二階ぞめき

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二階ぞめき』(にかいぞめき)は、古典落語の演目。『二階素見』とも[要出典]。「ぞめき」とは、本来は「浮かれ騒ぐ」ことを指すが[1]、「吉原遊廓に上がらず眺めるだけの冷やかし行為」[2]、あるいは「張見世の格子越しに遊女をからかい廓内をひやかし歩き回ること」[1]、といった意味で用いられている。吉原遊廓を一通り眺めないと気持ちよく寝られないという商家の若旦那のために、店の者が家の二階に女郎屋を思わせるしつらえを施すという内容。もとは上方落語の演目で、江戸落語(東京)には明治3代目柳家小さんが移入したとされる[1][3]

原話は、延享4年(1747年)に出版された笑話本『軽口花咲顔(かるくちはなえがお)』第5巻所収「二階の遊興」[2][3]。その後も複数の笑話本に同工の話が見られ、上方の桂松光の演題集『風流昔噺』(万延2年・1861年)には「息子二階のすまい ここでおうたゆうな」とあり、すでに落語として口演されていた[1]

1940年9月に当時の講談落語協会が警視庁に届ける形で口演自粛を決定した禁演落語53演目に含められた[4][5]

※以下、東大落語会編『落語事典 増補』のあらすじに準拠する[2]

吉原遊廓を全部見て回らないと寝付きが悪いという若旦那のために、大旦那と番頭が二階に女郎やそっくりの内装をしつらえた。気をよくした若旦那は夕方になると吉原に行った気分で大声で歌い出す。それを止めさせようと小僧の長吉が二階に来ても、若旦那は一人で店の女郎との会話を再現している。たまりかねた長吉が「若旦那! 」と怒鳴ると若旦那は「おまえ家に帰ったらここで会ったことを親父にだまっといてくんな」と答えた。

バリエーション

柳家喬太郎は、かつて西武池袋駅構内にあったフードコート「スナックランド」を舞台にした「すなっくらんどぞめき」を演目としている[6]

脚注

参考文献

関連項目

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