モニミア科
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| モニミア科 | |||||||||||||||
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1. Hedycarya arborea の雄花 | |||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||
| Monimiaceae Juss. (1809)[2] | |||||||||||||||
| タイプ属 | |||||||||||||||
| Monimia Thouars (1804)[3] | |||||||||||||||
| シノニム | |||||||||||||||
| 下位分類 | |||||||||||||||
モニミア科(モニミアか、学名: Monimiaceae)は、クスノキ目に分類される被子植物の科の1つである。常緑高木から低木、ときにつる性木本であり、葉は対生し、革質で托葉を欠き、葉脈は葉縁で湾曲して合流する。維管束に放射組織が発達していることが多い。しばしば節が膨らみ、その下部がやや扁平になることが多い。ふつう雌雄異花(図1)。果実はふつう発達した花托に包まれて集合果を形成する。南半球の熱帯から亜熱帯にかけて22–27属200–440種が知られ、とくにマダガスカル、オーストラリア、メラネシアに多い。多様性に富むグループであり、古くはアンボレラ科(アンボレラ目)やトリメニア科(アウストロバイレヤ目)、近年ではシパルナ科やアテロスペルマ科(いずれもクスノキ目)がモニミア科から分離された。
常緑性の高木から低木、または特別な登攀構造をもたない木本性のつる植物(藤本)である[2][4][5][6](図2a)。しばしば枝の節が膨れてその基部側がやや扁平になっている[6]。精油を含み、ふつう芳香がある[2][4]。多くはアルカロイドやフラボノールを含む[4]。アルミニウム蓄積能をもつ[4][6]。一次維管束は管状[4]。二次成長を行い、材は散孔材、隔壁繊維をもち、放射組織は幅広い[4][6]。道管は階段穿孔、網状穿孔、まれに単穿孔をもつ[4]。篩管の色素体はP-typeまたはS-type[4]。節は1葉隙1–多葉跡性[4]。葉は対生(ときに異形の葉が対生)まれに輪生し、単葉、葉柄をもち、托葉を欠く[2][4][5](図2b)。葉身は革質、しばしば腺点をもち、ふつう多量の針晶を含み、毛状突起はふつう単細胞性ときに盾状、気孔はふつう平行型、ふつう向軸側に下皮(表皮下の厚壁細胞層)があり、葉脈は羽状、葉縁で湾曲して結合しており、葉縁は全縁または疎な鋸歯がある[2][4][5][6](図2b)。
花は単生または集散花序や総状花序を形成し、腋生または頂生する[2][5]。ときに苞をもつ[5]。雌雄同株、雌雄異株または混性、花は単性まれに両性、放射相称まれに左右相称、花托が発達して杯状から亜球形、雄蕊や雌蕊を包んでいる[2][4][5](図1, 3)。花被片は3枚から多数、萼片と花弁は分化または未分化、ときに退化、輪生、ときに合生してカリプトラを形成する[2][4]。雄蕊(雄しべ)は数個から多数(最大1800個)、花托内に輪生または不規則に散在し、花托が裂開して雄しべが現れるものもある[2][4][5][7](図1, 3a, b)。ときに葯隔が発達し、花糸は短く、ふつう付属体を欠くが、まれに基部に1対の蜜線をもつ[2][4][5]。葯は外向または内向、ふつう4室、ふつう縦裂開ときに横裂開する[2][4][5][6]。タペート組織は分泌型、小胞子形成は同時型[4]。花粉粒はふつう無口粒、ときに単溝粒[4]。しばしば雄蕊の内側に仮雄蕊(仮雄しべ)があり、また雌花はときに仮雄蕊をもつ[4][2]。心皮は1個から多数(最大2000個)、離生心皮、子房上位または花托に埋没している[2][4][5][7](図3c)。柱頭は乾性型、花柱・柱頭は離生またはときに粘液栓(ハイパースティグマ hyperstigma)で覆われており、花粉管はこの粘液栓を通って伸長する[2][6][7]。1心皮に胚珠は1個、頂生胎座、倒生胚珠、2珠皮、厚層珠心、胚嚢発生はネギ型、内胚乳形成は造壁型[2][4][5]。
果実はふつう1種子を含む核果または痩果、1つの花に由来する複数の果実が花托に包まれて集合果を形成し、これが裂開して個々の果実が露出する[2][4][5](図4)。それぞれの果実は、ときに仮種皮状の構造で部分的に覆われる[2]。種子は油性の多量の内胚乳を含み、胚は直線状[2][4]。地上子葉性[4]。基本染色体数は x = 20[6]。




