪三振を記録した。
2016年はAA級トレントン・サンダーとAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレーし、2球団合計で26試合(先発22試合)に登板して14勝4敗1セーブ、防御率1.73、124奪三振を記録した。オフの11月18日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[3]。
2017年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ヤンキースとAAA級スクラントンでプレーした。
ツインズ時代
2017年7月30日にハイメ・ガルシアとのトレードで、ザック・リッテルと共にミネソタ・ツインズへ移籍した[4]。移籍後は傘下のAAA級ロチェスター・レッドウイングスへ配属された。8月10日にメジャー初昇格を果たし、同日のミルウォーキー・ブルワーズ戦にて先発でメジャーデビュー(2.1イニングで降板して勝敗付かず)[5]。この年メジャーでは2試合(先発1試合)に登板した[6]。
2018年5月1日にDFAとなり[7]、7日にマイナー契約でAA級チャタヌーガ・ルックアウツへ配属された[8]。この年はメジャーでの登板は無く、AA級チャタヌーガでプレーし、11試合(先発9試合)に登板して4勝5敗、防御率4.01、61奪三振を記録した。オフの11月2日にFAとなった[6]。
ツインズ退団後
2018年12月21日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結び、2019年のスプリングトレーニングには招待選手として参加した[6]。

(2019年)
2019年は傘下のAAA級エルパソ・チワワズでプレーし、28試合(先発25試合)に登板して11勝11敗、防御率6.70、105奪三振を記録した。オフの11月4日にFAとなった[6]。
2020年1月29日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結んだが、5月27日に自由契約となった[6]。
その後、独立リーグであるシティ・オブ・チャンピオンズカップに所属するタリー・モンスターズと契約を結んだ[9]。5試合(先発4試合)に登板して2勝0敗、防御率0.72、42奪三振を記録した。
レイズ時代
2020年8月18日にタンパベイ・レイズとマイナー契約を結んだ[10]。この年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されず、メジャーにも昇格しなかったため、公式戦の登板は無かった。
2021年は5月のマイナーリーグ開幕から傘下のAAA級ダーラム・ブルズでプレーし、7月末までに14試合(先発10試合)に登板して6勝2敗、防御率2.44、74奪三振を記録した。8月3日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[11]、7日のボルチモア・オリオールズ戦で4年ぶりとなるメジャー登板を果たした[12]。この年メジャーでは9試合に登板して2勝0敗2セーブ、防御率2.82、25奪三振を記録した[6]。オフの11月17日にNPBまたはKBOでのプレーを望み退団した[13]。
西武時代

(2022年4月17日、京セラドーム大阪)
2021年11月22日に埼玉西武ライオンズと契約した[14]。背番号は75。1年契約で推定年俸は1億円[15]。
2022年は新型コロナウイルスの影響で来日が3月6日となり[16]、4月10日の福岡ソフトバンクホークス戦で来日初登板初先発[17]。四球で走者を背負いながらも要所を締め、5回表の無死一・二塁のピンチでは味方のトリプルプレーにも助けられ、5回を1安打、4四球、1奪三振、無失点で来日初勝利を挙げた[18]。続く同17日のオリックス・バファローズ戦でも3回まで無失点に抑えていたが、4回から突如乱れ[19]、4.2イニングを4安打、3四球、3失点で来日初黒星[20]。その後は少ない与四球で好投する試合[21][22][23]と制球を乱して先発の役割を果たせない試合[24][25][26]との好不調の波が激しい投球が続いた。6月29日の北海道日本ハムファイターズ戦では5回を1安打、無四球、無失点と好投し[27]、勝利投手となるも、5回表の3アウト目を奪う際に打球が左足首付近を直撃し[28]、7月1日に出場選手登録を抹消された[29]。同13日の千葉ロッテマリーンズ戦で一軍復帰登板を果たし[30]、5回を無失点で勝利投手となるも、5安打、3四球と苦しい投球内容であり[31]、その後は打ち込まれる試合が増加し[32][33]、8月に入ると被本塁打の増加も目立つようになった[34][35]。9月4日のソフトバンク戦では序盤に制球を乱すも[36]、3回以降は立ち直り、6回を無失点にまとめてシーズン10勝目を挙げ、球団の外国人左腕としてはマリオン・オニール以来69年ぶりとなる2桁勝利を達成した[37]。同19日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦は内海哲也の引退試合となり、先発として打者1人を抑えた内海の後を受けて[38]、来日初のリリーフ登板となったが、4.1イニングを7安打、6四死球、2失点と不安定な投球内容で勝敗は付かなかった[39]。QS率40.9%は、この年パ・リーグで20試合以上に先発登板した21投手の中でワースト[40]とスタミナ面やゲームメイク能力に課題は残したものの、来日1年目は23試合(先発22試合)の登板で10勝7敗、防御率2.94という成績を記録した[41]。オフの11月16日に、西武と推定年俸1億7000万円(前年比7000万円増)の1年契約を締結した[42]。
