アスカリーブル

From Wikipedia, the free encyclopedia

欧字表記 Asuka Libre[1]
性別 [1]
アスカリーブル
欧字表記 Asuka Libre[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 黒鹿毛[1]
生誕 2009年4月14日[1]
死没 2017年5月7日(8歳没)[2]
抹消日 2016年1月28日[3]
ブラックタキシード[1]
ステキナデアイ[1]
母の父 ホワイトマズル[1]
生国 日本の旗 日本(北海道門別町)[1]
生産者 高山牧場[1]
馬主 坂本敏浩[1]
調教師 田村彰啓(西脇
→佐野謙二(大井
川島正行船橋
出川克己(船橋)
→鈴木義久(川崎
[1]
競走成績
タイトル NARグランプリ3歳最優秀牝馬(2012年)[1]
生涯成績 35戦11勝[1]
獲得賞金 1億3134万5000[1]
勝ち鞍 JpnII:関東オークス(2012年)
SI:東京プリンセス賞(2012年)
SII:ユングフラウ賞(2012年)
SII:黒潮盃(2012年)
SII:戸塚記念(2012年)
重賞II:園田プリンセスカップ(2011年)
ビューチフル・ドリーマーカップ(2014年)
[1]
テンプレートを表示

アスカリーブルAsuka Libre[1])とは、日本競走馬繁殖牝馬。主な勝ち鞍に2012年関東オークス東京プリンセス賞黒潮盃など。2012年度のNARグランプリ3歳最優秀牝馬に選出され、GRANDAME-JAPANでは2013年2014年の古馬シーズンに優勝した。

2011年6月14日、園田競馬場でのファーストトライ競走でデビューし、1着。8月の一組戦2戦も勝って3連勝とし、9月の園田プリンセスカップでは3番手の競馬から最後メイレディの追撃をクビ差凌いで、4連勝で重賞初制覇を果たした[5][6]。鞍上の大柿一真もこれが初重賞制覇となり、表彰式の場で公開プロポーズを敢行してのちに結婚に至るが[6][7]、その大柿がレース後の調教に一度も乗る機会のないまま、南関東公営競馬に転出[6]。この時点で園田2歳世代のトップと目されていた矢先の移籍劇を受けて、競馬キンキの中司匡洋は「園田2歳戦線は今まさに戦国時代」と表現した[8]

南関東では、まず大井競馬場・佐野謙二厩舎に入り、大井初戦のくまたか特別を勝つが、続くみずどり特別は2着、12月の東京2歳優駿牝馬エンジェルツイートの7着に終わった。GRANDAME-JAPAN2011の2歳シーズンはタッチデュールと同じ12ポイントを獲得したが、東京2歳優駿牝馬で1着2着のエンジェルツイート、エミーズパラダイスがポイント獲得資格を満たしていなかったことと、同点の場合は東京2歳優駿牝馬の着順が優先されることから、ローレル賞2着に東京2歳優駿牝馬3着のショコラヴェリーヌに続く2位となった[9]

3歳初戦の準重賞・桃花賞3着のあと船橋競馬場川島正行厩舎に移り、川島厩舎所属としての初戦であるユングフラウ賞は道中5番手から6番手の競馬から直線で先行馬をとらえて重賞2勝目[10][11]桜花賞の優先出走権を得るもこれを行使せず[11]京浜盃4着を経て臨んだ東京プリンセス賞では中団に構える競馬から伸びてエンジェルツイートを3馬身半差下し、重賞3勝目を挙げた[12]。続く関東オークスも好位からの競馬を制して南関東の牝馬二冠を達成し、2006年チャームアスリープ以来の地方馬による関東オークス制覇を成し遂げた[13][14][15]。一方でGRANDAME-JAPAN2012の3歳シーズンは、園田時代に3度下したメイレディに2ポイント届かぬ27ポイントで2位に終わった[15]。夏場も走り、8月の黒潮盃は中団から押し出す競馬で重賞4勝目とした[16]。9月の戸塚記念もまた好位からの競馬でシラヤマヒメの追い上げを1馬身差退け重賞5勝目、重賞4連勝を達成[17]。その後はロジータ記念2着、クイーン賞9着という結果に終わったが、2012年度のNARグランプリ各部門の選考では3歳最優秀牝馬に選ばれた[18]

