次没食子酸ビスマス
From Wikipedia, the free encyclopedia
|
| |
| 臨床データ | |
|---|---|
| AHFS/ Drugs.com |
国別販売名(英語) International Drug Names |
| 投与経路 | 経口 |
| ATCコード | |
| 法的地位 | |
| 法的地位 |
|
| 識別子 | |
| |
| CAS登録番号 | |
| PubChem CID | |
| DrugBank | |
| ChemSpider | |
| UNII | |
| ChEBI | |
| CompTox Dashboard (EPA) | |
| ECHA InfoCard | 100.002.493 |
| 化学的および物理的データ | |
| 化学式 | C7H5BiO6 |
| 分子量 | 394.091 g·mol−1 |
| 3D model (JSmol) | |
| 密度 | 1.1 g/cm3 |
| |
| |
| | |
次没食子酸ビスマス(じぼっしょくしさんビスマスまたはじもっしょくしさんビスマス、英語: Bismuth subgallate)は、化学式C7H5BiO6で表される化合物であり、主にガスや便の消臭に用いられる。アメリカでは、FDA認可済みのOTC薬品であるデブロム(内用消臭薬)の有効成分として使われている。また、ピロリ菌感染症の治療や創傷治療にも用いられ、内用消臭薬としては、消化管ストーマ手術、肥満外科手術を受けた患者や、便失禁、過敏性腸症候群の患者に広く用いられている[1]。
1974年の二重盲検試験では、回腸造瘻術を受けた患者のガスと便に対する消臭効果が報告された[2]。
舌や便の色が一時的に黒ずむことがある[3] 。
1974年、腹会陰式直腸切断術後に次没食子酸ビスマスを服用した結腸がん患者4例において、可逆性脳症が認められた[4]。
次没食子酸ビスマスは、この物質に対する過敏症がある場合は禁忌であり、肝疾患または腎疾患の患者も服用には注意が必要である[3]。また、アメリカの分類では胎児危険度分類はカテゴリーCに分類される[3]。(リスクは排除できず、動物の生殖実験では胎児への副作用が確認されており、ヒトへの十分適切かつ厳密な管理下における研究は存在しない。しかし潜在的な利益が潜在的なリスクにもかかわらず妊婦による服用を正当化する場合がある。)授乳期においては、次没食子酸ビスマスはごくわずかしか乳児へ移行しない[3]。