2023年は開幕ローテーション入りし、開幕2試合目のオリックス戦[43]でシーズン初登板初先発となったが、初回2死から四球を与えた直後に先制2ランホームランを被弾。3回には自身の悪送球で失点するなど[44]、3回を5安打、3四球、6失点(自責点3)という内容で敗戦投手となった[45]。その後も自身の守備のミスが目立ち[46][47]、ピッチングでは試合序盤に好投しながらも1イニング複数失点で一気に崩れる登板が多く[48][49]、5月17日の日本ハム戦でも5回裏に3点を失い、イニング途中で降板[50]。4.1イニングを3失点で両リーグワーストの6敗目を喫すると[51]、同20日には夫人の出産に立ち会うために帰国し、出場選手登録を抹消された[52]。10月2日のロッテ戦で4回4失点で降板し10敗目[53]。 登板は12試合に半減、成績も1勝10敗、防御率5.17と悪化した[54]。12月1日に自由契約となり、西武から退団となった。韓国球界でプレーする見込み[55]。
LG時代
2024年より、韓国のLGツインズと契約する[56]。同年は13勝6敗を記録するも、防御率は4.19と打線に支えられた面が大きかったため、2025年の再契約は結ばれなかった[57][58]。
タイガース時代
2024年12月23日にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結び、翌2025年のスプリングトレーニングには招待選手として参加したが[59]、開幕はAAA級トレド・マッドヘンズで迎えた[6]。トレドでは14試合に先発登板して2勝2敗、防御率2.89の内容で6月26日にマット・ゲージと入れ替わって、3年ぶりとなるメジャー復帰を果たした[60][61]。2025年7月31日にDFAとなった。
オリオールズ時代
2025年7月31日に金銭トレードでボルチモア・オリオールズへ移籍した[62]。
選手としての特徴
詳細情報
年度別投手成績
| 年 度 | 球 団 | 登 板 | 先 発 | 完 投 | 完 封 | 無 四 球 | 勝 利 | 敗 戦 | セ 丨 ブ | ホ 丨 ル ド | 勝 率 | 打 者 | 投 球 回 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 与 四 球 | 敬 遠 | 与 死 球 | 奪 三 振 | 暴 投 | ボ 丨 ク | 失 点 | 自 責 点 | 防 御 率 | W H I P |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017 | MIN | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 21 | 4.0 | 7 | 2 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 4 | 3 | 6.75 | 2.00 |
| 2021 | TB | 9 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 1 | 1.000 | 88 | 22.1 | 17 | 1 | 6 | 0 | 0 | 25 | 0 | 0 | 8 | 7 | 2.82 | 1.03 |
| 2022 | 西武 | 23 | 22 | 0 | 0 | 0 | 10 | 7 | 0 | 0 | .588 | 506 | 122.1 | 103 | 14 | 45 | 0 | 3 | 92 | 0 | 0 | 44 | 40 | 2.94 | 1.21 |
| 2023 | 12 | 12 | 0 | 0 | 0 | 1 | 10 | 0 | 0 | .091 | 236 | 54.0 | 53 | 6 | 23 | 0 | 5 | 30 | 1 | 0 | 37 | 31 | 5.17 | 1.41 | |
| 2024 | LG | 30 | 30 | 0 | 0 | 0 | 13 | 6 | 0 | 0 | .684 | 714 | 167.2 | 169 | 16 | 50 | 0 | 6 | 157 | 4 | 0 | 84 | 78 | 4.19 | 1.31 |
| 2025 | DET | 7 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | .500 | 77 | 17.2 | 23 | 2 | 4 | 0 | 0 | 15 | 0 | 0 | 12 | 11 | 5.60 | 1.53 |
