ヒシアケボノ

From Wikipedia, the free encyclopedia

欧字表記 Hishi Akebono[1]
性別 [1]
ヒシアケボノ
1996年11月17日 京都競馬場
欧字表記 Hishi Akebono[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 黒鹿毛[1]
生誕 1992年2月27日[1]
死没 2008年11月19日(16歳没)
登録日 1994年9月21日
抹消日 1998年2月1日
Woodman[1]
Mysteries[1]
母の父 Seattle Slew[1]
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国[1]
生産者 Swettenham Stud, et al. [1]
馬主 阿部雅一郎[1]
調教師 佐山優栗東[1]
厩務員 月舘勝彦
競走成績
タイトル JRA賞最優秀短距離馬(1995年)[1]
生涯成績 30戦6勝[1]
中央:29戦6勝
地方:1戦0勝
獲得賞金 3億2426万2000[1]
勝ち鞍
GIスプリンターズS1995年
GIIスワンS1995年
テンプレートを表示

ヒシアケボノ(欧字名:Hishi Akebono、1992年2月27日 - 2008年11月19日[1]は、アメリカで産まれ日本で調教された競走馬種牡馬。体重550キログラムを超える大型馬で、短距離路線で活躍した。

半弟アグネスワールド、甥に2003年クイーンアンステークス勝ち馬のDubai Destinationがいる。主戦騎手角田晃一

1994年秋の東京競馬でデビュー。1995年7月に初勝利をあげるまでに6戦を要したが、そこから4連勝で一気にオープン入りを果たした。その後京王杯オータムハンデキャップ、交流重賞の東京盃ではそれぞれ3着、6着に終わったものの、スワンステークス(芝1400m)を1分19秒8の日本レコードで勝利。続くマイルチャンピオンシップは人気を集めたが3着に終わった。しかし次走のスプリンターズステークスでは1番人気に応えてGIレースで初の勝利を収め、1995年の最優秀短距離馬に輝いた。この時の馬体重は560キロで[2]JRA史上最高馬体重でのGI勝利である(2024年現在も破られていない。なお、地方競馬を含めると2016年東京大賞典優勝馬・アポロケンタッキーの565kgという記録がある)。

1996年高松宮杯でスプリントGIレースの連勝を目指したが、フラワーパークに敗れ3着に終わった。安田記念では12番人気と大きく評価を落としたが、逃げ戦法を取り、トロットサンダーの3着に入った。夏に休養を取った後、スワンステークスに出走したが、レース当日の馬体重は30キロ増の580キロで、11着に終わった。続くマイルチャンピオンシップで馬体重はさらに2キロ増の582キロで、15着に終わった。連覇を狙ったスプリンターズステークスでは566キロまで落として出走したが、レースでは出遅れて4着に終わった。

1997年はバーデンバーデンカップ(オープン特別)で61kgの斤量を背負いながら5着に入ったが、後は凡走の連続であった。この年のスプリンターズステークスを最後に引退し、種牡馬となった。

現役時代は最重量級の大型馬であった。当時の大相撲横綱曙太郎に掛けて「アケボノは今回何キロ増なのか」と競馬ファンの注目を集め、競馬場場外馬券売場での馬体重発表時にはしばしばどよめきや喚声が起こった。

