鰻の幇間

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鰻の幇間』(うなぎのたいこ)は、古典落語の演目。作者不詳の、いわゆる「間抜け落ち」の落とし話。主に東京で広く演じられる。

幇間、またはたいこ持ちとは、酒席や遊興の場で顧客に同席し、口先や即席芸でお座敷を盛り上げ、客を楽しませ、ご祝儀や飲食費をもらって生活する職業である。幇間は置き屋に所属する者と、自分の人脈で顧客を掴まなくてはならない全くの私営業者があり、後者を「野だいこ」と称した。本編は野だいこのひとりの失敗談を通じ、聴衆の笑いを誘いながら、顧客に媚びへつらわなくてはならない幇間の悲哀を描いている。

明治中期ごろに東京の初代柳家小せんが得意にし、昭和期には8代目桂文楽5代目古今亭志ん生8代目三笑亭可楽5代目(自称3代目)春風亭柳好6代目三遊亭圓生などの持ちネタとして知られた。興津要はそれらの演者について、「文楽は悲喜劇として演じ、志ん生は喜劇として演じている」、元幇間の柳好については「自然体でもっとも幇間に近い」と評した[1]

上方では、4代目桂春団治が改作し演じている[要出典]

バリエーション

脚注

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