| BAL | 17 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 2 | 4 | .500 | 123 | 28.2 | 27 | 4 | 11 | 4 | 0 | 34 | 1 | 0 | 13 | 10 | 3.14 | 1.33 | |
| '25計 | 24 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 2 | 4 | .500 | 200 | 46.1 | 50 | 6 | 15 | 4 | 0 | 49 | 1 | 0 | 25 | 21 | 4.08 | 1.40 | |
| MLB:3年 | 35 | 4 | 0 | 0 | 0 | 5 | 3 | 4 | 5 | .625 | 309 | 72.2 | 74 | 9 | 22 | 4 | 0 | 76 | 1 | 0 | 37 | 31 | 3.84 | 1.32 | |
| NPB:2年 | 35 | 34 | 0 | 0 | 0 | 11 | 17 | 0 | 0 | .393 | 742 | 176.1 | 156 | 20 | 68 | 0 | 8 | 122 | 1 | 0 | 81 | 71 | 3.62 | 1.27 | |
| KBO:1年 | 30 | 30 | 0 | 0 | 0 | 13 | 6 | 0 | 0 | .684 | 714 | 167.2 | 169 | 16 | 50 | 0 | 6 | 157 | 4 | 0 | 84 | 78 | 4.19 | 1.31 | |
- 2025年度シーズン終了時
年度別守備成績
| 年 度 | 球 団 | 投手(P) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | ||
| 2017 | MIN | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 |
| 2021 | TB | 9 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
| 2022 | 西武 | 23 | 6 | 15 | 3 | 3 | .875 |
| 2023 | 12 | 2 | 14 | 3 | 0 | .842 | |
| 2025 | DET | 7 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
| BAL | 17 | 1 | 1 | 1 | 0 | .667 | |
| '25計 | 24 | 1 | 3 | 1 | 0 | .800 | |
| MLB | 35 | 1 | 5 | 2 | 0 | .750 | |
| NPB | 25 | 8 | 29 | 6 | 3 | .860 | |
- 2025年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最多
記録
MLB
- 初記録
- 投手記録
- 初登板・初先発登板:2017年8月10日、対ミルウォーキー・ブルワーズ(ミラー・パーク)、2回1/3を2失点で勝敗つかず
- 初奪三振:2017年8月15日、対クリーブランド・インディアンス(ターゲット・フィールド)、8回表にヤン・ゴームズから空振り三振
- 初ホールド:2021年8月19日、対ボルチモア・オリオールズ(トロピカーナ・フィールド)、6回表に2番手で救援登板、3回無失点
- 初セーブ:2021年9月4日、対ミネソタ・ツインズ(トロピカーナ・フィールド)、7回表に3番手で救援登板・完了、3回無失点
- 初勝利:2021年9月11日、対デトロイト・タイガース(コメリカ・パーク)、5回裏に2番手で救援登板、4回無失点
- 初先発勝利:2025年7月26日、対オークランド・アスレチックス(コメリカ・パーク)、5回無失点
- 打撃記録
- 初打席:2017年8月10日、対ミルウォーキー・ブルワーズ(ミラー・パーク)、2回表にザック・デイビーズからバ三振
- 初安打:同上、3回表にザック・デイビーズから遊撃内野安打
NPB
- 初記録
- 投手記録
- 初登板・初先発登板・初勝利・初先発勝利:2022年4月10日、対福岡ソフトバンクホークス3回戦(ベルーナドーム)、5回無失点
- 初奪三振:同上、2回表に正木智也から空振り三振
- 打撃記録
- 初打席:2022年6月5日、対東京ヤクルトスワローズ3回戦(明治神宮野球場)、3回表に高梨裕稔から三邪飛
- 初安打:2023年6月14日、対読売ジャイアンツ2回戦(東京ドーム)、3回表に戸郷翔征から左越二塁打[66]
KBO
- 初記録
- 初登板・初先発登板・初勝利・初先発勝利:2024年3月23日、対ハンファ・イーグルス戦(蚕室野球場)、6回2失点
背番号
- 47(2017年)
- 75(2021年 - 2023年)
- 34(2024年)
- 51(2025年 - 同年7月27日)
- 71(2025年8月3日 - )