4歳となってからは出川克己厩舎に移籍し、4歳初戦の大井記念10着、2戦目の京成盃グランドマイラーズ3着のあと、GRANDAME-JAPAN2013の古馬シーズン対象重賞を行脚し、兵庫サマークイーン賞ビューチフル・ドリーマーカップで連続2着のあとシーズン最終戦のレディスプレリュードで6着[19]。ビューチフル・ドリーマーカップ勝ち馬のシャイニングサヤカと同じポイントを獲得していたが、シリーズ規定で古馬シーズン優勝馬となった[19]。5歳時の2014年は7月のスパーキングレディーカップ9着を振り出しに前年同様兵庫サマークイーン賞、ビューチフル・ドリーマーカップとレディスプレリュードのGRANDAME-JAPAN古馬シーズン対象重賞の3戦を走り、兵庫サマークイーン賞を2年連続2着としたあと出走のビューチフル・ドリーマーカップではスタートから逃げの手を打ってそのまま押し切り、戸塚記念以来の勝利を重賞7勝目という形で挙げた[20]。レディスプレリュードは7着だったが、28ポイントを獲得して2年連続GRANDAME-JAPAN古馬シーズンの覇者となった[21]。その後は年末の東京シンデレラマイル川崎競馬場・鈴木義久厩舎に移っての初戦である2015年エンプレス杯で5着に入ったのが最高成績で、2016年川崎記念11着が最後の競馬となった。1月28日付で競走馬登録を抹消。

競走成績

以下の内容は、JBISサーチ[4]、netkeiba.com[22]地方競馬全国協会[3]に基づく。

年月日競馬場競走名距離(馬場)頭数枠番馬番オッズ(人気)着順タイム
(上り3F)
着差騎手斤量
[kg]
勝ち馬/(2着馬)馬体重
[kg]
2011.6.14 園田 ファーストトライ 820m(稍) 9 8 8 4.3(2人) 1着 0:49.9(35.6) -0.2 大柿一真 53 (チェリートップ) 431
8.4 園田 一組2歳 ダ1400m(良) 11 1 1 5.0(3人) 1着 1:30.7(39.7) -0.7 大柿一真 53 (メイレディ) 440
8.25 園田 一組2歳 ダ1400m(稍) 8 6 6 1.4(1人) 1着 1:31.3(40.7) -0.5 大柿一真 53 (メイレディ) 452
9.22 園田 園田プリンセスC 重賞II ダ1400m(不) 9 3 3 1.3(1人) 1着 1:31.1(40.3) 0.0 大柿一真 53 (メイレディ) 455
10.31 大井 くまたか特別 ダ1200m(良) 10 8 9 6.2(5人) 1着 1:14.7(39.3) -0.2 江川伸幸 55 (ノースソルジャー) 463
11.29 大井 みずどり特別 ダ1600m(良) 14 1 1 10.9(4人) 2着 1:41.8(38.8) 0.8 江川伸幸 55 エミーズパラダイス 465
12.31 大井 東京2歳優駿牝馬 SI ダ1600m(良) 16 3 5 38.2(9人) 7着 1:42.2(39.8) 1.4 江川伸幸 54 エンジェルツイート 463
2012.1.19 大井 '12桃花賞 準重賞 ダ1600m(良) 12 6 9 5.6(2人) 3着 1:42.3(39.4) 0.4 江川伸幸 55 ゴールドキャヴィア 464
2.22 浦和 ユングフラウ賞 SII ダ1400m(良) 12 8 12 3.9(2人) 1着 1:30.2(39.5) -0.4 戸崎圭太 55 (レイモニ) 448
3.28 大井 京浜盃 SII ダ1700m(稍) 16 8 15 13.5(6人) 4着 1:47.6(39.6) 1.7 今野忠成 54 パンタレイ 450
5.10 大井 東京プリンセス賞 SI ダ1800m(不) 16 2 4 7.2(3人) 1着 1:53.5(39.5) -0.7 今野忠成 54 (エンジェルツイート) 451
6.13 川崎 関東オークス JpnII ダ2100m(不) 14 3 4 5.4(3人) 1着 2:14.1(39.0) -0.3 今野忠成 54 (サトノジョリー) 453
8.15 大井 黒潮盃 SII ダ1800m(良) 16 7 14 2.2(1人) 1着 1:54.8(38.8) -0.2 今野忠成 57 (ディーオ) 458
9.7 川崎 戸塚記念 SII ダ2100m(良) 13 5 8 1.3(1人) 1着 2:17.8(41.1) -0.2 今野忠成 56 (シラヤマヒメ) 459
11.7 川崎 ロジータ記念 SI ダ2100m(不) 14 6 10 1.5(1人) 2着 2:14.3(39.3) 0.2 今野忠成 54 エミーズパラダイス 469
12.5 船橋 クイーン賞 JpnIII ダ1800m(稍) 14 6 10 8.4(4人) 9着 1:54.9(38.9) 1.6 今野忠成 53 レッドクラウディア 475
2013.5.15 大井 大井記念 SII ダ2600m(良) 16 6 12 11.4(4人) 10着 2:52.5(40.8) 4.4 吉原寛人 56 フォーティファイド 484
6.19 船橋 京成盃グランドマイラーズ SIII ダ1600m(稍) 14 1 1 69.7(11人) 3着 1:39.7(38.5) 1.0 吉原寛人 54 セイントメモリー 482
7.25 園田 兵庫サマークイーン賞 重賞I ダ1700m(良) 12 6 8 1.3(1人) 2着 1:50.4(37.8) 0.3 吉原寛人 55 マンボビーン 469
9.2 水沢 ビューチフル・ドリーマーC 重賞 ダ1900m(不) 9 8 9 1.6(1人) 2着 1:58.9(37.9) 0.1 吉原寛人 55 シャイニングサヤカ 472
10.3 大井 レディスプレリュード JpnII ダ1800m(重) 13 5 6 39.1(6人) 6着 1:54.7(39.7) 1.7 今野忠成 56 メーデイア 475
2014.7.2 川崎 スパーキングレディーC JpnIII ダ1600m(良) 12 1 1 99.2(8人) 9着 1:41.9(39.9) 2.5 石崎駿 57 サウンドガガ 472
7.25 園田 兵庫サマークイーン賞 重賞I ダ1700m(良) 12 7 10 6.2(3人) 2着 1:51.2(39.3) 1.1 本田正重 55 エーシンサルサ 460
9.1 水沢 ビューチフル・ドリーマーC 重賞 ダ1900m(良) 11 1 1 1.3(1人) 1着 2:03.5(37.8) -0.4 吉原寛人 55 (タッチデュール) 468
10.2 大井 レディスプレリュード JpnII ダ1800m(良) 10 5 5 106.3(7人) 7着 1:53.5(36.9) 2.0 今野忠成 56 ワイルドフラッパー 490
12.3 船橋 クイーン賞 JpnIII ダ1800m(重) 14 7 12 66.3(7人) 7着 1:54.2(39.7) 1.2 今野忠成 52 トロワボヌール 476
12.30 大井 東京シンデレラマイル SIII ダ1600m(稍) 16 7 14 21.2(5人) 5着 1:41.9(40.2) 1.1 吉原寛人 58 ノットオーソリティ 470
2015.1.29 川崎 多摩川オープン OP ダ1600m(稍) 14 3 3 22.1(5人) 10着 1:45.6(40.1) 2.5 的場文男 56 ソルテ 467
3.4 川崎 エンプレス杯 JpnII ダ2100m(不) 12 6 7 75.0(5人) 5着 2:20.4(41.1) 3.3 今野忠成 56 アムールブリエ 470
8.31 水沢 ビューチフルドリーマーC 重賞 ダ1900m(不) 12 6 8 6.1(3人) 7着 2:04.4(40.4) 2.0 今野忠成 55 サンバビーン 465
10.1 大井 レディスプレリュード JpnII ダ1800m(稍) 14 3 3 423.1(12人) 12着 1:55.7(39.6) 5.5 今野忠成 56 サンビスタ 473
11.3 大井 JBCレディスクラシック JpnI ダ1800m(不) 15 6 11 798.4(12人) 12着 1:56.9(41.8) 5.4 本田正重 55 ホワイトフーガ 474
12.9 船橋 クイーン賞 JpnIII ダ1800m(良) 14 3 4 412.0(10人) 7着 1:55.6(39.6) 2.0 町田直希 51 ディアマイダーリン 478
2016.1.3 川崎 報知オールスターC SIII ダ2100m(良) 12 1 1 121.6(11人) 11着 2:20.9(42.8) 2.8 町田直希 55 グルームアイランド 480
1.27 川崎 川崎記念 JpnI ダ2100m(良) 13 7 11 607.7(10人) 11着 2:22.0(42.2) 7.9 今野忠成 55 ホッコータルマエ 477

引退後

引退後は新生ファームで繁殖牝馬となり、2017年3月13日に初仔を産んだのちロージズインメイと交配されたが、初仔の離乳直前の5月7日に死亡した[2][23][24]。初仔はのちにアクアリーブルと命名され、2020年桜花賞、東京プリンセス賞を制して母娘二代でNARグランプリ3歳最優秀牝馬に選出、またGRANDAME-JAPAN2020の3歳シーズン優勝馬となった[25][26]

産駒一覧

生年馬名毛色馬主管理調教師戦績主な勝利競走供用出典
初仔2017年アクアリーブル栗毛パイロ(有)新生ファーム北海道・角川秀樹
船橋佐藤賢二
→船橋・米谷康秀
→北海道・角川秀樹
25戦4勝2020年東京プリンセス賞
2020年桜花賞(浦和)
2019年知床賞
[27]

血統表

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI