1996年の福岡ダイエーホークス

From Wikipedia, the free encyclopedia

1996年の福岡ダイエーホークス
成績
パシフィック・リーグ6位
54勝74敗2分 勝率.422
本拠地
都市 福岡県福岡市中央区
球場 福岡ドーム
球団組織
オーナー 中内㓛
(代行:中内正
経営母体 ダイエー
監督 王貞治
選手会長 若井基安
スローガン
一二三いかせます。
« 1995
1997 »

テンプレートを表示

1996年の福岡ダイエーホークスでは、1996年シーズンについての福岡ダイエーホークスの動向をまとめる。

この年の福岡ダイエーホークスは、王貞治監督の2年目のシーズンである。

福岡ダイエーホークスの当年及び近年のシーズン成績
最終成績














O
P
S





1996 リーグ6位6位13054742.422..王貞治
1995 リーグ5位5位13054724.429..王貞治
1994 リーグ4位4位13069601.535..根本陸夫
1993 リーグ6位6位13045805.360..根本陸夫
1992 リーグ4位4位13057721.442..田淵幸一
1991 リーグ5位5位13053734.421661..4.743568田淵幸一
1990 リーグ6位6位13041854.325757..5.562865田淵幸一
1989 リーグ4位4位13059647.480..杉浦忠
1988 リーグ5位5位13058711.450..杉浦忠
1987 リーグ4位4位130576310.475..杉浦忠
1986 リーグ6位6位13049738.402..杉浦忠

王監督2年目のこの年は日本ハムとの間で大型トレードを行い、リリーフエースの下柳剛を放出して新たに武田一浩を獲得。移籍2年目の工藤公康若田部健一とともに先発投手陣を形成。打撃陣はケビン・ライマーが退団したが、それ以外の戦力は不変だった。先発陣の強化に成功したチームだが、4月を7勝16敗の借金9 (平和台球場時代の1990年4月の3勝12敗1分と並ぶ福岡移転後の同月ワーストタイ)で終え、5月1日まで6連敗を喫し早くも借金10に達する。5月に入っても不振で、5月9日の対近鉄戦(日生球場)で4連敗目を喫し、直近13試合で2勝11敗で借金13となると、球場を出るバスに乗ろうとした王監督や選手にめがけて生卵が投げつけられる事件が発生。生卵事件に発奮したチームは6月に13勝11敗と勝ち越してようやく最下位を脱出すると、7月も10勝6敗、8月は負け越したものの12勝14敗とまずまずの成績を残した。しかし、9月に入り8日から23日まで引き分けを挟み9連敗するなど失速、同月以降4勝14敗1分と大きく負け越したのが響いて最下位に沈み、王監督の悲願であるAクラス入りはこの年もならなかった。投手陣は工藤が178奪三振を記録し、パ・リーグ最多奪三振のタイトルを獲得したが、ロドニー・ボルトンホセといった新外国人投手をはじめ、武田とヒデカズを除く多くの選手が期待外れに終わり[1]、チーム防御率は4.04の最下位。打撃陣は4番の小久保裕紀がチームトップの24本塁打を放つ奮闘を見せ、この年から2番の村松有人が盗塁王を獲得するなど、明るい話題もあった。一方で1995年に西武から移籍した大ベテランの石毛宏典がこの年限りで引退した。対戦成績ではリーグ連覇を達成したのオリックスに12勝14敗と健闘したが、2位日本ハムに9勝17敗と大きく負け越した。

チーム成績

レギュラーシーズン

オーダー変遷
開幕:3/305/16/17/28/19/1
1 松永浩美 村松有人村松有人村松有人村松有人松永浩美
2 村松有人 浜名千広浜名千広浜名千広浜名千広浜名千広
3 秋山幸二 秋山幸二秋山幸二秋山幸二秋山幸二秋山幸二
4 小久保裕紀 小久保裕紀小久保裕紀若井基安吉永幸一郎小久保裕紀
5 吉永幸一郎 若井基安若井基安吉永幸一郎小久保裕紀大道典良
6 藤本博史 ライディライディライディ大道典良河野亮
7 ライディ 藤本博史藤本博史小久保裕紀藤本博史藤本博史
8 若井基安 川越透川越透河野亮湯上谷竑志川越透
9 浜名千広 松永浩美湯上谷竑志柳田聖人坊西浩嗣湯上谷竑志
工藤公康ホセ工藤公康吉武真太郎内山智之藤井将雄

[2]

1996年パシフィック・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 最終成績
1位 オリックス-- 日本ハム-- 日本ハム-- 日本ハム-- オリックス-- オリックス--
2位 日本ハム0.5オリックス0.5オリックス2.5オリックス4.0日本ハム0.5日本ハム7.0
3位 近鉄1.0近鉄2.0近鉄7.0ロッテ7.5近鉄8.5西武13.0
4位 ロッテ1.5ロッテ5.0ロッテ7.5近鉄9.0ロッテ10.0近鉄14.5
5位 西武5.0西武5.5西武9.5ダイエー11.5ダイエー12.5ロッテ15.5
6位 ダイエー7.0ダイエー11.0ダイエー12.5西武13.0西武13.5ダイエー22.0
期間
成績
7勝16敗
勝率.304
8勝13敗1分
勝率.381
13勝11敗
勝率.542
10勝6敗
勝率.625
12勝14敗
勝率.462
4勝14敗1分
勝率.222
1996年パシフィック・リーグ成績
順位球団勝率
優勝オリックス・ブルーウェーブ74506.597--
2位日本ハムファイターズ68584.5407.0
3位西武ライオンズ62644.49213.0
4位近鉄バファローズ62671.48114.5
5位千葉ロッテマリーンズ60673.47215.5
6位福岡ダイエーホークス54742.42222.0

オールスターゲーム1996

  • 選出選手
ポジション名前選出回数
投手武田一浩3
捕手吉永幸一郎4
二塁手小久保裕紀2
遊撃手浜名千広3
外野手秋山幸二12
村松有人
  • 太字はファン投票による選出。

個人成績

投手成績

  • 色付きは規定投球回数(130イニング)以上の選手
  • 太字はリーグ最高
選手








































W
H
I
P
 
/工藤公康29299108150867202.2207177011786094793.511.37
/武田一浩26266401580722171.0167165641146077733.841.30
/ヒデカズ2120310950603145.014116362991044412.541.22
/吉武真太郎35166104131599141.113614487833059543.441.30
/ホセ4281006916446103.21174280791142363.131.40
/木村恵二30410016529065.1737230553040405.511.47
/内山智之28600032026260.1686220338032294.331.49
/藤井将雄11600013018841.2562111262025245.181.61
/吉田豊彦18600013018541.1476172281025235.011.55
/佐久本昌広24000013016837.0434201321021204.861.70
/ボルトン11600022014831.0363231183022226.391.90
/若田部健一23000020012629.239351160017175.161.48
/西村基史2900000006915.1170701120752.931.57
/濱涯泰司520001116515.0141611340974.201.33
/有倉雅史1100000216414.21525014001195.521.36
/ミツグ1300000006413.2212408001095.931.83
/高山郁夫80000010326.2114113009810.801.80
/斉藤学90000000255.07130300335.402.00
/渡辺智男21000010274.1121304007714.543.46
/田之上慶三郎2000000093.00000400000.000.00
/松田慎司30000000152.161201005519.293.43
/吉田修司10000000101.251101104421.603.60
/廣田浩章2000000041.01100010119.001.00
/高木晃次3000000030.110100001127.006.00

打撃成績

  • 色付きは規定打席(403打席)以上の選手
  • 太字はリーグ最高
選手











































O
P
S
 
/浜名千広1305604856512316831644733122963703616.254.307.338.645
/小久保裕紀126539478731182632422282730648179513.247.321.464.785
/秋山幸二121512466531402709194661340535167812.300.354.416.770
/村松有人1084734065611914901513858261614515422.293.370.372.742
/吉永幸一郎12447039059115212202007213367051697.295.398.513.911
/若井基安10836032832836309519012228003510.253.310.290.600
/藤本博史10130926624561106852303333611639.211.304.320.623
/大道典良903032743289240101435100342101477.325.370.522.892
/ライディ812852492970111710429114322813602.281.358.418.776
/松永浩美6623620719451213681331522101483.217.290.329.619
/湯上谷竑志862202003154812702083321302474.270.318.350.668
/河野亮672071852147707752400321403474.254.314.405.719
/柳田聖人61125111162430027101251800172.216.267.243.510
/川越透37888110194002350030400132.235.271.284.555
/脇坂浩二55716415122022051130400201.188.235.313.548
/城島健司176258514204289100030191.241.290.483.773
/石毛宏典1829231300031101140052.130.250.130.380
/坊西浩嗣2824202310042000130071.150.250.200.450
/山口裕二2221195310040101010050.158.200.211.411
/本間満1414131300030000010030.231.286.231.516
/内之倉隆志1013121300030000010040.250.308.250.558
/吉本一義7650000000000010020.000.167.000.167
/大越基8330000000100000000.000.000.000.000
/西島貴之6221000000000000010.000.000.000.000
/杉田勇1110000000000000000.000.000.000.000

できごと

  • 5月9日 - 日生球場での最後のプロ野球公式戦となる近鉄対福岡ダイエーホークスの試合が行われる。試合終了後、試合に負けたダイエー選手のバスにファンが生卵を投げつける。[3]
  • 9月16日 - 西武球場での西武対ダイエー戦で苛立ちを募らせたファンから「今すぐ辞めろ、サダハル」などの横断幕を掲げられた上に散々ヤジられ、発煙筒を投げ込まれ試合が中断。「発煙筒事件」

選手・スタッフ

[4]

表彰選手

ドラフト

出典

Related Articles

Wikiwand AI