ペンタフェニルアンチモン
From Wikipedia, the free encyclopedia
| 物質名 | |
|---|---|
Pentaphenyl-λ5-stibane | |
| 識別情報 | |
3D model (JSmol) |
|
| ChemSpider | |
PubChem CID |
|
CompTox Dashboard (EPA) |
|
| |
| |
| 性質 | |
| C30H25Sb | |
| モル質量 | 507.290 g·mol−1 |
| 関連する物質 | |
| その他の 陽イオン |
ペンタフェニルリン ペンタフェニルヒ素 ペンタフェニルビスマス |
| 関連物質 | ペンタメチルアンチモン ペンタエチルアンチモン |
ペンタフェニルアンチモン(英語: Pentaphenylantimony)は、5つのフェニル基がアンチモン原子に結合した有機金属化合物である。化学式はSb(C6H5)5(SbPh5)で表される。
構造
ペンタフェニルアンチモンの構造はいくつかの研究対象となってきたが、明確な基底状態は未だ不明である。非溶媒和結晶中では、おおむね四角錐形の構造をとる。シクロヘキサンまたはテトラヒドロフランの溶媒和結晶中では、三方両錐形の構造をとる[2]。なお、溶解時にも三方両錐形の構造を示す[2]。溶液NMR測定によると、フェニル基は全て等価であり、流動性を示唆している[3]。
純粋なペンタフェニルアンチモンの固体は、三斜晶系、空間群P1の結晶構造をとり、a=10.286,b=10.600,c=13.594 Å,α=79.20°,β=70.43°,γ=119.52°の単位格子を持つ。底部のSb-C結合の結合長は2.216 Åであり、頂点のSb-C結合の結合長は2.115 Åである[1]。