競走成績

以下の内容は、netkeiba.com[3]およびJBISサーチ[4]に基づく。

年月日競馬場競走名頭数枠番馬番オッズ(人気)着順騎手斤量
(kg)
距離(馬場)タイム
(上り3F)
タイム
勝ち馬/(2着馬)
1994 11. 5 東京 3歳新馬 12 6 8 4.7 (2人) 4着 田中勝春 54 芝1600m(良) 1:36.8 (35.6) 0.8 コクトジュリアン
11. 20 東京 3歳新馬 8 1 1 2.1 (2人) 2着 田中勝春 55 芝1600m(良) 1:35.5 (36.7) 0.5 タイキクレセント
1995 5. 20 東京 4歳未勝利 16 4 7 2.6 (1人) 3着 田中勝春 55 ダ1200m(良) 1:13.6 (38.2) 0.1 ロングスコウピオ
6. 3 京都 4歳未勝利 13 7 11 2.0 (1人) 4着 田中勝春 55 ダ1200m(良) 1:13.0 (38.0) 0.8 ヤマニンフライト
6. 18 中京 4歳未勝利 16 5 9 2.2 (1人) 5着 武豊 55 ダ1700m(良) 1:49.9 (39.7) 1.2 ロングハルカ
7. 8 中京 4歳未勝利 15 1 1 2.2 (1人) 1着 河内洋 55 芝1200m(良) 1:09.5 (35.5) -2.2 (クロイダンガン)
7. 22 小倉 筑紫特別 500 15 8 14 1.8 (1人) 1着 河内洋 55 芝1200m(良) 1:08.6 (34.7) -1.0 (ウインシーザー)
8. 6 小倉 有明特別 900 15 5 8 1.7 (1人) 1着 角田晃一 54 芝1200m(良) 1:09.1 (35.7) -0.1 (コスモグローリ)
8. 20 小倉 やまなみS 1500 10 7 7 2.9 (2人) 1着 角田晃一 55 芝1200m(良) 1:09.0 (35.0) -0.3 (チアズホープ)
9. 10 中山 京王杯AH GIII 12 5 6 4.2 (2人) 3着 河内洋 53 芝1600m(良) 1:32.7 (35.2) 0.0 ドージマムテキ
9. 27 大井 東京盃 重賞 10 3 3 2.8 (1人) 6着 河内洋 53 ダ1200m(良) 1:12.9( - ) 0.9 サクラハイスピード
10. 28 京都 スワンS GII 14 8 14 7.3 (4人) 1着 角田晃一 55 芝1400m(良) R1:19.8 (34.7) -0.7 ノーブルグラス
11. 19 京都 マイルCS GI 18 1 1 3.6 (2人) 3着 角田晃一 55 芝1600m(良) 1:33.9 (36.1) 0.2 トロットサンダー
12. 17 中山 スプリンターズS GI 16 4 8 2.3 (1人) 1着 角田晃一 55 芝1200m(良) 1:08.1 (34.7) -0.2 ビコーペガサス
1996 4. 28 京都 シルクロードS GIII 13 4 6 3.4 (1人) 3着 角田晃一 57 芝1200m(良) 1:07.9 (34.0) 0.3 フラワーパーク
5. 19 中京 高松宮杯 GI 13 5 7 2.3 (1人) 3着 角田晃一 57 芝1200m(良) 1:08.0 (34.6) 0.6 フラワーパーク
6. 9 東京 安田記念 GI 17 1 2 31.0 (12人) 3着 角田晃一 58 芝1600m(良) 1:33.2 (35.6) 0.1 トロットサンダー
10. 26 京都 スワンS GII 16 8 16 5.3 (3人) 11着 角田晃一 59 芝1400m(良) 1:20.1 (35.7) 0.8 スギノハヤカゼ
11. 17 京都 マイルCS GI 18 5 10 8.0 (4人) 15着 角田晃一 57 芝1600m(良) 1:35.7 (37.7) 1.9 ジェニュイン
12. 15 中山 スプリンターズS GI 11 7 9 9.3 (4人) 4着 角田晃一 58 芝1200m(良) 1:09.7 (35.7) 0.9 フラワーパーク
1997 1. 12 京都 洛陽S OP 16 8 15 4.3 (3人) 8着 角田晃一 62 芝1600m(良) 1:35.4 (37.0) 1.1 ユノペンタゴン
4. 20 京都 シルクロードS GIII 16 6 11 9.1 (2人) 15着 河内洋 58 芝1200m(良) 1:09.0 (35.2) 2.1 エイシンバーリン
5. 18 中京 高松宮杯 GI 18 4 7 20.1 (8人) 14着 角田晃一 57 芝1200m(良) 1:09.5 (35.9) 1.5 シンコウキング
6. 8 東京 安田記念 GI 18 7 15 66.0 (13人) 8着 角田晃一 57 芝1600m(良) 1:34.6 (35.7) 0.8 タイキブリザード
6. 15 福島 バーデンバーデンC OP 15 6 11 4.4 (1人) 5着 角田晃一 61 芝1200m(良) 1:07.8 (34.5) 0.3 シャドウクリーク
9. 28 阪神 セントウルS GIII 14 5 7 4.0 (1人) 13着 角田晃一 56 芝1400m(良) 1:22.2 (37.0) 1.2 オースミタイクーン
10. 25 京都 スワンS GII 16 8 16 25.0 (10人) 11着 角田晃一 59 芝1400m(良) 1:22.2 (36.1) 1.5 タイキシャトル
11. 16 京都 マイルCS GI 18 4 8 98.1 (16人) 14着 角田晃一 57 芝1600m(良) 1:35.9 (39.0) 2.6 タイキシャトル
11. 22 中京 CBC賞 GII 15 3 4 34.3 (7人) 7着 角田晃一 59 芝1200m(良) 1:09.5 (36.1) 1.6 スギノハヤカゼ
12. 14 中山 スプリンターズS GI 16 5 10 53.9 (10人) 9着 中舘英二 57 芝1200m(良) 1:09.4 (36.3) 1.6 タイキシャトル

種牡馬時代

千葉県印旛郡JBBA日本軽種馬協会下総種馬場に繋養されていたが、2007年8月27日茨城県東京大学農学部付属牧場へと移動した。種牡馬登録されたまま移動しているため、同地でも種付けを行っていた。2008年10月より体調を崩し、11月17日に検査のためJRA競走馬総合研究所に移送、2日後の11月19日に病死した[5]。この病気について詳細は不明である。

種牡馬としてはあまり活躍馬は出せなかったが、1999年に誕生したヒシアスカの第3仔であるクラウンロゼ(父:ロサード)が2013年のフェアリーステークスを制し、母父として初の重賞制覇となった。

血統表

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI