ペンタメチルビスマス

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ペンタメチルビスマス
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
UNII
性質
C5H15Bi
モル質量 284.155 g·mol−1
外観 青紫色の固体
関連する物質
関連物質 トリメチルビスマス
ペンタメチルヒ素
ペンタメチルアンチモン
ペンタメチルタンタル
ペンタフェニルビスマス
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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ペンタメチルビスマス英語: Pentamethylbismuth)は、化学式Bi(CH3)5で表されるビスマスに5つのメチル基が結合した有機金属化合物である。超原子価化合物の一つであり、分子構造は三方両錐形分子構造をとる[2]

ペンタメチルビスマスは二段階の反応を経て生成される。まずトリメチルビスマス塩化スルフリルを反応させ、その生成物であるジクロロトリメチルビスマスをエーテルに溶けた二当量メチルリチウムと反応させる[3]。青色の溶液を-110℃まで冷却することで、固体が沈殿する。

Bi(CH3)3 + SO2Cl2 → Bi(CH3)3Cl2 + SO2
Bi(CH3)3Cl2 + 2LiCH3 → Bi(CH3)5 + 2LiCl

性質

thumbペンタメチルビスマスのエネルギー順位と形状 -110℃において、Bi(CH3)5は青紫色の固体となる。メチル基は三方両錐形をとり、ビスマスとの結合長はすべて同じである。しかし、核磁気共鳴スペクトラムからすべてのメチル基が等価であることがわかるように、分子は非剛体分子である[3]。固体では安定だが、気体では、熱したり溶液にすることでトリメチルビスマスへ分解する[2][3]。 トリメチルビスマスは、無色であるビスマス化合物や他の超原子価ニクトゲン化合物としては珍しく有色であるが、計算によってこの色はHOMO/LUMO遷移によるものだと示されている。HOMOは配位子に基づくが、LUMOは相対論的に安定化されたビスマスの6s電子軌道によって修正される[4]

反応

脚注

参考文献

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